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いつもみなさまありがとうございます。
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かつては、宗教が学問の担い手だった
今回は前回の
「歴史でよく見かける用語」の宗教編の続き。宗教編はこれで最後になります。
ここは、歴史の勉強のため、というよりは、私なりに、
「過去の人々」はどんな風に生きていたんだろう?
を考えた話です。
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かつては、宗教が学問の担い手だった
ことがあることを知っておいたほうが、
歴史の動きは理解しやすいです。
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今回は勉強の話でなく、
自分自身の話をしたいと思います。
私は小学生のころにいじめられました。
そのあと、
中学から必死で勉強をがんばって
塾講師になりました。
中学から大学までも友達ともトラブルがあったり、塾講師時代はパワハラ、セクハラで苦しく、過労で入院したこともあります。
でも、精神がおかしくなることはありませんでした。
ところが、2回目の流産のあと、娘が生まれ、仕事をやめてから、
私は狂い始めました。
もちろん、育児という初めての経験で精神的にきつかったせいもあります。
でも、一番の原因は、
主軸がなかったから、だと思います。
主軸とは
心と思考
の支え、
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のことです。
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狂わなかった時期は、漫画を好きなだけ読む時期か勉強メインだった時期でした。
狂った時期は、勉強もしなく、好きなものもできない時期でした。
どういうことかというと、
人間関係で理不尽だな、不公平だな、
と思ったり、あらゆることで
どうしてこうなるの?と疑問に思う
ことが多々あります。
そのとき、理不尽だなと思う不満は
好きなこと、私なら漫画を読む、ことで
解消できるし、納得できない不安感は勉強することで、論理的思考が当たり前の世界になり、自分なりの結論を導き出して、納得することができたんです。
しかし、仕事をやめ、乳幼児のお世話がメインになると、漫画を読むのはお母さんとしてはいけない、みたいな圧力で漫画を読んでいても罪悪感で苦しいし、勉強しないため、論理的思考になりたくても、それは母親としていけないことなのか?と思うようになり、精神的に狂い出すほど自分を追い詰めました。
勉強をしなきゃいけない、という状況だと、論理的思考にならなきゃいけない!という安心感があるけれど、
周りのママさんは「そんな難しいこと考えると子供がかわいそう!」と自分の価値観だけで私を批判し続け、それを私も信じてしまったんですよね。
今は娘が小学生になり、
勉強を娘に教えたり、
娘も漫画が好きなので
漫画を読むことに罪悪感を
持つことなくなったので、
学校関連やママさんとのトラブルや
理不尽なことがあっても、
自分は自分!
と堂々とすることができるようになってきました。
私にとっては、勉強つまり学問、が
自分の思考のよりどころ、
漫画が心の支え、なんですが、
昔はそれが、宗教であった可能性が
あるんだな、と思ったから
今回、このような記事を書かせて
頂きました。
宗教は本来は
人を脅すものでも、
人から金銭をまきあげるものでもありません。
個人個人が、辛くても生き続けるために
信じたものが、宗教だったのかな?
と私は思います。
次回からは
皇帝などの国家元首の違いについての
お話です。