岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪蹲・花入編/古谷 和也 陶展より≫

2016-09-08 14:34:18 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、台風13号の影響で午前中激しい雨に見舞われましたが、午後に入ってからは雨も止み、次第に晴間が広がってきました。

さて、3日(土)から開催致しております「~信楽・伊賀~ 古谷 和也 陶展」 【 ~11日()】も中日を過ぎ、後半戦へと突入です。
どうぞ今週末は岐阜まで足をお運び頂き、一足早くの風情を感じさせる個展会場をご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、 出展作品の中から選りすぐりの逸品を種類別にご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、信楽・伊賀といえばということで「蹲・花入編」です。
今さらですが、信楽・伊賀の境の地に窯を構える和也さんは「信楽焼」「伊賀焼」の両方を手掛けることでも知られています。
信楽・伊賀の伝統を踏襲しつつも、形に囚われることなく独自の焼締め表現により、情趣豊かな独特の「窯変」の景色を生み出しています・・・。



   古谷 和也 作「信楽蹲」 H23.6×D22.0cm ¥162,000-

 人がうずくまった様な形をした「蹲」は、床の間に置いても存在感抜群です。

注:「蹲(うずくまる)」
室町時代に信楽の農家で「種壺」や「油壺」に使われていた雑器を、江戸中期の茶人が「蹲」と呼び、花入に見立てたもの。
信楽焼独特の形で、古来より人気が高い。



   古谷 和也 作「信楽窯変蹲」 H20.0×D20.0cm (売約済



   古谷 和也 作「信楽花入」 H26.5×D14.5cm (売約済



   古谷 和也 作「伊賀砧花入」 H25.2×D13.0cm (売約済

明日は、皆様お待ちかねの「徳利・片口 編」です。 乞うご期待!!
コメント
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