朝にラジオでNHKの日曜討論を車で聞き流していた。随分と長いインタビューだったのですが【中身が全く無い】。
御用放送なので中に切り込むことはないのは判っているが、しかし、この総理大臣の年初の話が一切の具体性がないことに驚愕だ。
これを聞いてる避難民の皆さんは大層落胆したことだろう。
再放送が聞けるなら是非聞いてほしい。
恐ろしい事だ。これは司馬遼太郎が生前、ノモンハン事変で旧参謀の幾人かと会った印象が多く書かれているが、彼らの誰一人も、自分の事、自分の指示した事、つまり真実を語らないこと、関係ないことを雄弁に何時間も話すその品性に司馬は憤怒したよりも、憤死するほどであった事を思い出す。
ついに彼はノモンハンだけは書けなかった。
結果、こういう連中が国を誤った方向に導き、そして一切自分の責任を取らない、卑怯な人間が昔も今もいる。今もいる。
「様々な状況に応じて、関係各所に、被災者のニーズに合うようにスピード感を持って,きめ細やかに対応してゆく」という感じだ。
「中国との関係は、関係各国と話し合いながら対話を重ね・・・」
こんなことは、子供でも言える。
フィリピンは実際に戦っているよ。
この総理の談話に一切具体例はない。
彼は「ランチェスター戦略」の基礎も判ってないのではないか?
被災地に自衛隊を段階的に投入してゆくことで効果は全くなったわけである。
今、現地では雨・雪が降り、物資は届かないなら、
ヘリコプターや、或いは米軍の援助やあらゆる選択肢を使っていれば、
この狭い国土なれば何とかなった筈だ。
1週間も経て、避難民に物資が届かない事態は異常である。
非常事態に中の異常事態。
これが戦争有事でも、検討を繰り返すだけであるのか?
もう国家の危機である。
有事に宥和政策などないのである。
ウクライナに停戦の選択肢はない。【勝つ】しかないのである。
残念ですが、これが真実です。
広島出身で先のサミットでも【核について】何一つ、世界にアピールさえ出来なかった、意気地もない人間が、日本の行政を行ってる限りこの国はもう絶対に救えない。地震でさえ自国民を救えない阿呆に何が出来る?
作業着だけ・・・
これじゃ、攻められるな・・・