岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《酒器編(2)/矢野 直人 展より》

2014-07-17 14:33:23 | 工芸
皆様、こんにちは。

現在、気温が33度を記録するなど、今日も岐阜は厳しい暑さとなっています。(

この暑さにもかかわらず、今日も朝からお客様方が足を運んで下さり、コレクション談議で盛り上がりました!! 有難い限りです。(感謝)

それでは、今日も現在開催中の「唐津・高麗 矢野 直人 陶展」(~20日()迄)の出品作品の中から、「私の一押し作品」と題して、選りすぐりの作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品も、昨日に引き続いて「酒器編」です。

昨日は、矢野さんの代名詞ともいうべき「斑・朝鮮唐津」作品をご紹介致しましたが、今展では他にも魅力的な作品が多く出展されています。

先ずは、近年脚光を浴びる“山瀬”の土を用いた作品から。 
山瀬土ならではのきめ細かな土肌に色づく斑文状に赤味が現れた「御本(ごほん)」の景色は、見る者に上品で華やかな趣を与えます。



   矢野 直人 作 「唐津(山瀬)徳利」 H13.0×D 8.3cm・・・・・・¥17,280-

   矢野 直人 作 「唐津(山瀬)ぐい呑」 H 5.7×D 6.3cm・・・・・¥8,640-

続いて、近年「黒」への憧れから手掛け始めた「黒唐津」作品も。 「黒高麗」に近いマットな質感に仕上がっています。



   矢野 直人 作 「黒唐津徳利」 H11.7×D 8.3cm・・・・・ ¥17,280-

   矢野 直人 作 「黒唐津ぐい呑」 H 4.4×D 6.3cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「黒唐津片口」 H 6.9×D14.3cm・・・・・ (売約済

明日の「私の一押し作品!!」は、「茶碗編」をご紹介致します。 乞うご期待!!

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私の一押し作品!!《酒器編(1)/矢野 直人 展より》

2014-07-16 10:30:27 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は最高気温が34度と予想されるなど、朝から厳しい暑さとなっています。(

さて、早いもので 12日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第7弾!! 「唐津・高麗 矢野 直人 陶展」 【 ~20日()】も中日を迎えています。
有望な若手作家が群雄割拠する唐津において、現在“注目”の作家、矢野さんの東海地方“初”個展ということもあって、連日多くのお客様にご来廊賜っています。

それでは、今日も昨日に引き続き、現在開催中の 「唐津・高麗 矢野 直人 展」の出品作品の中から、「私の一押し作品」として選りすぐりの作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、「酒器編(1)」と題して、今出展作品の中でも特に人気が集中する「斑・朝鮮唐津」による酒器です。

独特の鮮やかな青みを見せる「斑・朝鮮」作品ですが、名護屋湾を一望出来る絶景の場所に工房を構える矢野さんならではの“景色”を見せてくれます・・・。

 名護屋湾風景。 入り組んだ湾の中に小さな島々が浮かぶ風景は、まさに絶景です!!

先ずは、窯の中で一番火前の場所に置かれる「斑唐津」作品から。 同じ釉薬を使用しても、土が異なるだけで趣が全く変わります。(驚)



   矢野 直人 作 「斑唐津徳利」 H11.0×D 8.2cm・・・・・(売約済

   矢野 直人 作 「斑唐津盃」 H 4.0×D 8.4cm・・・・・・・(売約済

   矢野 直人 作 「斑唐津ぐい呑」 H 4.8×D 6.6cm・・・・(売約済

続いて、「斑」の次に窯詰めされる「朝鮮唐津」作品も。 鉄釉と斑釉が交錯し溶け合う様は、見る者に神秘的な印象を与えます。



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津徳利」 H12.5×D 8.8cm・・・・・(売約済

   矢野 直人 作 「朝鮮唐津盃」 H 4.2×D 8.2cm・・・・・・・(売約済

   矢野 直人 作 「朝鮮唐津ぐい呑」 H 5.5×D 6.2cm・・・・(売約済

最後は、徳利の代用品としてなど、その使い勝手の良さから最近人気となっている「片口」の逸品を。 涼しげな趣が、これからの季節にピッタリですね。



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津片口」 H 7.5×D15.5cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津注壺」 H 9.7×D12.7cm・・・・・(売約済

明日の「私の一押し作品!!」も、今日に引き続き「酒器編(2)」をご紹介致します。 乞うご期待!!



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私の一押し作品!!《DM掲載作品編/矢野 直人 展より》

2014-07-15 11:20:53 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝からギラギラと太陽が照りつけ、気温も既に30度を超えるなど猛暑日となっています。(

さて、12日(土)から始まりました、本年度文錦堂企画展第7弾!! 「唐津・高麗 矢野 直人 陶展」 【 ~20日()】。
おかげ様で、矢野さんの東海地方“初”個展ということもあって、県内外から連日多くのお客様にご来廊賜わっております。

本日20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。

それでは、今日から「私の一押し作品!!」と題して、 今展に出展された作品から選りすぐりの逸品を作品別にご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介させて頂く作品は、DMにも掲載させて頂きました矢野さんの意欲作、「三島花生」です。

