ブログの更新が滞り,時期にあったものをお客様が見つけずらいかも?と
思いまして,時期にあった記事は過去のモノを再編集してアップしたい思います。
今回は過去の記事を再編集したものです。
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今回は
中学校の定期テストが返却されたときに
何を重点において見ればいいか,についてお話したいと思います。
この記事は,中学校の定期テストを初めて受けた方,向けに書いております。
①成績の良し悪しは、点数で見るより、
平均点よりどれだけ離れた点数なのかで判断しましょう。
小学校は100点満点、90点以上が良い成績という考え方でご覧になった方が多いと思います。
小学校は、基礎を習うものでその基礎ができていなければ全く勉強していないということになります。
(たとえば、小学校で習う計算のやり方が全くわからない子は少ないですよね。)
だから、点数だけで小学校は見てもかまいません。
しかし、中学は習う量も多いですし、理解するだけで大変な分野もあります。
そのため、ほとんどの生徒ができない問題もあるため、点数だけで判断できません。
そのため、平均点よりどれだけ上(下)なのかで、成績を判断した方が良いでしょう。
目安としては、平均点より前後は真ん中の成績(内申点では3)、
10点上だとちょっと良い(内申点では3。ただし授業態度や提出物などが良ければ4をもらえることもある)、
20点上だと良い(内申点では4)、
30点以上だとかなり上位レベル(内申点では4~5)になります。
また、
平均点より10点下だともう少しがんばれというレベル(内申点では3。ただし授業態度が悪かったり、提出物を忘れたりすると2に)、
20点下(内申は2もしくは1)だとかなり努力が必要だと思ってください。
※あくまで目安で,学校や先生によって違います。
大概は平均点は50~60点になりますので、
たとえばが平均点が60点で、自分が70点をとっていたら
「まあまあがんばっている方だな。」と思ってください、ということです。
逆に、平均点が90点で自分が70点だったら、かなり成績が危ないということになりますし、
平均点が20点で自分が40点だったら、まずまず良い成績だったということです。
ただ、平均点はあくまで目安です。
たとえば、2人の平均点が50点だとしても、
「1人が100点、もう一人が0点」という場合と、
「二人とも50点」、「一人は40点、もうひとりは60点」などという場合があります。
つまり、点数にばらつきがあるので、ひとえに平均点より上だから絶対安心というわけではありませんので、
あくまで平均点は参考程度にしてください。
②学年順位(もしくはランク)、
教科ごとのランクを参考にしましょう
学校によっては順位がはっきり出るところと、
ランクを10段階(もしくは6~7段階)にわけて出すところがあります。
順位・ランクは、自分が全体のどの位置にいるかが分かりやすいので、
成績の参考にしやすいツールです。
現在の順位が10番以内でしたら、偏差値60以上の学校をねらえると思っても良いでしょう。
ただし、これはあくまで学校の成績での目安なので、
学校によっても違ってきますし
当日に弱い人・応用力がない場合はむずかしいこともあるので、
中3のときに公開模試を受けて、志望校を決めましょう。
③今回のテストの成績で一喜一憂するだけでなく、
次のテストに向けてどうすればいいか?
と考えることをしましょう
テストが返却されると、それに一喜一憂して終わる子がいます。
もちろん、喜んだり落ち込んだりするのは当然の感情ですので、それをするのはかまいません。
しかし、それだけではなく、次のテストのことも考えましょう。
たとえば、家で勉強していたときは出来た問題が、当日のテストでは点数をとれなかったのなら、
今度は絶対にテスト当日も点数をとれるようにする努力をしたり・・と。
当日点数がとれなかったのが計算ミスや漢字ミスなどのイージーミスだったら、
当日に細心の注意を払うようにしますし、
当日は解けなかったのなら、それは勉強しているときに解ける気になっていただけなのです。
親や先生に教えられながら解いたので解けたという場合や、
そのときはやり方を覚えていたから・・など自分の力だけで解いていなかったのです。
自分の力で全部解けるように、テスト前に一度やったことがある問題を解きなおすなどして、完璧にしましょう。
参考にしていただければ幸いです。
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