7月22日~24日の2泊3日の沢旅。
山の大先輩に誘われての平均年齢60歳の4人パーティー。
最若手として約30年振りのカウンナイ遡行を楽しんだ。
22日9:30天人橋スタート。林道跡をたどりポンカウン出合いから入渓。
心配は、天気、重さ、加齢の3つ。
最若手なかっぱは、酒と食料を引き受ける。重さは心配だったが沢に一歩踏み入れると喜びが勝る。天気の心配はないので後は加齢による疲労のみ。
あ~、広い河原だったなあー、と振り返りながら渡渉をくり返す。
そしてたまにへつる。
7時間ほどのんびり歩いて、16:30にカウン沢出合い1㎞ほど手前をC1とする。
カウン沢まで行ってしまうと先行パーティーがいるだろうとの判断もあってだが、ここはよいテン場。
なかなか上げられなかったがオショロコマさんとも出会えた。
酒とたき火の正しい夜がふける。
23日、暗いうちから起きて5:30前に出発。
7:00過ぎに魚留の滝に到着。
さてお楽しみの「滝の瀬13丁」に入る。
歩くだけのことがこんなに幸せな場所はなかなかないですねえ。
そして約30年前でもはっきり形状を記憶している「オーバーハングの滝」へ。
この形状なのに明るさに満ちているのがこの沢のいいところ。
右岸のガレをまっすぐ登りハング壁沿いの踏み跡からトラバース。
ロープが下げてある4mほどの垂直壁を登って超える。念のため後続を短いロープで確保。
10:50、1360m二股の2段の滝。ここもかっこいい滝。
二股中央に踏み跡があり、簡単に巻ける。上がったところにはいいテン場があった。
そして、ここを越えると源頭感が増してくる。
高いところのお花も見え始め、幸せクライマックスを演出。
さあ、もうすぐ稜線というところだが、心配の加齢と重さが現実味を帯びてくる。そもそも休憩が多いのでペースが上がらない。でもすでに9時間以上行動しているので、無理をしないでこの辺で、と、Sさんとともに付近にテン場を求める。
条件を満たすと雪の上。
ビールは冷えるが体も冷える。
神様の世界で酒と満月に酔う。
24日、トムラアタック後、天人峡に下山のつもり。
この頃からみなさんで、「計画が20代の内容だったね。」と笑顔で反省をくり返す。毎日行動時間が長くなっちゃって。でもスピードで無理をしていないせいもあるから、とりあえず納得。
そんなことより、天気も眺めも素晴らしい。
出会う登山者も増え、挨拶を楽しみながら進むと、南極の氷河のように雪渓が崩れ落ちる北沼に到着。
ガスの演出もにくい。だってこの後少しずつトムラが晴れていくのですから…。
晴れ過ぎて逆光でしか写せないPeakでのんびり。
トムラは5回目。でも年齢によって感慨が違うので気持ちは初めての感動。
見渡す眺めに「カムイミンタラ」という言葉をかみしめる。
荷物の残置地点まで戻り、雪渓をかき氷で暑さを紛らわせる。
また全荷を担ぎ、お花畑の台地を通り化雲岳へ向かう。
「天沼」付近は、ほんとに天国ですね。
12:00過ぎだったか、化雲岳着。
天人峡への下りが長いのは知っている。
みなさん疲労でペースは上げれない。でもみな余裕あり。着実な一歩をくり返し降りていく。
このルート、嫌な思い出しかなかったが、もしかするとここまでで最も花の種類豊富ではないでしょうか!隠れた花の名ルート?!
満開のワタスゲ野原には感動してしまった。
最後は真っ暗でしたが、みな満足笑顔で下山しました。
人も自然も素晴らしい!
山の大先輩に誘われての平均年齢60歳の4人パーティー。
最若手として約30年振りのカウンナイ遡行を楽しんだ。
22日9:30天人橋スタート。林道跡をたどりポンカウン出合いから入渓。
心配は、天気、重さ、加齢の3つ。
最若手なかっぱは、酒と食料を引き受ける。重さは心配だったが沢に一歩踏み入れると喜びが勝る。天気の心配はないので後は加齢による疲労のみ。
あ~、広い河原だったなあー、と振り返りながら渡渉をくり返す。
そしてたまにへつる。
7時間ほどのんびり歩いて、16:30にカウン沢出合い1㎞ほど手前をC1とする。
カウン沢まで行ってしまうと先行パーティーがいるだろうとの判断もあってだが、ここはよいテン場。
なかなか上げられなかったがオショロコマさんとも出会えた。
酒とたき火の正しい夜がふける。
23日、暗いうちから起きて5:30前に出発。
7:00過ぎに魚留の滝に到着。
さてお楽しみの「滝の瀬13丁」に入る。
歩くだけのことがこんなに幸せな場所はなかなかないですねえ。
そして約30年前でもはっきり形状を記憶している「オーバーハングの滝」へ。
この形状なのに明るさに満ちているのがこの沢のいいところ。
右岸のガレをまっすぐ登りハング壁沿いの踏み跡からトラバース。
ロープが下げてある4mほどの垂直壁を登って超える。念のため後続を短いロープで確保。
10:50、1360m二股の2段の滝。ここもかっこいい滝。
二股中央に踏み跡があり、簡単に巻ける。上がったところにはいいテン場があった。
そして、ここを越えると源頭感が増してくる。
高いところのお花も見え始め、幸せクライマックスを演出。
さあ、もうすぐ稜線というところだが、心配の加齢と重さが現実味を帯びてくる。そもそも休憩が多いのでペースが上がらない。でもすでに9時間以上行動しているので、無理をしないでこの辺で、と、Sさんとともに付近にテン場を求める。
条件を満たすと雪の上。
ビールは冷えるが体も冷える。
神様の世界で酒と満月に酔う。
24日、トムラアタック後、天人峡に下山のつもり。
この頃からみなさんで、「計画が20代の内容だったね。」と笑顔で反省をくり返す。毎日行動時間が長くなっちゃって。でもスピードで無理をしていないせいもあるから、とりあえず納得。
そんなことより、天気も眺めも素晴らしい。
出会う登山者も増え、挨拶を楽しみながら進むと、南極の氷河のように雪渓が崩れ落ちる北沼に到着。
ガスの演出もにくい。だってこの後少しずつトムラが晴れていくのですから…。
晴れ過ぎて逆光でしか写せないPeakでのんびり。
トムラは5回目。でも年齢によって感慨が違うので気持ちは初めての感動。
見渡す眺めに「カムイミンタラ」という言葉をかみしめる。
荷物の残置地点まで戻り、雪渓をかき氷で暑さを紛らわせる。
また全荷を担ぎ、お花畑の台地を通り化雲岳へ向かう。
「天沼」付近は、ほんとに天国ですね。
12:00過ぎだったか、化雲岳着。
天人峡への下りが長いのは知っている。
みなさん疲労でペースは上げれない。でもみな余裕あり。着実な一歩をくり返し降りていく。
このルート、嫌な思い出しかなかったが、もしかするとここまでで最も花の種類豊富ではないでしょうか!隠れた花の名ルート?!
満開のワタスゲ野原には感動してしまった。
最後は真っ暗でしたが、みな満足笑顔で下山しました。
人も自然も素晴らしい!