岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《食器編(2)/池田 省吾 小品展より》☆

2013-08-06 09:23:00 | 工芸
皆さん、おはようございます。

昨晩から断続的に続く大雨ですが、今朝もまだ大雨警報が発令されており、時折ドシャ降りのが降って来ます・・・。

さて、現在開催中の「種子島無比 池田 省吾 小品展」 【~11日()】ですが、昨晩20時からの弊社ホームページでの売出しにつきましても、本当に多くのお客様に御入札賜わり誠に有難うございました。 改めて厚く厚く御礼申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、「種子島無比 池田 省吾 小品展」から選りすぐりの逸品を作品別にご紹介していきたいと思います!!

今日ご紹介する作品は、昨日に引き続き食器編です。 先ずは、最近の省吾さんの織部作品の中でよく発表されている「虎シリーズ」によるから。
底部には、3匹の顔の無い虎が自由奔放に描かれ、胴まわりにはドクロが描かれるなど、省吾ワールド全開の作風に仕上がっています!!



   池田 省吾 作 「織部虎鉢」 高 9.0×径23.7×奥行22.8cm (売約済

続いて、ユーモラスたっぷりな織部作品とは全く異なり、地元・種子島の荒々しい赤土を素材にして、化粧土を掛けた上に藍色の呉須を色濃く用い、竹林の中に佇む一頭の牛を情緒感たっぷりに描いた、 



   池田 省吾 作 「粉引竹林四方鉢」 高 6.0×径21.3×奥行16.0cm (売約済

省吾さんの食器は、見て楽しめ、使っても楽しめ、豊かな気持ちにしてくれます。 どうぞ、皆さんも省吾さんの食器で楽しい食卓を彩ってみませんか・・・。

明日は、皆さんお待ちかねの「酒器・ぐい呑編」です。 乞うご期待!!
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☆私の一押し作品《食器編(1)/「池田 省吾 小品展より」》☆

2013-08-05 12:22:39 | 工芸
皆さん、こんにちは。

週明けの月曜日を迎えましたが、今日も蒸し暑い1日となっています。(

さて、3日(土)から開催致している「種子島無比 池田 省吾 小品展」 【~11日()】ですが、初日・2日目と県内外から本当に多くのお客様にご来廊賜わり、誠に有難うございました。 改めて厚く厚く御礼申し上げます。

先の「陶人形展」と同様に、省吾ワールド“全開”の新作群が多くの来場者の目を楽しませています・・・。

本日20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。

さて、それでは恒例となりました「私の一押し作品!!」。 今展からも選りすぐりの逸品を作品別にご紹介していきたいと思います!!

先ずは、旅茶碗に焼酎杯、はたまた向付など用途の広い自由杯から。 
地元・種子島の荒々しい赤土を素材にして、化粧土を掛けた上に藍色の呉須を用い、省吾作品の中でも人気図柄の一つ「龍」が描かれています。



   池田 省吾 作 「粉引龍自由杯」 高 7.2×径10.8cm (売約済

続いて、掻き落としの技法を用いた意欲作。 図柄は、これまた人気図柄の一つで、世界文化遺産にも正式に登録され今がまさに“旬”な「富士」です。 



  池田 省吾 作 「粉引富士湯呑」 高 8.8×径 7.2cm (売約済

明日も「食器編(2)」です。 乞うご期待!!
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「池田 省吾 小品展」二日目/会場奥風景。

2013-08-04 15:22:32 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日も太陽が照りつける暑い1日を迎えています。(

さて、昨日より開催中の「池田 省吾 小品展」 【~11日()】ですが、初日の昨日は閉店時までお客様が途切れることなく来廊されるなど、県内外から本当に多くのお客様にご来廊賜り、大変賑やかで楽しい個展会場となっています。 お客様とこんな遊びも・・・。

 お客様お手持ちの作品と省吾作品とのコラボ。 まさに組合せの“妙”です!! 

