Happyday of LUCKY

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女性の撮る写真

2014年09月28日 | Photography
奈良県は二上山のふもと、SIGN氏のもとに集う写真家集団「写真茶話会RR」のお話。
早いものできょうでもう6回目の定例会で、2月のグループ展に向けてあと4回で作品をまとめあげなければならない。
仕事の都合で毎回参加できない人もいるので、そう考えるときょうあたりで方向性を見つけていく必要がある。



前回から参加のNさんは、手探りながらも自分の気持ちに正直に撮った写真を20数枚もってきた。
例によってSIGN氏が手早くグループ分けすると、すっきりした写真群が現れる。
この作業は撮影時に意識化されていないものを顕在化し、つぎに撮るときの指針またはイメージづくりに役立つ。
何気なく撮るのではなく、狙って撮るということ。



レギュラーメンバーのOさん、Pさん、Qさんらはもうすでに自分の撮りたいものがはっきりしているので、のこりの時間に撮れるだけ撮って、その中からいいものを選べばいい。
現時点でもまとめることは可能だろう。
三者三様の写真だが、この三人に共通するのは女性であることだ。
わざわざそんなことを強調するのは、ほかの男性メンバーの撮る写真と明らかにちがうからである。

←みなさん疲れはてて沈黙の図

総じてオトコの撮る写真は理屈っぽい。
なにか目のまえで起きていることに対して説明しようとする作為がある。
一方、茶話会に集う女性たちにはそれがない。写真でなにかを説明しようとしていない。
「とってもきれいから撮りました」とか「こんなの見つけたから撮りました」みたいな感じで、そのときの気持ちを素直に表現している。

わたしだって素直に撮ってるつもりだけど、どこかに状況説明的な目線があって、それがイメージを堅苦しくしてる気がする。
身についてしまった妙なテクニックをできるだけ見せないようにしようと思うが、これが知らぬ間に画面に出てくるのだなあ。
一番さいごにわたしの写真を見せたけど、参加者からの反応はなく、SIGN氏からは「うまく撮れているスナップ写真だけど、マツノさんらしさはどこ?」という厳しい評価をいただく。
あと4回でまとまるかな?



きれいな三日月をみんなで鑑賞して帰路につく。

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2 コメント

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くやしいけど (ラッキー)
2014-09-29 11:50:45
ふだん仕事で撮っている写真って、もうルーティン化してるので、それなりのレベルで撮れるのだけど、なんの制約もない自分の作品となると、なかなかそううまくいかないもんです。
くやしいけど、素直に撮ってる素人さんの方がいい写真ってこと、よくあります。

そう、10月からギア上げていきましょう!
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同じです。 (wa)
2014-09-29 11:40:01
全然参加できていませんが、悩みはマツノさんと大体同じです。「なぜ素直に撮れない?」「“素直”を意識し過ぎて行き先を見失う。」その果てに「もう撮るしかない。そこに答えが...」って感じです。10月からギアを上げて行こうと思ってます。
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