老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

宮川花子さんの講演

2010-06-26 16:07:50 | 日記

昨日、長良川国際会議場で開催された 「岐阜西教区花園大会」に参加してきました。
この岐阜西教区花園大会とは仏教の臨済宗妙心寺派の檀家さんの組織「花園会」の地域大会です。

あの広い会場が梅雨空の中を各地からバスやマイカーその他の交通機関を利用しての皆さんで満員です。
午前中は会の関係者の祝辞やこの四月に新任された妙心寺派管長 河野太通 老大師さんの法話と、会本部長 林学道さんのお話で心が洗われました。

午後は一変してリラックスタイム、吉本の漫才師「さゆみ・ひかり」の女性コンビの漫才と宮川花子さんの「花子の生き生きライフ」と銘打ったお話です。
彼女自身の癌治療や夫の大助さんの脳内出血の手術・介護の話を時には本題から話題をあちこちに振りながらの熱演です。

約一時間半を一人でボケとツッコミ役を演じながら客席の笑いを取ります。観客は7割方年配の女性でしたので皆さん笑う事笑う事。
私も何度か手を打ちながら大笑い、来場の皆さんと日常の苦労や憂さを完全に笑い飛ばす事が出来、本当に好い一日でした。

嬉しかった記念品

2010-06-18 21:10:28 | 日記

昨日暑い中をゆりを見に行き帰って着替えて居たら妻が 「お父さん、お客さんよ」と呼ぶ慌てて玄関へ、お客さんはお子さんを連れた若いママさんです。
はっきり記憶が有る様な無い様な、聞けば岐阜mamウィンドアンサンブルのメンバーさんで一度家に来て頂いた人でした。
そして、差し出された紙袋からはこのサークルが結成されて一周年になるお祝いの記念品です。

実はこの「岐阜mamウィンドアンサンブル」さんとは私が孫の室内遊具をリサイクルとして貰って頂いたサークルなのです。注:1月22日のブログに。
それが縁で遊具の使用状況を見るのを兼ね一度練習会場を訪ねた事が有りました。
その時、感じたのが0才から入園前の小さなお子さんを連れて合奏の練習をされてる若いママさん達の姿と、その人達を指導されてる棚橋先生の熱意でした。
まだ小さいので訳の解らない子供をあやしながらの練習風景です。先生は子をあやす手間が空いた人を見て指導されてるのです。どこまでも育児が優先でした。

以前、楽器をやって居て結婚や出産を機に辞めた人が、もう一度好きな趣味に身を置きたいと思ってもなかなか出来ませんね。
そんな夢を実現させて呉れるのがこのサークルなんです。結成当初は12名だったそうですが、一年経った現在団員数が41名だそうです。
ただ上達を求めるのでなく育児を優先し趣味をエンジョイ出来る練習が功を奏したと思います。

勿論、団長の小○さんの皆さんをまとめて行く努力と、団員さんが新入団された人達を温かくサポートされる優しさも有っての事です。
今ではあちこちから演奏会の依頼で引っ張りだこのようです。私もこのサークルのHPを覗いてはその活動ぶりに喜んでいます。
不要になった遊具を再使用をして頂く事が縁でこんな素敵なサークルを知る事が出来て嬉しく思って居ます。

田植え

2010-06-14 20:15:47 | 日記

今日やっと梅雨入り宣言がありました、昨年より一週間遅れだそうです。
我が家の前方に広がる田んぼは先週まで茶褐色でしたが、この土・日曜で田植えが行われ8割がたの田が早苗で緑色に変わりました。
今は兼業農家が大半である事と田植え機で行う為に、会社勤めの人が休みとなる土・日曜に一斉に行われるようです。

私が子供の頃は手植えで行われて居ましたので、夜明けが早いこの時期ですから早朝の四時頃から一家は勿論親戚一族が田へ出掛けたものです。
大体田圃は住まいの在る集落より離れた所に在るものですから、リヤカーに早苗とご飯の入ったおひつとおかずの梅干と大根漬を積み込んで行きました。
そのご飯は九時頃に食べるはんど? と昼食と三時に食べる分です。その日は一日中田植えをしていました。

私の家は田圃が無かったのでお祖母さんの家の田植えに付いて行った記憶が有ります。
田の中に入ると足のふくらはぎ辺りに「ひる」が喰い付き血を吸って丸く膨らんでました。それを指先で引掻く様に落とします、暫くするとその跡が痒くなるんです。
大人たちは一日中身体を九の字に曲げ苗を植える訳です。今思うとその頃の田植えは本当に重労働だった。

今日の夕方、緑色に変わった田圃道を散歩しながらふと子供の頃の田植えを思い出しました。

70才過ぎても子供?

2010-06-05 16:12:26 | 日記

今日のこちらは朝から雲一つない晴天で気温が30℃を超して夏日になると思います。

私は現在97才になる母親と同居しております。幸い足腰も丈夫で週に3回はディサービスでお世話になって居ります。
そんな健康体ですから当然お口も達者でして、自分に意の解さない事が有ると結構反論してまいります。
高齢ですから少しは痴呆の部分も有り、こちらとしては解って居て行動するのか否かが判断し難い場面が多々あります。これが難儀。

まず、ディサービスに出掛ける朝は着るものから言い合いになります。兎に角寒がりですのでなかなかこの時期の服装に替えれません。
また、気に入った洋服は何度でも着たがります。こちらの思うようには着せられません、これが朝一番の難関。

先日もお布団を干して上げて、午後2時前に 「もう、布団を入れて」と頼まれた。この日は朝は曇りだったんで12時直前に干したばかりでした。
「まだ、時間が早いからもう少ししたら入れて上げる」と言っても 「何言ってるの干した布団が湿ってしまうわ」と叱られました。

冬の時期、洗濯物を干した妻に「パンツは人目に付かぬよう下の方に干さんといかん」と文句を言い、妻がぼやいてました。挙句、自分に直したようです。
こんな訳で、70過ぎの私が日々母親に注意やお叱りを受ける羽目になって居ります。

高齢のお年寄りと同居されてる方々は、こんな経験が有ると思いますがどうなんでしょうね。時には声を荒げる場合もありませんか?