明日5日(月)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方でもお楽しみ下さい。

それでは、昨日に引続き「池田 省吾 小品展」の会場風景をご紹介致します。



先ずは、呉須に金彩などを加えた粉引作品から。



会場奥正面は、茶碗や陶人形による「織部」作品が並びます。 “夏”のこの時期にピッタリな軸装も会場に華を添えます。



 金魚8匹を描いて「金八」。 ネーミングも省吾さんらしいです。(笑)

「粉引」「黒織部」による茶碗群。



最後は、人気の「酒器」コーナー。 初日の昨日も多くの酒器党の方々が、この前で大いに悩まれていました。(笑)



 蛍が照らし出す明かりを頼りに、一人酒を呑むカブキ者を描いた「蛍 HOTARU」

明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を種類別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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いよいよ「池田 省吾 小品展」開幕です!!

2013-08-03 16:32:18 | 工芸
皆さん、こんにちは。

太陽の光が眩しい週末の土曜日を迎えています。 今日も暑くなりそうです・・・。(

さて、本日より本年度文錦堂企画展第八弾となる「種子島無比 池田 省吾 小品展」 【 8月 3日(土)~11日()】が、いよいよ始まりました!!
初日の今日は午前7時過ぎから整理券を配布させて頂くなど、早朝から多くのお客様にご来廊賜っております。 
省吾作品に対する人気の高さを改めて感じる1日となり、改めて厚く厚く御礼申し上げます。

明後日5日(月)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。

それでは、「種子島無比 池田 省吾 小品展」の会場風景をご紹介致します。 壁面も含めて構成された、池田 省吾さんのユーモラス溢れる世界をお楽しみください。






玄関正面は、先の「陶人形展」の折にもご紹介した「富士香炉」と、「ぼっけもの」が描かれた色紙が、来場者をお出迎え致します。

:「ぼっけもん」とは、薩摩・鹿児島県人の気質を表した言葉で、豪胆な・向こう見ずな・大胆なといった意味があるそうです。 
「月にも斬りかかるかのような勇ましいボッケモノに・・・!!」



床の間には、軸装された「残継 ZANKEI」黒織部の茶碗が飾られています。



 どくろの上には、なんと!?黒織部の茶碗が描かれています。 なんとも省吾さんらしい画風です。(笑)

旅茶碗に焼酎杯、はたまた向付など用途の広い自由杯や湯呑、小皿といった小品が並びます。



続いて、皿や鉢、片口といった一品ものの食器群が並びます。





 傘をさして出かける村人を巧みに描いた「雨離家 AMERICA」

明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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~際立つ描写力~「池田 省吾 小品展」DM作品紹介(3)

2013-08-01 08:58:57 | 工芸
暑中お見舞い申し上げます。

皆さん、おはようございます。 早いもので今日からもう8月なんですね・・・。
今朝の岐阜は、先ほどまでバケツをひっくり返したかのような大雨が降っていましたが、今はそのも止み、空が明るくなってきました。 日中は晴れるそうです。

さて、今週末は夏休み特別企画と題して、 「種子島無比 池田 省吾 小品展」 【 8月 3日(土)~11日()】を開催致します。
初日の3日(土)には、長良川にて第68回全国花火大会も岐阜新聞主催で行われる予定ですので、是非この機会に岐阜まで足をお運び下さい!!

 長良川と金華山を背景に3万発の花火が上がり、とても幽玄な風景を演出してくれますよ。

「池田 省吾小品展」開催に先立ち、一昨日からDMに掲載された作品をご紹介致しておりますが、今日ご紹介する作品も粉引作品による「ぐい呑」です。

地元・種子島の荒々しい赤土を素材にして、化粧土を掛けた上に呉須を用い、にわか雨のなか傘を片手に佇む童子を巧みに描いた風情ある絵付が施されています。



   池田 省吾 作 「種子島粉引にわか雨ぐい呑」 H 5.4×D 6.0cm・・・・・(売約済

 鉄分の多い素地を巧みに活かし、呉須による風情溢れる絵付をさらに引き立たせています。

 ×に彫られた彫文様。 作品によっては、彫や掻き落としの技法も用いられます。

池田 省吾さんといえば、先の「陶人形展」でも芸大生や日本画家の先生までもが目を見張られたように、その圧倒的な描写力に誰もが驚かされます。
独創性溢れる作風で人気の織部作品とは異なり、藍色の呉須のみによって絵付される粉引作品は、省吾さんの描写力がさらに際立ちます・・・。
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