韓国蔚山の地で作陶されていた頃に出会った朝鮮陶磁の数々を、今後も少しづつ自分のものにしていければと挑戦し続ける矢野さん。
胴周りに印花や先刻文が隙間なく丁寧に象嵌され、中央に「喫茶去」と刻まれた作風は、容姿端麗な造形と相まって味わい深く品格溢れる作品に仕上がっています。

注:「喫茶去(きっさこ)」とは、唐の時代の趙州(じょうしゅう)という有名な禅僧が禅問答で云った言葉。
禅語としての本来の意味は、「お茶でも飲んで去れ」あるいは「お茶でも飲んで来い」と叱咤する語だそうですが、現在は「どうぞお茶でも飲んで行ってください」と解釈されて、茶席の掛け軸などに用いられています。




   矢野 直人 作 「三島花生」 H19.8×D11.6cm (売約済

今回は、ベル鉄線を活けてみました。 灰褐色をした三島の器胎に、紅紫色をした可憐で上品な雰囲気を漂わせるベル鉄線が良く映えます。




注:ベル鉄線(べるてっせん)/ 別名: ツリガネテッセン(釣鐘鉄線)

キンポウゲ科クレマチス属の落葉性宿根草。インテグリフォリア系クレマチスの園芸種の流通名。 インテグリフォリアは「完璧な葉」の意味。
つる性ではなく木立性のクレマチスで、5~10月に花径4~5の花が下向きに咲きます。

明日の「私の一押し作品」は、皆様お待ちかねの「酒器編(1)」です。 乞うご期待!!
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「矢野 直人 陶展」会場奥風景!!

2014-07-14 14:25:04 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、午前中太陽が照りつけていましたが、午後に入ってからは厚い雲に覆われて大変蒸し暑い1日となっています。() 
今朝、今夏初めてセミの鳴き声♪が聞こえてきました。 待ちに待った梅雨明けももう間近ですね。!(^^)!

さて、連日多くの愛陶家の方々に足をお運び頂いています「唐津・高麗 矢野 直人 陶展」 【 ~20日()】。
今日は、なんと木地師の佐竹 康宏先生が、岐阜で開催された木材市に行かれたついでに立ち寄って下さいました。
実は、佐竹先生もかなりのぐい呑コレクターなんですよ。(笑) 佐竹先生と酒器談議に“花”を咲かせながら、楽しい一時を共に過ごしました・・・。

それでは、今日も昨日に引続き、現在開催中の「唐津・高麗 矢野 直人 展」の会場風景をご紹介致します。

明日15日(火)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。



会場奥正面は、夏の時期に合わせて平茶碗を中心とした「茶碗」群が整然と並びます。 



中央には、DMにも掲載した矢野さんの意欲作、「三島花生」が存在感を放ちます。 巨匠作品との相性もピッタリです!!

 絵画は、 奥村 土牛 画伯(1889 - 1990年/日本美術院理事長・文化勲章受章)作による4号「薔薇」。

続いて、朝鮮唐津や黒唐津による魅力的な「花入」「片口」類も並びます。 
特に、中央に飾られた玄界灘を連想させるような趣の「朝鮮唐津板皿」は、多くの愛好家の目を惹きつけています。



最後は、酒器党垂涎の「ぐい呑」コーナー。 斑唐津・朝鮮唐津・黒唐津・唐津(山瀬)・・・など、唐津焼ならではの多種多彩な酒器が揃います。



最近、矢野さんが力を注ぐ黒唐津による「花生」。 窯変によって青みが生じた景色と、マットな質感がとても印象的です。

 掛軸は、「旅終えて 名残りの酒や 梅雨しとぞ」 (画:加藤 東一/賛:大山 忠作)。

明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を種類別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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いよいよ「矢野直人 陶展」開幕です!!/会場風景

2014-07-13 10:42:54 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、晴天だった昨日とは一転して、厚い雲に覆われ時折雨が強く降りだすなど梅雨空の1日となりました。

さて、待望の「唐津・高麗 矢野 直人 陶展」 【 ~20日()】が、いよいよスタート致しました。
初日となった昨日は、東海地方“初”個展となった矢野さんの個展を一目見ようと、県内外から大勢のお客様が詰めかけて頂き、ブログが更新出来ないほどでした。
改めて、矢野さんに対する愛好家の方々の期待の高さを感じる1日となりました・・・。(驚)

 遠路唐津から矢野 直人 さんもいらして下さり、お客様の対応に大忙しでした。

明後日15日(火)20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出品作品を順次掲載させて頂く予定です。 そちらの方もお楽しみ下さい!!

それでは、「唐津・高麗 矢野 直人 陶展」 の会場風景をご紹介致します。





先ずは、盃を中心とした酒器が並び、来場者の目を惹きつけます。 特に中央に展示された土味の異なる「斑唐津」の酒器揃は、人気を集めていました。



床の間には、桔梗を活けた「朝鮮唐津花生」を。 
掛軸は、岐阜の夏の風物詩「鵜飼」を詠った、「めくるめく 篝火の湯に 鮎踊る」 (画賛:加藤 東一 1916 - 1996年)/ 文化功労者・日本芸術院会員・日展理事長)。



絵唐津・朝鮮唐津・斑唐津・黒唐津・刷毛目・・・など、唐津焼ならではの多種多様な食器群が並びます。 





明日も引き続き、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!
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