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12ミリと2.5ミリ厚のベニヤ板を使って、全紙用の大きなイーゼルマスクをつくる。
イーゼルマスクというのは、プリントを焼くときに、印画紙を固定するものだ。いま使っているものは半切までしか固定できない。
まず2枚の板を全紙の印画紙より一回り大きなサイズで切る。
つぎに、あらかじめ計算しておいたイメージサイズを2.5ミリ厚の板の中央に書いて、切り取る。
木口を紙ヤスリでていねいに磨き、つや消しの黒スプレーを吹く。
台板になる12ミリ厚の板には印画紙サイズを中央に書き、四隅にコーナーテープを貼る。きちきちに貼らずに、少しあそびを持たせておく。
切り抜いた板と台板とを布テープで貼る。
じっさいのプリント作業のときは上の板と印画紙の間にすき間ができないように、大型クリップで止めて密着させる。
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このイーゼルマスクと同じ大きさの板(12ミリ厚)をあと2枚用意している。
それは完成したプリントを挟んで、その上に重しを置いてフラットにするためのもの。
この黄色のカラーコートしたベニヤ板は、建築現場でコンクリートを打つときの枠組みに使うもので、防水の効果もある。
家具職人のSIGN氏に教えてもらった。
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いま思案中なのは、全紙用の現像バットを風呂場にどう置くかという問題である。とにかく大きいので置く場所がない。
全紙でプリントを焼こうと決めたときに、バットは階段状に三段重ねにしようと考えていた。
ところがきのう届いたバットを湯舟のフタをして置いてみると、もう1枚だけでいっぱいだ。つまり階段状にするほど前後に余裕がない。
垂直に三段重ねにするしかないのだが、そうすると一番上の現像バットはいいけど、その下の停止と定着のバットに印画紙を入れるのがやっかいだ。
もっとなにかいい方法はないだろうか。そもそも風呂場で全紙を焼くなんて、無理な話なのか。