ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

母のアルツハイマー

2012年04月11日 | 生活

20120410  私の母はアルツハイマー型認知症である。今はグループホームで暮らしているが、いわゆる施設に入るまでの最後の3年弱を、私は介助のため母と共に過ごした。久しぶりに昨日、帰郷の折りに訪れたのだが、とうとう最後まで私は息子として認識してもらえず(写真)、ホームを後にすることになった。予想されていたこととは言え、これはかなりショックだった。満開の桜の下で、しばし呆然・・・とした思いだった。


 10年前、家族と別れはじめて母と二人だけで暮らしてみると、いろいろなことが待ち受けていた。まず訪問セールスマンたちとの攻防が始まった。彼らは父の戦友会名簿とか同窓会名簿をもとに実に高額なアルバム帳とか郡史を売りつける。売りつけるというよりは、勝手に上がり込んできて商品を置いて行き、後で脅迫的な請求書を送りつけてくる。または理解ができない母に売買契約書の押印を押させる手口だ。
 どう言う訳かいろいろな業者が次から次に来るので、そのような名簿情報が業者に流れていると分かった。私は彼らに母の保護者として契約無効の宣言をし、消費者センターなどから協力を得ながら、まさに戦った。「職場へ押しかけてやる」とどなってきたり、脅されもした。一歩も引かず、ビタ一文出さなかった。そして半年を過ぎたあたりで、まるで台風一過のように彼らはピタッとわが家に来なくなった。それまでどれほどのお金が、彼らにむしり取られたのかは不明だったが・・・・。


 次なる対応は、ご近所とだった。母は元来が人付き合いの良い、世話づきなタイプだった。しかし子どもの私たちに、母の発症を疑わせたポイントの一つだが、人格が変わって非常に被害妄想に陥り、近所に対して攻撃的な対応になっていた。お世話になっていたご近所の方からなんどもねじ込まれ、苦情を言われ・・・・「ただひたすら謝る」ことが私の日課だった。
 思いあまって母をたしなめると、「それでもお前は私の息子か!」と母か
ら逆ギレされて、またまた大変になる・・・・


 この母の人格の変わり様は大きな波を繰り返しながらも、だんだんと穏やかになっていった。実はそれはまた病の1段階アップであって、無反応になり、外出しても自分の家に帰ってくるのが困難になったり、外出先では私のズボンのベルトに手を挟んででないと不安になってきた。そしてとうとう徘徊が心配されるようになった時点で、ケアマネージャーたちによって施設入所が決まった。


 このように思い出してみて、たまにしか訪れない息子の私を忘れるのは仕方ないことだと、自分で納得することにした。せめて救われ信仰をもってほしかったが、これもすべて神さまの御心なのだと思う。

 自分の命は「当分大丈夫だ」なんて思ってはならない。人の命は脳卒中やBaptism_33通事故で、明日の命は分からない。それだけでなく、母のような緩慢なアルツハイマー症にだって、気がつかない内になってしまう可能性も大きい。いつの間にか決断できない状況になってしまってからでは手遅れだ。だから今、今自分の永遠の霊を救う決断し、イエス・キリストの十字架を受け入れる決心を表明することは重要だ。自分の命を滅びから救う判断を、先延ばしてはならない。 (ケパ)

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桜咲く舞い上がる♪

2012年04月10日 | 自然

桜咲く舞い上がる
昨日北海道の教会blogに、「北の桜は花びらが少なく透けているけど、東京の満開の桜はぎっちりと咲くね」って書いてあったけれど、そう言えば信州で見ていた桜と違うなあ。と春になると思っていた。そう!そうなんだね!! マンションの四階ガラス越しに見える桜。ヒラヒラと花びらが舞い上がる。一人で届いたDVD「感謝と賛美のセミナー2012」。そのメッセージを聞きながら、パソコンに向かって仕事していたけど、ついつい外が気になり、立ち上がりベランダにでた。 暖かな陽射しね。満開の桜見ながら、携帯でパチリ・・・確かに枝いっばいの花びら、黒いしっかりとした枝のコントラストが美しい。コール抱きながら感激した。 美しい春、神様感謝します。と、喜んでいる ドルカスです。

