老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

足立美術館へ

2010-09-29 21:06:59 | 日記

この27~28日に同窓会の旅行で玉造温泉・出雲大社と足立美術館へ行って来ました。
この旅行は2年毎に実施して居りますが、年々参加者も減り貸切バスを調達するには各人の参加費が高くなります。
そこで今回は観光バス会社のツアー旅行に便乗する事にして数種類のコースから玉造温泉コースに決めました。

遠路のツアーですがこのコースを選んだ本音は私がこの美術館に行き横山大観の絵が見たかったからです。
参加案内状には山陰一の玉造温泉・パワースポットの出雲大社、仏のミシュランが認めた日本庭園の足立美術館へと記しました。

案の定、不参加者2~3名から遠過ぎて 「体調に自身が無い」 「何故もっと近場に行かないか」との苦情も。
でも、幸い20名の参加者を集める事が出来実施に漕ぎつけた訳です。

当日7時に当地を出発、岡山美作市で昼食し美術館へは16時少し前に到着でした。
順路の最初は矢張り評判の日本庭園です。苔庭から次は広大な枯山水庭です。硝子戸越しに全景が見れます。
蒜山高原辺りから降り出した雨がここでも振って居ります。
この雨の中3人の庭師さんが雨合羽を着て手入れをされて居ます。こうした毎日の手入れが日本一と言われる庭になったのでしょうね。

次の青松白砂庭は 「生の掛け軸」と呼ばれ床の間の壁が縦長のガラス窓でここから見る滝や松・白砂は本当に一幅の掛け軸でした。
皆さんはこの日本庭園でゆっくり時間を取られますが、限られた時間なので私は目的の大観の絵が在る2階に急ぎます。

最初に目にしたのは 「無我」でした。表題は何か宗教的に思えますが、小太りな少年の立ち姿がなんとも大らかに感じた。
「朝嶺」「暮嶽」「蓬莱山」等は山に掛かる雲や霧(もや)が墨の濃淡や淡い色使いで描かれて居ます。
海を描いた作品では波の一波一波が実に丁寧でその波の表情が読み取れます。「南めいの夜」良かったです。

そして終わりに近付居た所に有名な 「紅葉」観る人を圧倒する大きさで豪華絢爛でした。この絵にも群青の波が細かく描かれて居ます。
僅か一時間の見学では音声ガイドの作品を見るだけで精一杯。好きな絵の前でしばし佇む事も出来ません。
念願の横山大観氏作品が一堂に集められたこの美術館に来られて嬉しかった。時間が多く取れる様に再度来館したいものです。



老老老家庭

2010-09-21 21:51:28 | 日記

昨日は敬老の日でしたね。我が家は97才の母を筆頭に私と妻の3人が65才以上の仲間です。
今は3人とも無職で国から頂く年金で生活させて頂いて居ります。有難い事だと思って居ます。
数十年前のまだ年金制度が確立して居ない時代でしたら、とうに生きて行けないでしょうね。

昨日のニュースではその65歳以上の老人が全国で2,944万人だと言って居りました。
この内の大半の人が金額はともあれ何らかの形の年金を受け取り生活の糧にして居ます。
そうした老人を支えている人が5人弱で一人の老人の年金を供給してる事だそうです。
これもやがては3人で・2人でと負担が大きくなりますよね。

こうしたニュースを聞いて国民の皆さんにお世話になって居ても今は何も出来ない高齢者です。
だから少なくとも健康で居て医療や介護で皆さんに少しでも負担を掛けない様に頑張らねばと思った一日でした

節水バルブ

2010-09-19 14:25:57 | 日記

日中暑い中、こちらの小中学校では運動会が有りました。児童・生徒は夏休み後から猛暑に負けず練習したのですね。

先日、浄化槽の検査にみえた人から 「トイレの水が使い過ぎでは?」と指摘をされました。
確かに気にはしておりました。と言うのは最近母が1時間に一回どうかすると30分位にトイレに行く様になって居ました。
その都度タンクの水をフルに流して居たので勿体無いと思ってましたが、漏らすよりは少しの無駄は仕方が無いかと。

