岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

次回展DMのお知らせ!

2016-07-17 09:48:22 | 工芸
皆様、おはようございます。 3連休中日、いかがお過ごしでしょうか?

先ずは、今日も“お知らせ”からです。
昨日の吉村 茉莉 先生に引き続き、大変遅くなりましたが、伊賀の谷本 貴 先生よりから先の「NEW Generation展 2016」 にてご購入頂きました作品の桐箱が届きました。 谷本先生からも「宝塚での個展と重なり、申し訳ございませんでした。」とのことです。
大至急、発送作業に取り掛かりますのでしばしお待ちください!!

さて、早いもので現在開催中の「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」も、本日盛況のうちに最終日を迎えることが出来ました。
会期初日には、矢野先生がぎっくり腰になられ急遽岐阜に来られないハプニングもありましたが、新たに築き直された割竹式登窯から生まれた新作群は多くの来場者を魅了しました。
素晴らしい新作をご出展下さった矢野 直人さん、そして会期中ご来廊賜わりました多くの愛好家の皆様方に、厚く御礼申し上げます。

「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」を無事に終えて一呼吸付きたいところですが、夏休みを前に今月は2回展示会を企画致しております。
取急ぎ、次回展のDMをご紹介させて頂きます。

次回展は、今夏に三回忌を迎える故 太田 梁 さんを偲んで、陶芸家仲間12名が集う「恒梁会」展です。
今展では出展作家の作品と共に、太田さんの奥様が秘蔵されていた遺作群も展示される予定です!! 
今回が最後ということですので、是非、この機会をお見逃しなく!!

 「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」 平成28年 7月30日(土)~  8月 7日(日) 会期中無休

この度、次代の美濃焼を担う作家として、その将来を嘱望されながらも2013年7月に急逝された太田 梁 さんを偲び【恒梁会】を開催致します。
生前太田さんは桃山陶芸に惹かれ、並々ならぬ熱意で取り組まれた「黄瀬戸」は我々に大きな衝撃を与え、今なお魅了し続けています。
今展では、太田さんと親交の深かった陶芸家仲間12名が集い、生前に太田さんが手掛けた作品を各々が再現致します。
「桃山陶」という大きな壁に挑み続けた太田さんのご遺志を受継ぐ12名の新作群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

出品作家:

大西 雅文(粉引)/澤 克典(赤織部)/須賀 文子(瀬戸黒)/鈴木 都(美濃唐津)/鈴木 大弓(織部)/谷本 貴(井戸)/寺田 鉄平(赤絵)
西岡 悠(鳴海織部)/深見 文紀(黄瀬戸)/福島 一紘(志野)/山口 真人(黒織部)/渡辺 敏史(銀彩)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!≪その他編/矢野 直人 陶展より≫

2016-07-16 14:55:45 | 工芸
皆様、こんにちは。 3連休、初日の土曜日いかがお過ごしでしょうか?

先ずは“お知らせ”です。
大変遅くなりましたが、九谷の吉村 茉莉 先生から先の「NEW Generation展 2016」 にてご購入頂きました作品の桐箱が届きました。
茉莉先生から「色々と展示会が重なり、大変お待たせして申し訳ございませんでした。」とのことです。
大至急、発送作業に取り掛かりますのでしばしお待ちください!!

さて、早いもので現在開催中の「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」(~17日()迄)も、残すところ今日明日の2日間のみとなりました。
昨年末にそれまでの連房式登窯から新たに割竹式登窯へと築き直して挑まれた今展でしたが、おかげ様で会期中は県内外から多くの愛陶家の方々に足をお運び頂き、大変賑わいのある個展会場となっています。
是非、今週末は岐阜まで足をお運び頂き、次代の唐津を担う矢野 直人さんの魅力溢れる新作群をご覧ください!!

それでは、今日も出展作品の中から「私の一押し作品」と題して、選りすぐりの作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、「その他編」と題して、李朝系を中心とした作品を集めてみました。
土や釉薬など素材探しを自ら行う矢野さんらしく、造形力と共にその多種多様な作域の広さもまた彼の魅力の一つです。
砂岩と粘土の組み合わせの妙が楽しめ、一点一点焼きにこだわった矢野作品を存分にお楽しみください。

先ずは、その容姿の美しさから格調高い趣を感じさせる李朝作品から。 今展では、「茶碗」の他にも「ぐい呑」が出展されました。



   矢野 直人 作 「李朝茶碗」 H 6.6×D16.0cm・・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「李朝盃」 H 3.7×D 8.2cm・・・・・・(売約済

続いて、「三島」作品も。 
そもそも三島手は高麗時代の象嵌青磁の流れをくんでいましたが、次第に簡略化し、粉引刷毛目など簡略な手法へと変わっていきました。



   矢野 直人 作 「三島徳利」 H14.0×D 9.3cm・・・・・¥19,440-



   矢野 直人 作 「三島注壺」 H 8.6×D11.8cm・・・・・(売約済

最後は、その希少性の高さから近年ますます注目を集める山瀬の土を用いた作品2点を。
山瀬土ならではのきめ細かな土肌に色づく斑文状が現れた「御本(ごほん)」の景色は、見る者に上品で華やかな趣を与えてくれます。



   矢野 直人 作 「唐津山瀬ぐい呑」 H 4.8×D 6.2cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「唐津山瀬ぐい呑」 H 4.8×D 6.2cm・・・・・(売約済
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!≪黒釉編/矢野 直人 陶展より≫

2016-07-15 16:19:43 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は気温が30度を下回るなど、昨日に比べると幾分過ごしやすさを感じる1日となっています。

