岐阜の画廊 文錦堂

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「MINO展 2014」私の一押し作品!!/池西 剛 編

2014-02-14 15:23:14 | 工芸
皆様、こんにちは。 今日は、バレンタインデーですね。



今日の岐阜は、朝から辺り一面銀世界となっています。 予報ではこれから夜にかけても降り続くそうで、岐阜市内では20cmの積雪が予想されています・・・。(



さて、早いもので現在開催中の「MINO展 2014」 【~16日()迄】も、残すところ 3日間となりました。
会期中は、県内外から本当に多くのお客様にご来廊頂き誠に有難うございます。 改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、今日も「私の一押し作品」として、愛媛県今治市で作陶活動を続ける池西 剛先生の珠玉の「黄瀬戸」作品ををご紹介させて頂きます。
古陶磁に学ばれ、深い見識を持つ池西先生が手掛ける焼き物は、信楽・備前・高麗・瀬戸黒・唐津など多岐に亘り、古格を漂わせた作風は多くの愛陶家の方々を魅了します。
取分け、池西先生の原点とも云うべき「黄瀬戸」作品は人気が高く、柔らかで温かみを感じさせる黄瀬戸の釉肌に濃緑色のタンパンとコゲが絶妙なバランスで配されています。
近年、黒高麗や黒唐津など「黒」作品を主体に展開されていた池西先生でしたが、今回の「MINO展」のために久々に「黄瀬戸」の窯を新たに焚いて下さりました。 感謝です!!

今回の窯では、黄色の発色を特に意識して制作されたそうです。
作品を通して、池西先生が突き詰めた「黄瀬戸」“魅力”を余すところなく感じていただければと思います・・・。



   池西 剛 作 「黄瀬戸菖蒲文徳利」 H15.4×D 8.5cm・・・・・(売約済



   池西 剛 作 「黄瀬戸片口」 H11.0×D 9.0cm・・・・・(売約済



   池西 剛 作 「黄瀬戸ぐい呑」 H 4.9×D 6.8cm・・・・・(売約済



   池西 剛 作 「黄瀬戸胴紐ぐい呑」 H 5.0×D 6.2cm・・・・・(売約済

池西 剛 (いけにし ごう)

1961年 大阪府吹田市生まれ。 各地の窯場を巡られ日本・朝鮮・中国の古陶磁を学んだ後、愛媛県今治市に五連房式登窯・単室穴窯を築窯。
全国各地で個展を中心に作品を発表されています。
近年、その活躍は目覚しく、備前・黄瀬戸・唐津・高麗など多種多様の作品は古陶と見まがわんばかりの風格を感じさせ見る者を驚かせます。

ラストを飾る明日の「私の一押し作品」 は、「MINO展」初参加となった隠崎 隆一先生の作品です。 乞うご期待!!!
コメント
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