岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《酒器編(1)》☆

2012-06-13 10:50:31 | 工芸
皆さん、おはようございます。

昨晩のサッカーW杯アジア最終予選「日本×豪州戦」では、大変興奮された方も多かったのではないでしょうか。
アレッ!?と思うような不可解な主審の判定もありましたが、これぞ“死闘”というべき両チームの素晴らしい戦いでした!!
まだまだW杯出場に向けて厳しい戦いが続くと思いますが、今後も日本代表に頑張ってもらいたいと思います。

 頑張れ!!ニッポン!!

さて、いまや文錦堂ブログにおける名物コーナーとなった「私の一押し作品!!」 。
今回も「NEW Generation展」 【6月 9日(土)~17日()】に出品された、各先生方の一押し作品をご紹介していきたいと思います。

今回は少し趣向を変えて、企画展内容そのままに出品作家の“競演”を演出してみたいと思います。
その第一弾!!として今日ご紹介するのは、皆さんお待ちかねの「酒器編(1)」です。

先ずは、備前の金重 多門くんの作品から、



上記作品写真、左から

   「備前ぐい呑」 H 5.6×D 6.0cm (売約済

   「備前ぐい呑」 H 5.3×D 6.5cm ¥9,450-

   「備前徳利」 H14.8×D 8.5cm (売約済

内側に円を描くように彩る赤い緋色が、外側の焦げやその境界線上にくっきりと出た隈取と合わさり見事なコントラストを見せる「金重の窯変」。多門くんの作品にも金重伝統の窯変がしっかりと受継がれています。

次は、唐津の新鋭 矢野 直人くんの玄界灘を連想させるような青みがとても印象的な、



   「斑唐津ぐい呑」 H 5.6×D 6.0cm (売約済

   「朝鮮唐津盃」 H 4.2×D 8.6cm  (売約済

   「朝鮮唐津徳利」 H13.8×D 8.6cm (売約済

「自分が感じた唐津焼の魅力を少しでも表現出来たら。」と語る矢野くんの、若々しさ溢れる作品。
矢野唐津と呼べるような新たな唐津焼の誕生を期待させます。

最後は、今展でも独自の銹陶(しゅうとう)作品が話題となった井口 大輔くんの



   「彩銹陶銀彩ぐい呑」 H 4.9×D 6.5cm (売約済

   「黒銹陶銀彩ぐい呑」 H 5.2×D 7.2cm (売約済

   「彩陶銀彩徳利」 H15.3×D 7.8cm   (売約済

独自の銹陶(しゅうとう)作品は、銹(サビ)の風合いを出すために、整形して素焼きをしたあと、もみの灰を表面に塗り、窯で焼きあげたあとにワイヤーブラシで磨くという技法をとるそうです。
その器肌は、手に吸い付くような柔らかさを持ち、手びねりによって成形された独特のフォルムと合わさって、不思議な印象を与えます。

明日も、引続き「私の一押し作品 酒器編(2)」をお届け致します。乞うご期待!!


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「NEW Generation展」会場奥風景(2)!!

2012-06-12 10:07:49 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今日の岐阜は、ど~んよりとした厚い雲が広がる梅雨空の一日を迎えています。

そんな梅雨空を吹っ飛ばすべく、今日も昨日に引続き、現在開催中の「NEW Generation展」 【6月 9日(土)~17日()】会場風景をご紹介致します!!

※本日20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次販売させて頂く予定ですので、そちらの方もどうぞお楽しみ下さい。

それでは、先ず会場奥中央には、これまた今回初参加の各務 賢周さんの黄瀬戸作品を中心とした作品が並びます。



  川合 玉堂先生(1873~1957)の画賛作品とのコラボ。

今展では、次代の陶芸界を担う新たな芽が立って欲しいという想いで、日本画壇の巨匠 川合 玉堂先生画賛「芽立つ」を飾らしていただきました。

次に、唐津の安永 頼正さんの侘びた趣が魅力の多種多彩な唐津作品が並びます。



最後は、各出品作家の酒器を一同に並べた人気の酒器コーナーです。



 初日は、多くの方がこの前で作品を1点1点真剣に選ばれていました・・・。

明日は、皆さんお待ちかねの恒例となりました「私の一押し作品」コーナーをお届け致します。
第一弾は、「酒器編(1)」です。乞うご期待!!