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NPO法人「礎の石孤児院」

2012年04月09日 | 教会のこと

 私たち「TLCCC」の教会では孤児院(日本では、児童養護施設)を、カンボジアを始めフィリピン、ザンビアにおいて孤児たちを受け入れている働きをしています。子どもたちは両親のいない子、HIVに感染している孤児、生年月日のわからない子、もし、孤児院に来ていなければ間違いなく生きてはいなかったと思われる子たち。そのような多くの子どもたちが孤児院で生活をしています。
 
1月初旬カンボジアの孤児院に訪れた時を書いたこと、覚えていらっしPhoto_2ゃるでしょうか
このように孤児院を建設し支えることを、神さまから示されたのです。

毎月運営費として70万ほどが各地へ送られています。これは最低限の費用と思われますが、それでもこの金額でそれぞれの国の孤児院が賄えられているのです。
今では支援団体や、いろいろな団体、大学生、多くの方々がなにが必要か、何をしたらよいか、と訪れてくださいます。
子どもたちも大きくなりました。子ども達の為に広い用地への移転も必要です。本当に早く移転できたらと切に思います。

 さらに昨年の震災後、日本において孤児院建設を神さまが導かれました。その働きが徐々に動き出しました。日本でのこの働きには高額な費用が必要です。
TLCCCの多くの教会においては聞いたことの無いような金額ですが、私たちはこのことを感謝しています。それは神さまが働いてくださることを知っているからです。ですから、必ず日本においても孤児院(児童養護施設)出来ると受け取って、祈っています。

が、これは私ひとりではとうてい及びません。私の出来ることは祈りです。そして多くの方々に知って欲しい事です。

http://tokyo.antioch.jp/j-orphanage/shien.html

↑のページを開いてみてください。もし、心が動かれましたら読んでみてくださいね。多くの方が協賛してくださることを祈ります。 (ドルカス)

     家を建てる者たちの捨てた石。それが礎の石となった。     詩篇118:22

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召天式

2012年04月08日 | 教会のこと

 「危篤!」の知らせを聞いて、ちょうど70日目の昨日の早朝、信仰の友が天に帰って行った。
 広島時代の、この群れで親しくお付き合いさせていただいた、ご夫婦の夫君である。こういう親しい友の場合、いつもというわけではないが、霊的なお知らせがある場合がある。今回早天の祈りをしていて、その朝に限って兄弟のことを思い出し、時が来たことを感じていた。

 人の命は神の手にあることを知っている。そして私たちは死が終わりではなく、まさに待ち焦がれていた主イエス・キリストとの永遠の生活が始まるスタートであることも知っている。だから「よかったね」と真底思う。するとメールが来て、「すばらしい安らかな顔だよ」とあった。そりゃそうだ!わたしもその日を心から待ち望んでいる。が、今この世での使命をちゃんと果たし終えてからのことだ。死ぬことも生きることも、すべて益とされる。 (ケパ)

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こころごすぺる

2012年04月07日 | ゴスペル

今夜は高円寺で 「こころごすぺる」・・・日本発ゴスペルコンサート・・・がありケパさんと一緒に聴きに行きました。会場には久しぶりに会うご夫妻がいらして、まさかここでお会いするなんて思ってなかったので、さらに主に感謝!感謝!のコンサートでした。

出演したグループは、プレイズ系の曲で「Come&Worship」から始まり、しっとり「ラ・スポーザ」「Gifts」「Gosoel Seed」そしてピースフルでお世話になっている、「TrueVine」 が共演しての2時間のコンサートでした。心なしか「TrueVine」の曲をもう少し聴きたかったかな^^。実は、


Gifts3_2

来週、船橋で「Gifts」ミニゴスペルコンサートがあるのです。 船橋ゴスペルクラブ「ピースフ ル」主催で行われます。近辺で興味のある方、ぜひいらしてくださいね。1時間程ですが、入場無料です。


4月13日 船橋勤労市民センター 地階(第1音楽室) 午後5時40分 開演 

Gifts4

桜・輝く光の中で・永遠の愛・大きな愛など のヒット曲、さらに新曲を歌います。

もちろんコンサート前には船橋駅北口デッキでの路上ライブもあります。たぶん3時半頃からです。通りかかったらぜひ聴いて下さいな (ドルカス)