でも、浄化槽に影響が出る様では駄目だなと思い、ホームセンターで探してみましたがタンクの栓に錘をする簡単な物でした。
ネットで 「節水バルブ」と検索したら機能的に納得のいく商品で6000円程で買える 「ドルフィンセーブ」なる物を見つけました。
取り付けは自分でする事になりますが、やれそうなので早速購入しました。取り付けは30分位で終了です。

取り付け後、以前と比べて見るとレバーを上げた時あのゴォーっと言う音が静かでしかも心配した残物もありません。
流した後すぐにタンク内を覗いてみると水が底から10㎝以上の水位で残って居ます。
多分これなら節水は出来て居るなと確信しました。今度の検査は12月なのでその時に聞いてみようと思って居ます

先輩から学ぶ

2010-09-14 15:54:49 | 日記

九月も半ばになり朝夕の涼しさが嬉しいですね。
私は趣味の一環として月2回の朗読の講座に通って居りまが、やがて2年半になります。
初めの頃は人前で読むと言う事に慣れず、まるで小・中学校の国語の本読みの状態であったと思います。
テキストに出される文章や詩も今迄に読んだ事も無い物で、新鮮さは有るものの戸惑いする事が多かった。

講座を終え帰宅する途中で何故か満足感も無く 「もう辞めようかな」と一人つぶやいて居ました。
でも、次の講座が近づくと講師から必ずお便りが届きます。前の講座で良かった事(何故か悪い事は書いて無い)や次回への励ましです。
この手紙を見て 「じゃあ、今度は」と思いながら、受講されているメンバーの顔やその人達の読みを思い出し意欲が湧きます。

そして6月から講師の新企画として劇団「はぐるま」の現・旧の劇団員さん3人がサポーターとして加わりました。
初めの活舌練習 「外郎売」や講座で私達の合間に朗読をやって下さるのですが、聞いて居て感心する事ばかり。
7月頃からセリフの有る物語 「あらしのよるに」「あるはれたひに」が教材となりました。
さすが劇団員さん、セリフ・語りに物語の情景や感情が言葉の端々に満ち溢れて居ます。

私はこの物語ではオオカミ役を申し出ました。そして講座の後の延長講座にも参加しました。
人数が少ない事もあり語り・ヤギ・オオカミの3人が1組になります。その中に劇団員さんや先輩が必ず一人は入ります。
お相手して下さる方々の読み方を習い、その場の雰囲気にも引き込まれ自分なりに少し上達出来たかなと楽しい講座となりました。

子供の頃、近くのお兄ちゃんとキャッチボールをすると、こちらが下手なので受け易い球を投げて呉れたり投げ方を身を持って教えて呉れました。
丁度そんな風ですね。部活でもそうでしたが上手な先輩に相手をして貰うと自然と技を盗んで? 上達の肥やしになる。
最近この講座も劇団員さんの技を盗んで受講生皆さんが上達された様に思う。未熟な私が言うのも変だけど。


クールスパ

2010-09-09 10:57:01 | 日記

雨台風の影響で天からめぐみの雨を頂きましたが、やはり今日も暑い日になりそう。
先日理髪店に行って来ました。調髪後剃刀を当てて呉れるおネエさん(おばさん)から「クールエステ始めたけどもうやりました?」 と
「いや、まだやった事無いよ」 「皆さんやった後サッパリするって好評ですよ、お値段は300円UPだけどね」
好奇心の強い吾輩は物は試しにとやって貰う事にしました。
洗髪前にクレンジングとやらで毛穴まで綺麗にして呉れて、洗い流した後??液(聞こえなかった)を付け頭皮のマッサージです。
このマッサージなかなか気持ちが好いもんですね。以前旅行で経験した事があるけど今回はもっと気持ち良く感じました。
この後、養毛剤を付け軽くマッサージです。実は私すでに禿げが進んで居ましてオデコからテッペンまで残ってる毛が1/4程です。
「いまさ頃、養毛剤でも無いやろう」 「いえ、まだ毛が有りますしこれ以上進まない様に予防してネ」 だって。
追加料金300円で暑さの中、頭に少しクールを感じながらの帰宅でした。