さて、9日(土)から開催致しております 「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」 【 ~17日()】も、いよいよ終盤戦へと突入です。
どうぞ今週末は、東海地方2年ぶりとなった矢野さんの個展を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品」と題して、「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」から選りすぐりの作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、斑・朝鮮唐津作品と共に、矢野さんが制作に力を注ぐ「黒釉」作品です。
朝鮮王朝初期に作られていた総釉黒高麗を思わせる「黒釉」
李朝特有の素朴な作行きに瓢など、日本人の感性に合ったシンプルな造形を組み合わせた作風は、今展でも人気を博しています。
漆黒の釉肌に強還元によって生じた複雑な景色が彩り、凛とした趣を醸し出しています・・・。



   矢野 直人 作 「黒釉茶碗」 H 9.6×D11.8cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「黒釉花生」 H24.0×D11.0cm・・・・・¥75,600-

 黄色い可憐なリシマキアの花が良く映えます。



   矢野 直人 作 「黒釉徳利」 H12.4×D 8.3cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「黒釉ぐい呑」 H 5.6×D 5.6cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「黒釉盃」 H 3.3×D 8.2cm・・・・・(売約済


明日の「私の一押し作品!!」は、「その他編」をご紹介致します。 乞うご期待!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!≪斑・朝鮮唐津 編/矢野 直人 陶展より≫

2016-07-14 16:10:25 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は朝から太陽が照りつけ、厳しい暑さとなっています。(

さて、9日(土)から開催致しております 「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」 【 ~17日()】も、早いもので中日を迎えました。
有望な若手作家がひしめき合う唐津において、現在最も注目される矢野さんの個展ということもあり連日多くのお客様にご来廊賜っています。
本日も、神奈川県相模原市からお客様がわざわざ足をお運びくださいました。 有難い限りです。(感謝)

それでは、今日も「私の一押し作品」と題して、「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」から選りすぐりの作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、矢野さんの代名詞的な作品として絶大な人気を集める「斑・朝鮮唐津 編」です。
風光明媚な名護屋湾を一望出来る場所に工房を構える矢野さんならではの景色が楽しめて、いかにも日本酒が進みそうですね・・・。

先ずは、窯の中で一番火前の場所に置かれる「斑唐津」作品から。 同じ釉薬を使用しても、土が異なるだけで趣が全く変わります。(驚)



   矢野 直人 作 「斑唐津徳利」 H14.6×D 9.7cm・・・・・(売約済

 鉄分の多い赤土系と融合することで、独特の鮮やかな青みを見せる斑釉の景色。



   矢野 直人 作 「斑唐津片口」 H 6.4×D14.2cm・・・・・(売約済



【左から】

   矢野 直人 作 「斑唐津ぐい呑」 H 5.2×D 6.5cm・・・・・・・(売約済

   矢野 直人 作 「斑唐津ぐい呑」 H 5.3×D 7.0cm・・・・(売約済

続いて、「斑」の次に窯詰めされる「朝鮮唐津」作品も。



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津徳利」 H18.2×D 9.0cm・・・・・¥27,000-

 鉄釉と斑釉が交錯し溶け合う様は、見る者に神秘的な印象を与えます。



【左から】

   矢野 直人 作 「朝鮮唐津ぐい呑」 H 5.4×D 6.3cm・・・・・・・(売約済

   矢野 直人 作 「朝鮮唐津ぐい呑」 H 5.3×D 6.6cm・・・・・・・(売約済

明日の「私の一押し作品!!」は、斑・朝鮮唐津と共に人気の「黒釉編」をご紹介致します。 乞うご期待!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の一押し作品!!≪割高台編/矢野 直人 陶展より「≫

2016-07-13 15:39:01 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は朝から曇り空に覆われており、午後からは時折もぱらつく生憎の空模様となっています。

さて、9日(土)から開催致しております、本年度文錦堂企画展第7弾!! 「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」 【 ~17日()】。
おかげ様で、唐津を代表する若手人気作家の2年ぶりの個展ということもあり、県内外から連日多くのお客様にご来廊賜わっております。

それでは、今日から「私の一押し作品!!」と題して、 出展作品の中から選りすぐりの逸品を種類別にご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介させて頂く作品は、矢野さんの抜群の造形力を活かした作風で、今展でも大きな話題となっている「割高台」作品です。
今展では、斑唐津・朝鮮唐津・黒釉による作品が発表され、それぞれ「茶碗」「盃」が出展されました。
高台の造りが特にがっしりとして豪快な趣を醸し出す割高台は、矢野さんの端麗な造形と合わさり、新たな代表作となる予感を感じさせます。



   矢野 直人 作 「斑唐津茶碗」 H 6.8×D16.6cm (売約済

 底から見ると花クルスの様な存在感溢れる高台。



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津茶碗」 H 8.2×D15.5cm (売約済



   矢野 直人 作 「黒釉茶碗」 H 7.0×D15.5cm ¥86,400-



【左から】

   矢野 直人 作 「斑唐津盃」 H 4.4×D 8.2cm (売約済

   矢野 直人 作 「斑唐津盃」 H 4.2×D 8.5cm (売約済



【左から】

   矢野 直人 作 「朝鮮唐津盃」 H 4.2×D 8.2cm (売約済

   矢野 直人 作 「朝鮮唐津盃」 H 4.4×D 9.2cm (売約済



【左から】

   矢野 直人 作 「黒釉盃」 H 4.4×D 8.8cm (売約済

   矢野 直人 作 「黒釉盃」 H 4.4×D 8.8cm (売約済

明日の「私の一押し作品」は、矢野さんの代名詞的作品「斑・朝鮮唐津 編」です。 乞うご期待!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする