焙煎を変えるって、一体どうやって?
焙煎を変えると言っても1ハゼ、2ハゼは同じ温度ですから、変化させることは実は焙煎曲線の傾き具合だけなのです。
どんな偉そうな言っても出来る事はそれだけです。如何に珈琲焙煎が単純な作業か、これ一つでも充分過ぎる程分かりますね。
その傾き具合も、図形としては3本引けますが、現実2本です。短期上昇はダメ。かと言って、間違っても30分間もの長時間焙煎などしないことです。これは常識でも分かります。
もう一つ大事なこと、ボトム温度「中点とも言うらしい??」を揃えるなんて絶対に思わない事です。意味は有りません。
それだけで最悪です。そういう概念は根本的に間違ってもいます。全体の焙煎が狂うだけです。
第一、良い焙煎機なら黙っていても揃います。また、同じ豆でも量により変わります。そんなもので味が変わったら、「料理の世界」そのものがひっくり返るのです。常識で考えることです。
どうして日本の珈琲だけが変わるのか?変わるわけがないのです。
そういう風に勘違いさせるのは実に簡単です。もう何度も書いてる。
復習です。良い焙煎機を使う、連続焙煎しても投入温度が同じならボトム温度も、1、2ハゼも全部同じ温度が連続しますから、焙煎を変えると言っても、温度上昇率が少し変わるだけです。結果も余り変わらない。味はそこで変わるのではない。駄豆をどんなに頑張っても良い豆には遠く及ばない。
焙煎で美味しくはならんです。但し、台無しには出来る。
そして、元々質が悪い豆は、美味しくなったような錯覚が出来る。原付バイクを改造した感じ、125CCには遠く及ばない。
400CCに追いつけば世の中がひっくり返るのです。
日本の焙煎を元に戻しましょう。皆さんボトム温度です。昔から、「中点なんていわないように・・・」