岐阜の画廊 文錦堂

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春の足音・・・。/「MINO展」特別出展作品紹介

2014-02-04 11:37:49 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日は「立春」ですね。 プロ野球のキャンプも始まるなど、の足音が日増しに感じるようになってきました。

さて、今日は今週末の「MINO展 2014」【 2月 8日(土)~16日()】を前に、コレクター様からを感じさせてくれる素晴らしい作品が入荷してきましたのでご紹介させて頂きます。
ご紹介させて頂く作品は、生前「油揚手」の名手として名高かった各務 周海先生の「黄瀬戸」による酒器揃です。

周海黄瀬戸ならではの油が自然と滲み出てくるかのような「油揚手」と称される釉肌は、まるで辺り一面黄色い絨毯で覆われたかのように咲き誇る菜の花畑を連想させてくれます。



先ずは、品格溢れる器形、光沢ある「油揚手」の釉肌、発色の良いタンパンと焦げなど、黄瀬戸の魅力を存分に感じさせてくれる「徳利」から。



   各務 周海「黄瀬戸徳利」H12.0×D 8.4cm (売約済

 彫り文様の周辺に色濃く発色したタンパン。

続いて、珍しい輪花形の「筒ぐい呑」も。



   各務 周海「黄瀬戸ぐい呑」H 5.0×D 5.0cm (売約済

 の息吹を感じさせるかのように、輪花の見込みに可憐に色づいたタンパンと焦げ。

「MINO展」特別出展させて頂きますので、乞うご期待!!

各務 周海(かがみ しゅうかい)

1941年 岐阜県恵那市に生まれる 1966年 岐阜県陶磁器試験場研究生課程修了後、68年まで幸兵衛窯で修業 1969年 岐阜県恵那市長島町永田に半地下式穴窯を築き、独立
2009年 5月死去
コメント
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