老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

慰労の旅

2015-10-23 16:31:54 | 日記
この10日に亡き母の四十九日の法要を済ませて、やっと落ち着いて普段の生活に戻れました。

法要も来拝者の駐車場の問題や一同が集まるだけの部屋の広さが無い為、葬儀場を借りての実施でした。
通夜・葬儀・四十九日法要に要した費用が、お返しを含め国産高級車の1台分に匹敵してビックリ。
品物を購入した訳では無いので手許には何も残りません。まあこれも世の常かと思いますが。

そして、一昨日に妻と何年振りの一泊の温泉旅行へ出掛けました、行き先は長野・湯田中温泉です。
名古屋発10時の特急しなので出発、昼食は車中でサンドウィッチ、長野駅着12:54分。
すぐ長野電鉄に乗り換えて行くと湯田中へは早くに着き過ぎです。

予定の善光寺参拝は明日にしてあるので、3~4時間は何処かで過ごさなくてはと駅の観光案内所で聞く事に。
湯田中の途中に小布施と言う街があり、ここは栗の名産地で和菓子が盛んでまた北斎館と言う葛飾北斎の浮世絵が展示された館が在ると言う。
日本画を観賞するのが好きな私にはもってこいの街です。小布施駅で下車、徒歩で15~20分の所に在りました。少し道に迷ったけど。

平日と言えその周辺は大勢の人がいっぱい。そう栗を用いた和菓子のお店に人がお土産を求めてうろうろ。
入館料¥1,000にて北斎の浮世絵が初期の物から晩年の作品まで実に沢山展示されて居ました。私は満足でしたが・・・
妻には絵の鑑賞後に和菓子屋さんで名産の栗の和菓子とお茶を頂く約束をして居たのに、人が多くて時間が掛りそうで栗のソフトクリームになりました。

慣れない革靴で両足にマメが出来て長時間の立ち姿で持病の腰痛で駅までの徒歩が大変、何とか4時発の湯田中駅行きの電車に間に合った。
宿は7代続く老舗のよろずやさんです。早速着替えて宿の名物の浴場へ、期待した桃山の湯は女性風呂でした。
夜の10時に男性に変わるそうです。男性用浴場も良いお風呂でしたよ、露天は勿論、蒸し風呂が在りました。

夕食は部屋食で各種の山菜と信州牛で老夫婦には多過ぎる多種類の御膳、久し振りに飲んだ日本酒で大満足。
昼間の疲れが出て10時に行く予定の風呂も忘れて白川夜船。朝までぐっすり。
翌朝、期待の桃山の湯の方へ格子天井が高く豪華な和風の浴室です。露天風呂も床には那智黒石が敷き詰められ脇には大岩がで~んと、建設当時の費用と苦労が窺えました。

10時の宿立ちで長野駅へ11時。旅の本来の目的の善光寺さん参拝です。
参道脇は以前20数年前に見た景色と雲泥の差、すごく近代化されていました。今春のご開帳に合わせて道路も石畳にされたよう。
足のマメの痛いのを辛抱して本殿でお参り、8月に亡くなった母の安らかな成仏を願って来ました。

タクシーで駅に戻り新ビルにあるMIDORIで、妻の大好きなお土産あさりでした。私の目的はただ一つ丸ごとリンゴのパイです。買い求めました。
今回は時間に余裕があってお土産を買い求めるのも楽でした。駅弁を買って汽車に乗り込みましたが途中から妻がまさかの乗り物酔いに。
特急しなのの快適さが逆に災いしたのか、前夜の食べ過ぎが原因なのか。でも無事に8時頃帰宅しました、もう自分達だけなので夜は遅くても心配しなくて良いですね。







同窓会

2015-10-15 15:32:23 | 日記
実施から日が経ちましたが我々の喜寿を祝う中学の同窓会を9月27日に無事終了しました。
当日ホテルの会場へ2時間前に入りましたが、すでに5~6名の人が到着されて居ました。

