なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

渇きを満たすもの

2020-04-26 | お酒
人生の渇きを希求するように山や自然を求める人が、今この瞬間にもいるだろう。
若者を中心としたそんな方々の渇望に思いを馳せていると、なんだか申し訳ないような気持になってきて酒量が増えていく。
若かりし日、山に酒と仲間を求めた身にとって、若いみなさんが発想の転換と心の整理の工夫で今を乗り切ってくれることを願うばかりです。

そんなことを思いながら、酒を飲んでいたら時々はがしているラベルの整理を思い立った。。

白、「日常キッド」。緑「カラクチキッド」。赤「さわやかキッド」。ピンク「春の薫風」
人生に欠かせないお酒になりつつある。白はコストパフォーマンスよく常飲。
平和酒造さん、ありがとうございます。

基本姿勢は地産地消なので、姿を見たらすぐ買うのがこれ。

小林酒造さんありがとうございます。
いつも会えるのを楽しみにしています。

もう売っていませんが…。

「赤い彗星」ですよ! ガンダムファンに広まる前になくなってしまった…。
金滴さんまたつくってくれないかなあ。

おまけ

ぎりぎりセーフ 八内岳943m

2020-04-12 | 雪の山
今シーズンの懸案事項、八内岳。
ずっと積雪を待っていたが、タイミングが合わなかった。
もう雪がつながる最後かと考えつつ、3密対策にはよいかと思い,、向かう。
下からは雪がつながらないと思い、稲穂峠から。
トンネル西の沢型を全部滑れるのではないかと期待したが、出だしは写真の通り。

地図の林道印を曲がるところまで長靴歩き、写真の沢三又脇に長靴デボ。
途中で出会った方に聞いたら岩内側のトンネル出口の方が登るの楽なようです。

急斜面を無理やり上がると、素敵な稜線に出る。

Co793mP三角点名、塁標岳の反射板が見える。
この下で、2人パーティーとまさかのスライド。

天気も良いし、滑りも楽しい。

761mPから、滑った跡を振り返る。

なかなかのロング斜面に満足。

後は、尾根をだらだら歩く。
ウロコ板なのでさっきの滑りでシールは外したまま。絶景を眺めながら快晴の尾根を行く。
ニセコ連山そろい踏み。


Peak。

風なく温かい。ぼわんとした感じでゆったりできる。
お湯を沸かしてまったりゆっくり絶景を堪能。

写真は、積丹方面。
羊蹄は終始Peakまで見えていた。いいなあ、とも思ったが3密対策なので、眺める方がいいかと思う。

さて、帰路へ。
Peak端から、歩いた道のりを眺める。

いいねえ。

けっこう滑れるところがあって大満足。



いい山じゃないか‼ 京極椴山1016m

2020-04-05 | 雪の山
仕事にやられ元気がない。
長い距離を登れないので、前々から気になっていた三角点名「椴山」へ。
無意根の裏側にも興味があった。
始めに、双葉ダムへの道がどこまで入れるか見に行く。

どうやらダムの手前までしか入れないらしいので、ここはあきらめる。
ワッカタサップ川沿いに道が入り込んでいるので、入ってみると産廃施設があった。

これがあるなら、ここまで真冬でも入れるか…? と考える。
ここから林道が始まっているので、ここに車を止める。
ルートはこんな感じ。

大きくなるはず。

林道沿いを進み、途中から533mの三角点を目指し、尾根を上がる。
533mから、また林道。
727mに登りやすそうなところを考えて上がっていく。
ブッシュは少なく歩きやすい。
上に上がると、なんとまあ快適な広い稜線歩き。
786mから振り返ると、こんな感じ。


そして眼前にPeak台地の右端。岩塔がにょきにょきとび出た斜面が見える。

送電線の鉄塔下を通り、917mに上がる。
登る必要はなかったが、気分がいいのでてっぺんへ。
とんがった狭いPeak。

にょきにょき岩塔急斜面を登る。

写真ではわからないが、大きな岩塔が3つ。小さいものがちょこちょこと。
しかも滑るにいい斜面。

これぞまさしく、かっぱ岩。

自分のための山だったか!

斜面を登りきると、うそのように穏やかなPeak台地。

Peakは、台地の西の端。
ここは木もなく、眺めがよい。
中岳の背中と、無意根、並河そろい踏み。

西に目をやると、余市岳。

うーむ、素晴らしい眺めだ。
風もないのでカップラーメンを食べながら、中岳からの縦走を夢想する。

帰路は快適スキー。1時間かからずゴール。

登りの変化あり。
眺めよし。
人は少なく、ルートはわかりやすい。
どこもかしこも滑るにいい斜面・・・、と
言うことなし。とてもいい山だ。
仕事疲れを神様が癒してくれたのね。