大須演芸場

今月末で閉鎖される大須演芸場が名残惜しいです。

私はもともと落語が大好きでラジオで良く聞いて居りました。当時は寄席は東京か大阪にしか無くて寄席の雰囲気を味わうのはこの地方ではままならぬ事でした。

その頃の大須の街には衣料関係の店が多くて、ジャケットや替ズボンを買いに出掛けて演芸場に入るのが楽しみでした。

人気の落語家や漫才師が掛かる席では立ち見で観て居ました。あの頃の小三治師匠やドツキ漫才の庄司敏江さん達は元気で勢いが在りました。
その他に沢山の落語家さんや漫才師さんを見ましたが、いま思い出すのがなかなか・・・です。

結婚して子供が出来、休日も家庭や子供中心の過ごし方になり演芸場に行くのも途絶えて居りました。

そんな時期も過ぎて今度は母親を連れて行く様になりましたが、もうその頃は出演者も有名な人はトリだけで入場者も少なくなって居ました。

やはり来場者が少ないと経営も苦しくなり人気の芸人さんが呼べなくなったのでしょうね。するとまた来場者が減ると言う悪循環ですね。

その後は年に３～４回行って居りましたが、だんだん入場者も減って来て、私も母の介護等で最近は行く機会が無くなって来ました。

それにしても名古屋人はそうした興行の現場に足を運ぶと言う事をあまりしないですね。
ナゴヤドームや御園座等も年々来場者が少なくなって先行きが心配です。

それでもバブルの頃はメーカーや販売店の招待客で賑わって居ました。でも今はそんなお客さんも少ないです。

やはりファンであるなら身銭を切って駆け付ける気持ちが無いと、この地での興行は低迷するのではないでしょうか。寂しい事ですね。

白内障の手術

昨秋に予約をしていた眼科でこの７日に白内障の手術を行いました。この日は左目だけです。
１０時までにタクシーで到着し、まず目のいろんな検査と診察を受けました。

この日の手術をされる方は８名です。手術室の控室で順番を待ちます、次々に呼ばれて部屋を出て行かれますがなかなか順番が来ません。呼ばれるまでドキドキですよ。

やっと呼び出されて手術室へ、まず目の洗浄でした。歯科医で座る様な椅子で寝て目の回りを濡れない様に保護処置をされました。

何度も何度も目薬？洗浄液？で左目の玉が剥き出しになったかと思うほどに上瞼・下瞼を開いて洗われましたよ。

そして、いよいよ手術開始。麻酔の所為で痛みは殆どありません、説明では１０分程と聞いて居ましたがでもその時間が長く感じた。

施術後、医師から「はい、順調に終わりましたよ」と言って頂き、ほっとしました。
控室に戻りしばらく休憩、看護師さんが来て術後の状態を聞かれ血圧測定をして終了。

受付で３種類の目薬を頂き２時３０分に帰宅でした。昼食は摂らずなのでお腹が空きました、今朝は七草粥なのので余計です。

これから３日間は一日中眼帯をして過ごす事になります。遠近感が取れないので少し戸惑いがあります。

この日の８時ごろ眼科の手術医から電話を頂きびっくり、術後の様子伺いでした。こう言うのも安心できますね。

翌日１０時指定された時間にタクシーで眼科へ、すぐに診察をうけました。目を覆っていたガーゼを取り除かれ診察室を出ました。

恐る恐る目を開いて見ると視野が明るい。右目を塞いで左目だけで見ると部屋の壁紙が真っ白、今度は右目で見たら薄い黄土色です。

帰宅してリビングに入るとレースのカーテンが明るい、もう一度左右の目で別々に見てその色の違いに驚いた。今まで見て居た白色は・・・なにっ？

それだけでなく窓枠やテレビの角の線がはっきりしています。周りが全て鮮明で明るいです、こんなに良く見えるならもっと早くすればと思った瞬間です。

次の右目の手術は２８日にやって貰えます。何か手術が楽しみに待たれますよ。

自転車で運動

お正月の３ケ日は餅やおせちを食べ家に籠って居たので体重が増加です。

そこで今日は母も居ない事だからいつもの散歩をと思いましたが、最近腰痛があってジムでもプールで水中歩行をしてるから自転車で出掛ける事に。

まず、どこへ行こうかと思索しました。交通量が少なくて坂があまり無いコースで所要時間を考えて。

そして選んだのが、我が家から西へ小学校を通過してＫ高校までの往復コースです。

出発前に何度玄関を出入りしたことか、いつもの帽子を止め耳が隠れる毛糸の帽子に、手袋をを取りに自転車の空気入れと、やっとスタート。

小学校辺り迄は住宅が在りますが、それを過ぎると田圃の真中を直線に道路が走って居ます。

向かい風は冷たいものの大して吹いて無く、最初だから軽やかにペタルを踏んで居ます。でも途中位からサドルに当たるお尻が痛くなってきた。

Ｋ高校に到着すると所要時間は２０分。もう少し足を伸ばそうかと思ったが初めてなので戻る事に、高校を一周してまた来た道を東へと戻ります。

多少追い風になるので楽かなと思ったらこれが思惑違い。来る時には感じ無かったのですが土地全体がほんの少し傾斜して居て結構きつい。

時々この道は車で通るのですが、そんな緩やかな傾斜は全く気が付きませんでした。

家に着いて時間を見たら合計所要時間が４５分、と言う事は帰りは５分程余計に掛かったようでした。足を延ばさなくてよかったぁ。

途中、大きい道路を渡る時自転車を降りて歩いたら太腿に違和感があったけど、家に着いたらやはり足に疲労感があります。

でも、久し振りの運動で身体が何となくスッキリ。明日はジムに行って来ようっと。