老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

前に出来たのに

2012-11-30 14:33:10 | 日記
若い人が聞くとそんな事? と思われるでしょうが、この年齢になって新しい事に挑戦してその時は何とか出来た事が、2回目には上手くいかなかったり遣り方を忘れたり・・・。

先日撮影した母のお祝いパーティの写真をパソコンに取り込もうとしたら、途中まで出来たのにその先から四苦八苦、参考書を首っぴきでやって見たけど保存が出来て無い、あれっそんな筈が?
頭が混乱して来たので、その日は悔しいけど諦めました。後日再開してみたら訳も無くクリァー、この前は何をどうしてやったのか解らず仕舞い。

パソコンに限らずカーナビもしょっちゅう使う訳でもないから、たまに知らない所へ遠出しようと使うが目的地入力や基本的な操作が出来ても、その他の附加操作(渋滞した時等の)が思い出せない。

年の所為にしたくは無いがつくづく、あぁ~脳の機能が落ちて来たなと実感せざるを得ないですよ。悔しいけどね。

母の百寿パーティ

2012-11-26 13:51:25 | 日記
24日(土曜)大安の日に母の百寿を祝うパーティを近くのホテルで開催しました。

9月にブログでも記載した様に国から長寿を称える賞状と銀杯を頂いたので皆さんに披露するのを兼ねて姉とその子供・孫(母からするとひ孫)叔母や私の子・孫(ひ孫)が集いました。

会場のホール前に待機して居るとそれぞれがお祝いの花束やランの鉢を手にして「おばあさん、おめでとう」と声を掛けて下さるので少々戸惑って居りました。
私が係の方と来客席の配置や賞状額等の展示の打ち合わせをする為にホールを出入りするのを見て、自分をその部屋へ案内せよと何度も要請します。何事かと興味深々なのです。

私の挨拶に始まって初孫になる甥の乾杯でスタートです。お食事はフランス料理にしました、母は今までも何でも食べて呉れたので食べ慣れた和食よりもこの方が興味が持てて良いかと。高齢の叔母たちにも好評でした。
お食事の合間に4人の孫からおばあさんに関する思い出話やエピソードを、また叔母からも私達の知らない若い母の苦労話を語って貰い和やかに会食出来ました。

その間、母は次々と出て来る料理を口に運んでおります。私と妻は持参した料理ハサミで食べ物を細かく切ったりホークに刺したりと大忙しでした。
オードブルに始まってスープ・オマール海老・牛フィレ肉ステーキから終わりのデザート(これは完食)まで完食では無いものの一応口に運んで居りました。

最後に写真室で母を中心に全員で記念撮影をしました。高齢の叔母たちもこうしたお祝いの席に招かれたのは〇〇ちゃんの結婚式以来だと大喜びでした。

万歳って何なんだ

2012-11-17 20:37:19 | 日記
皆さんが周知の様に16日午後衆議院が解散いたしました。
その瞬間、本会議場では議員の皆さんが諸手を挙げて万歳三唱をされて居ましたね。何で万歳なんでしょう?
野党の皆さんは解散に伴う選挙で勝利して今度は自分達が与党になれるから? じゃあ与党の皆さんはどう?

万歳の意味は「目出度い」「お祝いの記し」長じては「勝利を祝う」なのに、この場での万歳は当てはまらないです。
いつの頃からこんな習慣が出来上がったのでしょうか。我々国民にとっては苦々しい気持ちでいっぱいです。

前の選挙で国民が期待した政治がおこなわれて居ない、議員の皆さんの政治に対する真摯な気持ちが全くありません。
だったら、「私達は皆さんの期待された政治が出来ませんでした、もう一度選挙して改めて良い国政をしますのでぜひ投票をお願いします」と言う意思表示が出来ないのでしょうか。

ここ数年の国会は国民の為の政治では無く、衆参議院の逆転に因る党利党略の場で在った気がします。

こんな悪習は今回限りにして、次回の解散からは国民の皆さんに謝る気持ちで一礼して静かに本会議場を後にして貰いたいものです。

コインロッカー

2012-11-11 14:10:33 | 日記
先日久し振りにJR名古屋駅のコインロッカーを利用した。ロッカーの前に来て見たら各ロッカーに未使用を示す鍵が無い。
このコーナーのロッカー全てが使用中なのかと思い、隣のコーナーを見ても鍵が付いて無い???。代わりに赤いランプが所々点灯してた。

悩んで居たら、人が来てコーナーの中央に在る画面にタッチして操作している。そして出て来た紙片を取って立ち去った。今までに経験した事が無いロッカーのシステムだ。
どうしても利用したいが他所を探すのも面倒だから初挑戦。
画面に向かい、始めの「荷物を預ける」をタッチして指示に従いロッカーに入れロッカー番号を入力したら引換の紙片が出て来て施錠完了。

用を済ませ、さあ荷物の取り出しだ。画面の「荷物を取り出す」をタッチして指示に従い「鍵番号」を入力。でも「もう一度入力し直して下さい」と。
打ち間違えたかなと思い再度入力、でも同じ結果に。あれっ? 後ろに人が来たので番を譲って見学。
あれっ入力番号の桁数が多いぞ、手持ちの紙片を見直すと鍵番号が大きく書いて有り桁数も多いわ。私が入力したのはロッカー番号の2166でした。

鍵番号は8桁?10桁?だったかな~。冷や汗を掻きながらやっと荷物をゲットして、予定時刻の電車より一台遅れて帰路に着いた。
確かに預かりは鍵で無くて紙片の方が財布とかに収納出来て便利かも、鍵だと何処に仕舞ったかポケットを探したりポケットの無い女性には便利だ。

こんな事をブログに書くなんてと都会の人に田舎者と失笑を買いますね。でも年配の私には大事でしたよ。

いま読んで居る本

2012-11-04 10:26:28 | 日記
夏川草介さんの神様のカルテ2です。先に読んだに感銘を受け、また本屋さんで見つけて買い求めました。
作者の夏川草介さんは自身が医師で長野県で地域医療に従事されて居て、その傍ら作家活動をされて居られます。その経験を元に書かれた本です。

高齢社会が進んだ現在、地域医療の煩雑さや困難を明るいタッチで書いて有るので、病院の話でもそんなに気が重くなりません。
作者は多分夏目漱石に心酔されて居るのでしょうか、作風も何処か似て居て登場人物をアダ名で表したり、個性豊かな人として書いて有ります。

そして何よりは物語の随所に、信州松本の周辺の四季の移ろいを書き留めて居られるのがいいです。読書中にほっとする時間を与えて呉れます。

車椅子の母を見守りながらの読書で、本に集中出来ない環境なので誠に好都合な書籍です。読み終えたらまたを続けて読みたいと思って居ります。