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「NEW Generation展」会場奥風景(1)!!

2012-06-11 11:26:12 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今朝、出社してメールを確認したところ、弊社ホームページの掲載作品に対してなんと英国から注文が入っておりました!?
昨年も一度ご注文頂いた方なのですが、有り難いことです。これからは文錦堂もインターナショナルの時代です。(笑)
もっと英語を勉強せねば・・・。(

さて、一昨日から始まりました、「NEW Generation展」 【6月 9日(土)~17日()】ですが、多くのお客様にご来廊賜わり大変賑やかな展覧会となっております。
来場者の多くが、若手人気陶芸家5名による“火花”飛び散る競演を、満足気にご覧になられていました!!

また、初日の晩には、わざわざ会場に駆けつけてくれた出品作家の各務 賢周さんや安永 頼正さんと共に、美味しい料理に舌鼓を打ちながら大変楽しい宴を持つことが出来ました。

※明日12日(火)20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次販売させて頂く予定ですので、そちらの方もどうぞお楽しみ下さい。

それでは、一昨日に引続き、「NEW Generation展」 の会場風景をご紹介致します。

会場奥に進むと、先ずは今回初参加 唐津の新鋭 矢野 直人くんの“注目”の唐津作品が並びます。



 瓶子形の「黒唐津花生」に、またまた花(紫陽花)を活けてみました。

さらに会場を奥へ進むと、



続いて、青瓷の人気作家 浦口 雅行氏の秘蔵っ子 井口 大輔くんのオリジナリティー溢れる珠玉の銹陶(しゅうとう)作品が並びます。井口くんも初参加組です!!



明日も引続き、会場奥風景をご紹介致します。乞うご期待!!

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「NEW Generation展」いよいよ開催です!!

2012-06-09 17:01:15 | 工芸
皆さん、こんにちは。

さて、今日から、「NEW Generation展」 【6月 9日(土)~17日()】が、いよいよスタート致しました。
初日の今日は、朝からにもかかわらず横浜や東京など県内外から多くのお客様にご来廊頂くと共に、午後から出品作家の各務 賢周さんや安永 頼正さんも恵那や唐津から駆けつけて頂き、大変賑やかで楽しい初日となりました。感謝 感謝です。

昨日のてるてる坊主のお陰?か、午後にはも上がり、新旗手たちによる新作の競演を多くの方々が楽しまれていました!

※12日(火)20:00~から弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もどうぞお楽しみ下さい。

それでは、「NEW Generation展」 の会場風景をご紹介致します。



 ウィンドウは、DMに掲載した各務 賢周さんの「黄瀬戸茶碗」。

先ずは、今出品作家最年少 備前の金重 多門くんの作品コーナーです。




 入り口正面を飾る作品は、焼き味が見事な「備前花入」。



茶碗や酒器など、多門くんの若々しさに満ちた素晴らしい焼き味の作品が並びます。

明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!

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「NEW Generation展」DM作品(安永 頼正編)

2012-06-08 20:24:58 | 工芸
皆さん、こんばんは。

今日から東海地方は梅雨入り宣言となり、夕方からは雨脚も強くなってきました・・・。
明日の天気が心配です。てるてる坊主を作らなければ!!



さて、明日から開催する「NEW Generation展」 【6月 9日(土)~17日()】のDM掲載作品、ラストとして今日ご紹介するのは、唐津の安永 頼正さんの作品です。安永さんも遠路 唐津から駆けつけてくれ、初日・二日と在廊してくれる予定です!



   「斗々屋茶碗」 H 6.2×D14.5cm ¥63,000-

安永 頼正さんは、1970年生まれの新進気鋭の唐津焼作家で、唐津焼の重鎮 田中 佐次郎先生に2年間藤ノ木 土平先生に3年間修行された後に独立されました。侘びた趣のある作風で、次代の唐津焼を担う作家として今後の活躍が期待されています。

新旗手たちによる素晴らしい新作群が揃いました!!皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

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