岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《西岡 小十 編/茶碗展より》

2015-10-07 17:17:21 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、雲一つない爽やかな秋晴れの一日となりました。

さて、早いもので先週末3日から開催致しております~心静かに一服を服する~ 茶碗展」 【 ~11日()】も、中日を迎えています。
連日、多くのお客様に足をお運び頂いておりますが、今日も展覧会初日かと思うほど朝から切れ目なくお客様が来廊され、大変賑やかな一日となりました。

それでは、今日から皆様お待ちかねの「私の一押し作品!!」と題して、出展作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、かの小山 冨士夫が生前に「唐津の名手」と称えた故 西岡 小十先生(1917-2006)の作品です。 
小十先生の根底には二十年に近い古窯跡の発掘歴があり、唐津の名片を殆ど採集したといわれるキャリアは作品に脈々と息づいています・・・。

 西岡 小十 作 色紙 「 これ くふて 茶のめ 」



    西岡 小十 作 「絵唐津茶碗」 高 8.2×径13.5cm ¥324,000-



    西岡 小十 作 「黒唐津筒茶碗」 高 9.3×径10.3cm ¥324,000-

特別出展された「斑唐津」による【水指】も。



    西岡 小十 作 「斑唐津壺水指」 高14.5×径18.0cm ¥270,000-

明日は、「14代 加藤康景・太田 梁 編」です。 乞うご期待!!
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会場奥風景/「茶碗展」より

2015-10-06 09:25:38 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は昼から太陽が照りつけ、汗ばむ陽気となりました。(

さて、文錦堂“初”開催となった~心静かに一服を服する~ 茶碗展」 【 ~11日()】。
物故作家の逸品や若手人気作家の“初”発表となる作品が出展されるなど、なにかと話題の多い展覧会となっています。
本日20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。

それでは、昨日に引続き「茶碗展」の会場風景をご紹介致します。



会場奥正面は、DMにも掲載した故 加藤 卓男先生の「正倉院復元三彩茶碗」や、故 14代 加藤 康景先生の「志野茶碗」など地元美濃焼の逸品が並びます。



 絵画は、故 加藤 東一画伯(1916-1996 日展理事長・文化功労者)作による 12号「篝火」。

続いて、2014年度 日本陶磁協会賞金賞を受賞されるなど名実ともに日本陶芸界をリードする隠崎 隆一先生の逸品も展示され、来場者の目を釘づけに。



「違い棚」コーナーには、一昨年にその才能を惜しまれながら急逝された太田 梁さんの「黄瀬戸」作品が整然と並びます。



最後は、「ショーケース」コーナー。 今展では、出展作家の酒器もひっそりとながら出展されています。(笑)



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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「茶碗展」開幕です!!

2015-10-05 14:58:01 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、曇り空の1日となっています。

さて、先週末より文錦堂“初”開催となる~心静かに一服を服する~ 茶碗展」 【 ~11日()】が、いよいよ始まりました!!
天候に恵まれた初日・二日は、県内外から大勢の愛陶家の方々や出展作家の深見 文紀さん、山口 真人さんもいらして下さり大変賑やかな会場となりました。

明日6日(火)20:00~より、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも出品作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。

それでは、「茶碗展」の会場風景をご紹介致します。 若手作家の新作から物故作家の逸品まで「茶碗」による競演をお楽しみください。



 ショーウィンドウを飾る作品は、深見 文紀さんの“新”シリーズ「風神・雷神茶碗」。

玄関正面は、次代の信楽を担う古谷 和也さんの新作が来場者をお出迎え致します。 割高台による「鬼伊賀茶碗」を初めて発表されました。
額は、唐津焼の巨匠 故 西岡 小十 先生(1917~2006)による書 「 これ くふて 茶のめ 」。




床の間には、同じく古谷 和也さんによる「鬼伊賀茶碗」と、ヤブサンザシと白リンドウが良く映える「伊賀花入」を。 
掛軸は、岐阜出身の 故 加藤 栄三画伯(1906~1972 日本芸術院賞・日展理事 )による軸装 「 鮎 」。



人気者御三方 深見 文紀さん・澤田 勇人さん・池田 省吾さんの新作茶碗が並び、来場者の注目を集めていました。



続いて、矢野 直人さん、内村 慎太郎さんによる唐津勢の力作も。 中央には、故 中川 自然坊先生の「朝鮮唐津面取水指」も特別に展示されています。



奥に進むと、かの小山 冨士夫が生前に「唐津の名手」と称えた西岡 小十先生の珠玉の遺作群が整然と陳列されています。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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DM掲載作品/「茶碗展」

2015-10-02 18:31:43 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、爆弾低気圧一過というべき清々しい秋空の一日となりました。

さて、10月に入り今年も残すところ3ヶ月かと思うと、月日の経過の早さに改めて驚きます。
文錦堂もラストスパートをかけるべく、明日から「ー心静かに一服を服するー 茶碗展」 【 10月 3日(土)~ 4日()】を開催致します。
文錦堂“初”の開催となる「茶碗展」ですが、若手人気作家の新作から物故巨匠作家の逸品まで、素晴らしい作品が揃いました!!
数ある美術工芸品の中で、今なお我々の心を惹きつけてやまない「茶碗」による競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
また、3日・4日は岐阜市のの風物詩【ぎふ信長まつり】も開催され、メインストリートでの武者行列、音楽隊パレードなど華やかなイベントが行われますよ。
是非、今週末は岐阜市へ足をお運びください!!

それでは、開催を前にDM掲載作品をご紹介させて頂きます。
今回DMの表紙を飾った作品は、日本におけるラスター彩復元の第一人者であり、ペルシア陶器、 正倉院三彩の復元など多大な功績を遺された、故 加藤 卓男先生(1917-2005)の代表作の一つ「正倉院復元三彩茶碗」です。

目を見張るような華やかさの中にも、凛とした佇まいを醸し出し、品格溢れる趣に仕上がっています・・・。



   

二重箱や仕覆など、身支度も申し分なしです。



   加藤 卓男 作 「正倉院復元三彩茶碗」 H 6.6×D13.2cm・・・・・(売約済
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