老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

生前退位

2019-04-30 21:35:55 | ニュース
今日4月30日で平成天皇が退位された。明日からは新天皇のもと「令和」となります。

今までの例ですと天皇の退位はご崩御を境に行われていたのですが、今回は天皇からのご希望で生前退位となりました。
このご希望に添うように現政権が過去の歴史や現法律と模索しながら実現したわけです。

私は今日のニュースを見ながらこの生前退位は本当に良かったと思います。
天皇陛下から国民へのお言葉を頂く事も出来たし、私達国民も明るい気分で平成を終わる事が出来ました。
通例ですと崩御の悲しみから全国民が喪に服して後に、新元号の発表ですからこんなに明るく賑わしいことはありませんでした。

今回の退位で国民の皆さんが平成を惜しむように、いろんな場所へ出向いたり記念の物を買い求める事で経済も潤いました。
どうか明日から始まる新元号の「令和」が日本国民全員の幸せに繋がる事を願って居ります。

孤独(一人ぼっち)

2019-04-24 16:01:09 | 日記
今週末から始まる10連休、家族と旅行や別家族の子供・孫が来てくれる老人も賑やかな時を過ごせます。

でも、普段は老夫婦だけや男性が一人で・女性が一人ぼっちで過ごされる人もあります。
先週の朝日新聞の記事に「孤独は平気ですか?」の特集がありました。
我々の年代(80才)になるとこうした状況も増えつつありますね。

紙上にあったデーターでは、孤独が平気と答えた人が71%、平気でないとした人が29%でした。
私はこの統計の数字を見て少し驚きました。結構な人が孤独を愉しんで居るんだと。
その理由に「一人だと気楽」「一人で楽しめる」「他人のペースに合わせたくない」等があります。
個別の意見をみると女性からの孤独賛辞の言葉が多い。夫を見送って気儘な生活や自分の自由が嬉しいと。
こうした意見を聞くと退職して毎日家に居る旦那さんが主婦にとっては家事や時間の制約が負担になって居るのかと。

逆に平気でないと答えた人の個別の意見では、男性の「寂しい」や「人と会ってない・話をしてない」があります。会社人間の典型ですね。

現在の私は週に4回のスポーツジムや他に週1回のカルチャー等、そこに行けば気が紛れる時間ですが、もし妻が居ないとなると家に居る時間がきっと淋しいと思う。

だから、これからは少しでも妻に負担を掛けない・妻の自由を奪わないように努力しよう。


県議員選挙

2019-04-11 09:53:03 | ニュース
7日の日曜日は全国で地方選挙がありました。

そこで気になるのが無投票選挙区が大変多かったことです。
私が住む県の県会議員選挙では47%が無投票選挙で選ばれました。これは全国でもトップクラスだそうです。

事実私の市の選挙区では立候補者が定員数だけでしたので当日の投票はありませんでした。
ただ、問題なのがこの選挙に新人の人が立候補され無投票で議員に選ばれた事です。
我々選挙民の支持がどれだけ有ったかも皆目分からずに県会議員になられたわけです。
選挙には法的に最低得票数が決められて居りますが、この新人が果たしてどれだけの得票を得たかも判らず仕舞いで終了です。

これは由々しき問題ですね。
新人候補者が立候補する選挙区で、もし立候補者が定員数だけで無投票の場合は選挙民の支持がどれだけ有るかを知るために選挙投票は行うべきだと思いますが、どうでしょう?

工場敷地にある日本庭園

2019-04-02 16:24:09 | 日記
先日、市内にある製薬工場の日本庭園の散策イベントに参加しました。

ナゴヤドーム13個分もある広い敷地内にこの日本庭園がありました。社員のための庭園で一般は入場禁止。
もともとこの地域は松の木を主体とした雑木林だったので、工場を建設するに当り邪魔にならない部分は自然のままに残されたそうです。
庭園の主体は中央にある三つの池です。ですがこの池は工場から出る廃液を浄化した水を蓄えています。最後の池には錦鯉が沢山遊泳して眺める人の心を和ませてくれます。

ガイドさんの話から、この庭園の設計者は大阪万博の日本庭園を設計された有名な方(名前を聞き落としました)とのこと。
小高い所に在る東屋(休憩所)から全体を見ますと確かにバランスが取れた配置だと思います
池に張り出したサクラの大枝にはまだ一部咲きのサクラが暖かくなる日を待っているようでした。

約1時間の散策を終えてから、工場に隣接する内藤記念くすり博物館を見学しました。
薬に関する古い書物や薬屋の看板・道具などが展示されています。
また、野外には薬用植物園もあります。博物館と植物園は工場外なので休館日以外には無料で見学が出来ます。
見学先はエーザイの川島工園の工場敷地内でした。ここを工場と言わず工園と呼ぶのは工場と自然園を併せ持つ事を表現しているそうです。