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軛(くびき)

2012年04月06日 | 祈り

  先々週観た映画で「ヤコブへの手紙」というのがあった。盲目のヤコブ老牧師は毎日届けPhoto_3られるさまざまな手紙に、祈り、適切なみ言葉で返事を出していた。わたしも牧師をしているので、同様に信徒の相談事に耳を傾け、ともに祈っている。これは神から託された最重要の仕事である。相談者の負いきれない重荷に、何とかして神さまが軛(くびき)を共にしていらっしゃることに気づいていただくこと。もしそれに気づいていただければ、実は問題はほとんど解決していることに近い。どうしてだろうか?

 聖書に出てくる軛(くびき)とは、耕作するために牛を二頭仕立てにするための首につけるためのもの(イラスト参照)で、必ず牛のどちらかが主でどちらかがサブに回る。両方とも力が拮抗していると、前へ進むことができなくなり非効率になるらしい。だから「不信者と、つりあわぬくびきをつけてはいけません。」(2コリント6:14)のようなみ言450pxfootprints_in_sand葉がある。

 私たちの生きる仕事で生じる悩み・苦しみを、実は神様が共に一緒に歩いていてくださる!これはすごい発見である。下記のみ言がある。解決はわたしがごとき力の乏しい者にはできないが、全能の父なる神なら最高の解決をしてくださる。確かに一見それは相談者の思った通りではないかも知れないが、しかし相談者にとって最善の解決であったことが、後になればわかるのである。信頼し委ねる=感謝することが、神の力を見る大きなポイントになる。 (ケパ)

申命記31:8 【主】ご自身があなたの先に進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」


PS  イスラエル様へ ぜひ一度、ひざを交えてお話しいたしましょう。礼拝にいらしてください。今回は教会オフィスです。

 

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食べ比べメロンパン

2012年04月05日 | 食べる
 

おもえばケパさんが行列に並んでくれた、駅前の「メロンパン屋」開店日の、そのひとつのメロンパンから、春になり薄着になることもつい忘れて、二人でひとつと言いながら、ついつい食べている数々のメロンパン。

 

その中で気に入ったメロンパンです。Photo_2


私の一番はなんてかわいらしい、「かめロンパン」。そういえば某牧師夫人もお気に入りと、とあるブログに書いてあった事思い出しました

そしてケパさんは同じ皿にある「富良野メロンパン」が一番です。 続いての2番手はマスクメロンパン。どうもメロンクリームが入ったのが気に入っているようで^^  

 私はと言うとメロンの香りではなく、パンの形と焼いた堅めの外側と内側のパン生地のバランスかな。

写真はありませんが、ケパさんが並んでくれたあのメロンパンの食感はよかった。意外だったのは、フランスパンが美味しくて、買いに行くことの多い近所のパン屋さんの「メロンパン」はさほどでは無かったこと。 また船橋駅傍の「メロンパン」は、と言うより「レモンパン」がなかなかの味であって私は満足まんぞく。   という美味しい話題紹介してみました。 (ドルカス)

 

 

 

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風の吹く日に

2012年04月03日 | 随想

 土曜日、風が強くて、外房線の電車内で当分過ごしたことをお伝えしたPhoto 。三日経っての今日もこれは相当な風である。外では立っていられないほどで、恐ろしいうなり声の中、馴れない私は、「ここは関東だ」とつくづく思い知らされたのである。

 5年前、上京することが決まって真っ先に思ったのが、わたしの場合「風」であった。それほど関東には強風の記憶がある。なぜなら私は、広島でも海岸部から小一時間も山間部に入った、山間の育ちである。空から見ても、中国山地は、ご飯茶碗を点々とひっくり返したような丸い山ばかりで、平らな土地が少ない。だから、風は山の上の空中戦という感じで、台風以外には風というものを知らなかった。

 大学生になって初めて関東に来たが、住み始めた所は厚木市の丹波山麓で、山の裾野のために風はやっぱり空中戦だった。ところが3年生になる春に平野部に下りて初めて、風を体験する。「春一番」であ
Photo_2る。これには真底ぶったまげ(驚い)た。なにしろ高い高い津波のような黒い壁が、ドドーッとはるか南の方から襲ってくるのである。どうやったらこれから逃げられるのか、冷や汗をかいたような気がする。

