老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

母の入退院

2014-12-17 13:16:10 | 日記
私には101才と11ヶ月になる老齢の母が居ます。

普段は在宅で月に15日程ディサービスやショートスティを利用させて貰って居り、何とか健康に過ごして居りました。

それが先月末にショートステイ先で微熱があり、夕食前に検温したら38.5度になっておりました。

常々かかりつけ医から38.5度以上の熱が在ったら肺炎の恐れがあるので病院に連れて行く様に言われて居ました。

夕食前でしたが母を緊急で搬送した所、診察ではやはり肺炎の疑いがあり即入院となりました。

診察が終わったのが10時頃、病室で看護婦さんから入院で必要な物を指示され取り合えず帰宅。

紙おむつや尿パットは昨年入院した際の残りが少し在ったので薬局へ買いに行く事も無く済みました。

遅い食事を済ませ私は病院へ、少し痴呆が在る母なので個室で付添って寝ます。もう深夜12時でした。

入院後、翌々日までは患者の食事は有りません。点滴だけです。

母は高齢にも拘わらず普段からは排尿・排便は漏らさずポータブルトイレで済まして居ります。

だから催して来ると「便所、便所へ」とやかましいのです。私達がそのまま寝てる所で済ませる様に言ってもなかなか聞いて呉れません。

昨年もそうでしたが自分で点滴の針を腕から抜いてしまい、自分でベットに起き上がろうとします。

今回も傍に私が寝てるのに深夜に私を起こして抜いて絆創膏が付いたままの点滴の針を見せます。

元気になるに従ってその行為が見られ3夜連続でありました。

対抗策として針が刺して無い方の手に手袋を嵌め、手首から抜けない様にしましたら点滴の針をやチューブを触る事が無くなって安心しました。

でも、便所へ行きたがる気持ちは相変わらずでした。

食物の嚥下の検査を受け、ソフト食を頂けるようになりました。ソフト食は初めてですが実に良く出来て居ります。

ミキサーに砕かれた食物がその素材の形になって器に盛られて居ります。例えば鯖の煮付け・そして竹の子までもがその色と形のままです。

入院翌日からベッドでのリハビリもありました。

1週間後からは1階のリハビリ室で車椅子から自力で立ち上がる訓練や車椅子で過ごす時間を取るようになります。

入院2週間余になる昨日退院しました。在宅はまだ体力や食事の不安があるので老健の施設に預ける事にしました。

冬期の3ヶ月程ここでお願いする予定です。私は昨夜久し振りの自宅での就寝となりホッとしました。