老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

雪の露天風呂

2017-02-12 16:42:39 | 日記
先週の平日に友人達と7人で温泉旅行に出掛けました。

出掛けた先は南信州の南木曽町です。
近場なのでJR名古屋駅で集合、13時ジャストの特急しなの13号にキヨスクで買い求めた駅弁を持って乗車です。
最近は新幹線でも駅弁は食べてない、同行の皆も「たまには列車内の駅弁も良いなぁ」と喜んで呉れました

わずか50分で降車駅の中津川駅に着きました。ここからはホテルのシャトルバスで”ホテル木曽路”へ。
車窓から残雪のある山間を見ながら40分ほどで目的のホテルに到着。まだ15時頃です。
部屋に入ってお茶を頂き暫しの談笑です。

まだ入浴時間には早いが混まない内にお風呂へと、ここの浴室は脱衣場と洗い場・浴槽との間に仕切り戸が無いんだ。珍しい。
浴室の中心に大きな長方形の浴槽が一つデーンと、傍に注意書きが「遊泳禁止」確かに子供だったら泳ぎたくなる大きさだ。
その湯船に浸かるとお湯で肌がツルツル、良い泉質です。有名な下呂温泉のお湯よりツルツルです。

暖まった所で少し寒いかなと思いつつ露天風呂へ、ここも広くて大小の湯船が4つとサウナ室もありました
室内もそうでしたがここの浴槽も中央部にジャグジーの水流が出ていて快適でした。
そんなに長湯はしていないけど、湯から上がっても汗が引かずなかなか浴衣が着れません。これも温泉効果

夕食はバイキングでしたが、結構豪華な食材が揃えてありました。席に着いたら係の女性がピザの注文受けに、石焼きピザだそうです。珍しい趣向だ。
案内書にあった食べ放題のカニもハサミの部分が沢山在り、カニの脚も身がしっかり詰まっていました。
いつもだとビールが進むのに、今回はカニや種類の多い食材に目を奪われ皆はあんまり飲みませんでした。

翌朝、目を覚ましたら窓の外はコンコンと雪が降っております。
まず、朝風呂へと。雪の中の露天風呂は他の景色が霞むほどに湯気が上がっています。
勇気を出して露天まで出陣。お湯もしっかり熱くて寒くない、頭のタオルには雪が積もります。雪の中の露天風呂は最高!

予定ではチェックアウト後、宿のバスで近くの馬籠宿へ行くはずだったがこの雪では・・・と中止にしました。
で、それまで何処に身を置くかと言う事でホテルの人にお願いして昼食までこのホテルで滞在する事に。
ホテルの好意でロビーでは無く夜に使うバーラウンジを休憩室として使わせて頂きました。

冬の寒い温泉旅行でしたが、温泉のお湯とホテルの好意で暖かい旅行となりました。

ひいらぎと鰯の頭

2017-02-05 09:17:25 | 日記
今年も夫婦だけで節分の豆まきをしました。

玄関のドアーを開け座敷からリビング等4部屋、2階に上がって4部屋全部に「福はぁ~うち~」と大きな声で、窓や玄関からは外へ向けて「鬼はぁ~外」
撒いたあとから妻が部屋の豆を拾って器に、終わってから二人でポリポリと・・・でも年の数だけは食べませんね

明けて昨日、前夜の夕食に食べた焼き鰯の頭の格好が良いのを選んで割り箸に刺します。
そして小さな和紙の紙片に”鬼”と書いてその箸につけ、柊の小枝も括り付けて玄関に貼り付けました。
これで今年も我が家には邪鬼は入って来ません。ほんと?? 願って居りますが。

ためしにここ数年前からこの地方でも流行りだした”恵方巻き”は我が家では食べません。
新聞の記事に因るとあの風習は京都の芸妓さん達が、今年も常連さんが途絶えない様に願って一気に頬張る事の習わしから来たとか・・・