岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!《深見 文紀 編/茶碗展より》

2015-10-13 11:43:23 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、薄雲が広がっています。

さて、今日も「私の一押し作品!!」と題して、先週末に無事終えた~心静かに一服を服する~ 茶碗展」から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、出展作品全てが “完売” となるなど、今やすっかり人気作家の仲間入りを果たした感のある深見 文紀さんの新作茶碗です。
今展では、深見さんにも【割高台】をテーマとした 文錦堂オリジナル茶碗 を制作して頂き、“新”シリーズ「風神・雷神 揃 」は、大きな話題を呼びました・・・。

「風神・雷神 揃 」は、桐箱の装いも二重箱となるなど特別仕立てとなっています。



    深見 文紀 作 「漫画織部割高台 風・雷神 茶碗揃」(売約済

 

   深見 文紀 作 「漫画織部割高台 風神 茶碗」 高 9.2×径12.6cm 

 鬼の姿を模し、大きな袋を持った風神の姿は迫力満点です。  



   深見 文紀 作 「漫画織部割高台 雷神 茶碗」 高 9.0×径12.4cm

 牛の角を持ち、雷鼓を打ち鳴らす雷神の姿がユーモラスたっぷりに描かれています。

今展では、【割高台】以外の茶碗も出展されました。



   深見 文紀 作 「漫画織部茶碗」 高 8.0×径12.0cm (売約済
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私の一押し作品!!《池田 省吾 編/茶碗展より》

2015-10-12 10:22:58 | 工芸
皆様、おはようございます。
三連休最後の日、いかがお過ごしでしょうか???

今日の岐阜は、「体育の日」らしく朝から爽やかな秋晴れの空が広がっています。

さて、先週末3日から開催致しておりました「~心静かに一服を服する~ 茶碗展」も、昨日無事に最終日を迎えることが出来ました。
おかげ様で、文錦堂“初”「茶碗展」となった今展でしたが、若手作家の新作から物故作家の逸品が揃い、見応えのある競演となりました。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、~心静かに一服を服する~ 茶碗展」から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、会期早々に出展作品全てが “完売” となるなど相変わらずの人気ぶりを見せた池田 省吾さんの新作茶碗です。
今展では、省吾さんにも【割高台】をテーマとした 文錦堂オリジナル茶碗 を制作して頂きました。
「赤富士」「鯨」が見込全体に描かれ、割高台の力強さと合わさりスケールの大きな「茶碗」に仕上がっています・・・。

 池田 省吾 作 色紙「 我 WARE 」



   池田 省吾 作 「織部割高台茶碗」 高10.6×径14.2cm (売約済

 見込部分には、赤富士が裾野まで広がり松原が描かれています。  



   池田 省吾 作 「織部割高台茶碗」 高10.4×径13.0cm (売約済

 鯨の顔が全体に描かれた見込。 可愛らしい目がなんとも印象的です。

明日は、今やすっかり人気作家となられた「深見 文紀 編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!《古谷和也・矢野直人 編/茶碗展より》

2015-10-11 10:41:01 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝からが降る生憎の空模様となっています。

さて、先週末3日から開催致しておりました~心静かに一服を服する~ 茶碗展」 も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
文錦堂“初”となる「茶碗展」でしたが、昨日も朝から閉店時まで切れ目なくお客様がお越し下さるなど、会期中は大変賑わいのある展覧会となりました。
ご来廊賜わりました多くのお客様方ならびに本展開催にあたりご協力賜わりました各先生方に対して、この場をお借りしまして改めて厚く御礼申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、現在開催中の~心静かに一服を服する~ 茶碗展」から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、次代の信楽唐津を担う古谷和也さん、矢野 直人さんの新作茶碗です。
今展では、お二方に割高台をテーマとした 文錦堂オリジナル茶碗 を制作して頂きました・・・。

先ずは、次代の信楽を背負って立つ古谷 和也さんの作品です。
割高台の力強さを引立たせるべく、通常用いる土に比べて、かなり粗めの土を用いた意欲作には、初発表となる「鬼伊賀」という名称が付けられました。