早速幹事の一人と応援の女性を受付に座って頂き、私は用意して頂いたホワイトボードに欠席者からの返信ハガキを張り付けた大判の紙を展示し受付の脇に置きました。
受付の人から「お金の収納箱は?」持って来るのを忘れて居りました。ミスポイント1点です。

同窓生がぼつぼつと集まり出してその都度挨拶を交わして居たのですが、11時頃には個々に挨拶が出来ない状態に。
受付の周りは受付を済ました人これからする人がお互いに「あらぁ・・・」「久し振りねぇ・・・」と大混雑。

受付のカウンター辺りで何かざわざわして居ります。見るとテーブル席を決めるクジのお盆を手に「引いた?」「くじを引いて」と。
これは本当は会場のホールに入場する際、入口で男女別に引いて貰う段取りだったのです。
でないと話しに夢中になってクジの少片紙を無くす人が居るかも・・・ミスポイント2点

そうこうする内に開始前30分なのにホテルの係の人が来て「まだ早いけど取り合えずホールの中に入って貰って下さい」と
多分あんまり騒がしいので他のお客さんに迷惑だったのでしょう。

開始時間12時の10分前に参加者の出席状況を受付で確認、まだ2名が未到着です。
一人は東京からの男性、早速自宅へ電話を入れる。
電話口の奥様に確認すると間違いなくこちらへ向かっているとの事で、奥様から一度携帯電話をして貰う様に頼んだ。本人は何とか間に合った。
あと一人、女性です。以前からマイペースののんびり屋さん。女性の幹事から携帯で連絡するが応答なし。

開始時間なので受付を締めて会場へ。
参加者の着席をクジで決めたけど誰一人苦情も無くテーブルに着いて呉れて一安心です。1テーブルに7名で9個のテーブルになりました。
参加者の内、男性が21名。女性が42名と男性の約2倍。なので1テーブルに男性が2~3名になる様にクジで割り振りしました。

司会のS君の挨拶からスタート、私が世話人代表で挨拶。
今回は初めてドイツから駆け付けて呉れたH君を壇上に引き上げ、彼に渡ドイツの理由・家族構成・現在の活動等を5分間限定で語って貰う積りが10分になった。皆が興味を持って聞いて呉れたので良かった。

2日前に電話で依頼して於いたG君に乾杯の音頭を、彼からは今回の参加者の多さと世話人の努力を誉めて頂き感激でした。併せてまた次回の開催をお願されました。

私はまずテーブルにある料理を味わう余裕も無く素早く口に放り込んで、各テーブルへ挨拶に。
3卓のテーブルを廻らない内に、参加者はそれぞれ席を立ち目的の人を求めてテーブルを離れて居ます。
いつもの事ですが、私は個々の人とゆっくり落ち着いて会話をする事が出来ません(苦笑)
開始後40分、遅刻のHさんが到着し私の所へ詫びて来ました。これで全員参加でまず安心(ほっと)

会場も盛り上がって2時間、中締めを開始前にお願いしたY君にして頂きました。彼からも世話人へのお礼の言葉を頂き嬉しい限りです。
この時点で世話人をした苦労が吹っ飛びます。在校当時の校歌を前もって配布した歌詞カードを参考に大合唱です。

開始後2時間30分、限られた時間でしたが皆さんは愉しい歓談が出来たと思いました。
散会後、一部の人達はホテルの喫茶室で名残惜しむ様に歓談されて居ました。今回私は疲れがあって参加せずに早々と帰宅しました。

その日の夜、参加の女性二人から携帯にお礼のメールが来ました。これも苦労が報われる一つです。
遠路横浜から来て呉れた人からは私が挨拶をしている姿の写メールでした。嬉しい限りです。
その後、乾杯の音頭をして呉れたG君からは便箋4枚の長文のお礼の手紙を、そしてK君からはPCの電子メールで愉しかったとお礼を・・・。昨日反省会でこのコピーを渡しました。