 実はこの風体験後しばらくして、何年も避けていた洗礼を受けた。受けてからだが、風が三位一体の神である聖霊をあらわすことに気がついた。聖霊はしばしば「風」とたとえられているのだ。日本は世界でも宗教が自由な国でありながら、有名なノンクリスチャン国である。わずかにいるクリスチャンですら、実は聖霊のことなどほとんどわかっていない。風は目に見えないが、しかし風があることは外に出てみれば肌で分かる。聖霊の働き無くしてこの国に、大福音化(リバイバル)が起きるはずもないことも肌で分かる。今日の台風並みの強風をはるかに越えて、私たちは聖霊の大嵐が来ることを知っている。それはたぶん、風の強い関東から始まると思っている。 (ケパ)

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2012年04月02日 | 自然

 今朝ベランダから見える桜の木が・・・2_2
ついに咲き始めたのを発見・・・昨年よりだいぶ遅い開花だ と思うけれど、桜の開花がなぜか毎年嬉しい。 


一時間ほどしてみると、さらに桜色は枝全体に広がっている。 ふと隣の老婦人がベランダ越しに
声をかけて下さり、「桜咲きましたねえ」と挨拶すると、「以前はもっと大きな木でねぇ。道まで枝が張りだしていて、とてもきれいだったわ」って。毎年春を楽しみに待って入らしたことが、うかがえた。

道を挟んだ建物の大木の桜が私たちの一番身近な桜の開花の2_3朝でした。


 午後になってケパさんが公園に行こうと言って、二人で自転車で散策に出かけてみた。
大きな公園の桜は少し早くて、後
2,3日したらもう一度来てみたいな。そういえば昨年は朝テニス仲間と桜の下で朝食会したこと思い出したわ

公園の池には、親子の亀が仲良く日向で甲羅干し!!をしていた。平日の公園の午後。桜の開花に誘われて、散歩する人や、スポーツをする子どもたちで、賑わっていた。

2

この美しい桜の花も私たちを造られたのも、すべて造 り主は同じ。全て神が造られました。
神の許しなしで地上にある物は何も無いのです。
そのことを春には特に深く思わされるのです。
春は素敵であるのです。 (春生まれのドルカス)

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南房総一回り

2012年04月01日 | 

 パワフル×スマイル千葉とかいうイベントで、JRの千葉県全線が一日乗り放題で千円台。その締め切り日が3月末日だったので、思いきって一日だけの旅をしてみた。Photo
 熟慮のあげく・・・・と言いたいが、まったくの行き当たりばったりで、時間と何よりも祈れることを優先し、南房総一周をすることにした。千葉県に入った最初の駅でまず特別切符を買い、千葉まで行き、それから外房線を終点の房総半島の太平洋側、安房鴨川までずっと行く。そこでで内房線に乗り換え、今度は東京湾の内側を千葉に帰ってくるというコースだ。

 しかし予定は未定。なんと強風のために列車は廃止、延着が相次ぎ、ダイヤはずたずた状態。駅はアナウンスが錯綜し、人があふれ出してきた。「ままよ」、と外房と内房の一番早く出る電車に乗ることにし、結局外房線の茂原行きに乗った。問題は単線になる茂原から安房鴨川行きだった。写真のように海岸線に出て景色は「抜群!」と言いたかったのだが、強風のためたびたび電車はストップ。ホームに止まっていると風で揺れる揺れる、開いているドアの周りは、横なぐりの雨で水びたし。そこでホームを出て、まわりを崖に囲まれたところまで歩くがごとく移動し避難するありさま。
「ねえ、これ、今日中に帰れるの?」とドルカスがのたまう。Photo_2

 結局無事に帰れたのだが、こんな車内で神さまに必然的に帰れるよう二人で祈り、臨在があって楽しく過ごせたことは確かです。

 そういえば止まっていた駅のそばには春を告げる「菜の花畑」があって、桜の木も一番てっぺん部分が咲いていました。南房総には春が来てました。  (ケパ)

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