   古谷 和也 作 「鬼伊賀茶碗」 高10.0×径16.4cm ¥140,400-

 隆々とした兜巾(ときん)が見て取れるなど、迫力十分の割高台。  



   古谷 和也 作 「伊賀割高台茶碗」 高 8.5×径14.2cm (売約済

 まるで、湖水かと思わせる様な神秘的なエメラルドグリーン色したビードロが印象的な見込。

続いて、唐津の人気作家 矢野 直人さんの作品です。 矢野さんならではの洗練された趣を漂わせる作品は、今展でも注目を集めていました。



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津割高台茶碗」 高 7.0×径13.2cm (売約済

 鉄釉と斑釉が融合し、幻想的な景色を見せる見込部分。



   矢野 直人 作 「唐津(山瀬)茶碗」 高 5.2×径15.2cm (売約済

 高台内の削りによって出来た縮緬皺など、改めて山瀬の土の素晴らしさを感じさせます。

明日は、皆様お待ちかねの「池田 省吾 編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!《隠崎 隆一 編/茶碗展より》

2015-10-09 14:37:11 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から薄雲が広がる一日となっています。

さて、先週末3日から開催致しております「~心静かに一服を服する~ 茶碗展」 【 ~11日()】も、早いもので終盤戦へと突入です。
明日から3連休という方も多いと思いますが、岐阜では今日・明日との風物詩「高山祭《秋の八幡祭》」が開催されます。
今週末は、是非“岐阜”へと足をお運び下さいますようご案内申し上げます。



 文錦堂でも故 加藤 東一画伯の「高山祭(素描)」を飾って、皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、現在開催中の「~心静かに一服を服する~ 茶碗展」から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、2014年度 日本陶磁協会賞金賞を受賞されるなど名実ともに日本陶芸界をリードする隠崎 隆一先生の新作茶碗です。 

「備前の前衛」として走り続け、今なお若手の追随を許さない隠崎先生ですが、今展でも他を圧倒するとびっきりの逸品を出展して下さいました!!



   隠崎 隆一 作 「黒碗」 高 9.3×径13.5cm (売約済



   隠崎 隆一 作 「銀彩碗」 高 9.0×径14.4cm (売約済

茶碗以外にも、隠崎先生ならではの造形力溢れる作品が出展され、来場者の目を楽しませてくれています。



   隠崎 隆一 作 「ガンバルマン」 高18.8×径22.2cm (売約済



   隠崎 隆一 作 「備前香炉」 高13.6×径 8.4cm ¥216,000-

明日は、「古谷 和也・矢野 直人 編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!《加藤康景・太田 梁 作品/茶碗展より》

2015-10-08 17:54:05 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は、爽やかな秋晴れの一日となりました。

さて、先週末3日から開催致しております~心静かに一服を服する~ 茶碗展」 【 ~11日()】も、早いもので終盤戦へと突入です。
今週末は3連休ということで、是非とも岐阜へと足をお運びくださいますようご案内申し上げます。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、~心静かに一服を服する~ 茶碗展」から選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、次代の美濃焼の担い手としてその将来を嘱望されながらも、志半ばにして早世されたお二方の作品です。 

先ずは、美濃陶祖の家系に生まれ、14代として美濃陶芸界を背負って立つはずだった加藤 康景 (1964-2012) さんの「志野」の逸品です。
豪快で誰からも慕われたお人柄そのものの作風は、今もなお魅力に溢れています・・・。

 14代 加藤 康景 作 色紙 「 茶碗 」




    14代 加藤 康景 作 「志野茶碗」 高 9.0×径13.4cm (売約済

続いて、太田 梁 (1971-2013) さんの作品も。 
生前、多くの愛好家や陶芸家に衝撃を与えた太田さんの「黄瀬戸」。 その人気は色褪せることなく、現在も陶芸界の中心で燦然と光り輝いています・・・。



    太田 梁 作 「黄瀬戸胴紐茶碗」 高 7.8×径11.2cm (売約済



    太田 梁 作 「黄瀬戸胴紐茶碗」 高 7.3×径10.5cm (売約済

明日は、「隠崎 隆一 編」です。 乞うご期待!!
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