老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

森元首相VS浅田真央

2014-02-28 19:59:20 | 日記
こんな事をブログにしなくても常識ある皆さんは承知の事と思いますが・・・。

先日来、メディアで取り上げられたソチオリンピックのフィギァー競技の真央選手についての森元首相の発言 「あの娘は肝心な時に転ぶんだよな」と

真央選手が帰国後の会見で森氏の発言に対するコメント 「私は何とも思って無いが、森元首相が言った後で後悔されて居るのでは・・・」

このお二人の発言を聞くとどちらが大人の言葉と思います?

森氏の発言は相手の気持ちも考えないで、居酒屋でおっさんが雑談するみたいな野次馬発言ですよね。

その点、真央さんは森氏の立場を気遣う発言でしょう。

森氏は人生70年のベテラン、対真央さんはまだ23歳の若輩者。どちらが大人?と言いたくなりません。

真央選手の会見コメントの翌日、森氏は「私の真意が伝わらなかった」と弁明して居ましたが、
元首相でしかも永年国会議員として質疑応答をこなされて居た人の言葉とは思えないですよ。

こんな人が東京オリンピック委員長だとすると誠に残念。このオリンピックに出場される選手、出場を目指す選手に闘志が湧くでしょうか不安です。


名都美術館へ

2014-02-21 10:24:51 | 日記
只今開催中の特別展「上村松園の魅力」を見に名古屋の名都美術館へ行ってきました。

この美術館は上村松園画伯の作品を多く保管されて居るので、松園ファンの私は時々訪れて居ります。

今回は下絵も展示されると言う事で楽しみに出掛けて見ました。

展示室にはその通りその下絵と本画が並んで展示されて居ります。両方を見比べながら見ると言うのはまた違った感覚でした。

下絵と言えども一線一線が丁寧に描かれ、自分が強調して表現したい部分には墨が濃くしてあり、ここにも松園画伯の繊細さが窺われます。

また作品「鼓の音」の鼓を持つ手先が本画では鼓に隠れて描かれて居ないのに、下絵にははっきりと描かれて居りました。

作品「楊貴妃」は初めて見る事が出来ました。これも下絵が並んで展示されて居ます。

和服美人と変わって、絹の衣装がふぁーっと描かれ上品なたたずまいの姿が見られ気品が漂います。

今回の展示には松園作品をより多く集められている奈良市の「松伯美術館」からの協力出展があり豪華でした。

松園ファンとしては前からこの松伯美術館を訪ねて見たかったので、ここでその一部が見られたのは幸せでした。

もう一つ印象に残ったのは、来館者のご婦人で和服姿の方が居られたのも嬉しかったです。

この展示会は3月9日(日曜日)まで開催されて居ります。ファンでなくとも一度訪れてはいかがでしょうか。


メディアがプレシャーを

2014-02-14 20:32:50 | 日記
今月7日から始まったソチ冬期オリンピック、日本からは113名の選手が参加致しました。

それぞれの選手が故郷や出身地・在籍会社・在籍校の期待を胸に競技に参加します。

「オリンピックは参加する事に意義が在り」と言われるものの各選手は金・銀・銅のメタルを目指します。

でも、世界中の一流選手が集まる大会ですからその競争は厳しい物があると思います。

彼らはオリンピック参加選手に選ばれた段階から、毎日の様にメディアからメタル獲得の目標や予想を求められます。

競技に入ればその期待が相当のプレッシャーとなり、いつもと違う精神状態で戦わねばなりません。

まだ競技が始まって間も無いのですが、メダル候補と言われた選手が苦戦されている状況を見ると胸が痛みます。

出来る事ならオリンピック選手には選ばれた段階から大会に出発するまでは、メタルや順位に拘らず大会を楽しみ世界の選手との交流を大切に・・・と送り出したいものです。

まだまだこれからソチでは沢山の世界の一流選手による冬季スポーツが続きます。

日本の選手諸君もプレッシャーに負けないで、今までの練習の成果が十分発揮出来て楽しめる大会である事を祈って居ます。