なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

紅葉の銭天

2023-10-29 | 
銭天と言えば、銭函天狗岳である。
ここには高度感のある雰囲気のいい岩場が広がっている。

ハイカーに紛れて紅葉の山道を歩く。

札幌近郊低山の黄色い山道は、とてもいい。

急登を登り終えると、岩が見えてくる。


到着して、すぐリゾートクラックを登る。

上部「エスキモーロール」に打たれたボルトルート2本がお目当て。

だが小雨が降ってきたので、一旦撤退。
断続的に降る小雨にブーブー言いながら、コーヒーブレイク。
暇なのか、KGさんがムンターヒッチの研究を始めたので付き合う。


小雨はだいたい上がったので、とりあえず「ウルトラセブン」1P目をやることにする。
リードでカムをしっかり決めて、KGさんにリードトライしてもらう。

5.9というグレードになっているが、ドキドキ感的にはちと辛い。
レイバックを決めた体制から、ガバを捉え見事に完登。

戻って、また、リゾートクラックに上がる。
上部ボルトルートの右側は、上の方がまだ濡れている。
仕方がないので左側のルートを2人で順番にこなす。

このルートは10b程度か。
もわっとした小さいホールドで、傾斜のない面をじわじわ上がっていくのがおもしろい。

最後はピークに寄るために、第一クラックから中央チムニーに上がる。

中央テラスはお気に入りの場所。
紅葉に包まれ至福の時間。

中央チムニーは珍しいルートだと思うので、KGさんにリードしてもらった。

セカンドで上がり、そのまま登山道へ。
ピークでお片付け。

ピークに寄ると充実感とか終わった感が増す。

帰り道、なんか大きな月が出ていた。

にぎわった修験

2023-10-28 | 
土曜は、行きたいところと人が一致しないことがしばしばある。
だが、今回は大勢集まった。

朝9時ごろ、壁の前についてみると、あちこち濡れている。
転進も頭をよぎったが、まあ、登って考えますか、ということで「陽当たり良好」。
Onさんのねらいは、「狐の嫁入り」なので、そのままTRをかける。

岩が乾かないので、ユマーリング練習を始める方。

紅葉とのコントラストがいい。

そうこうしているうちにうわさを聞いた?仲間たちが集まり始め、にぎわう。

落ち葉と、水が流れた崩れがあるので、おしゃべりを聞きながら点検作業。

労働の後の眺めの良い場所での昼食はうまい。


「意志を継ぐ者」は、2便ほど。

うまく捌けないのは核心だけ。
だから、マグレで行けるかな、とも思ったが、そうは甘くない。
足を丁寧に動かせるようになり、飛びつく体制を作れるようになったが、どっちの手を出せばいいかわからなくなってしまった。

紅葉の岩場に行く幸せを味わうために、あちこちにやりたいルートがあるのが望ましい。

夏タイヤだったから中山峠は通らずに…

2023-10-22 | 
雪が積もる中山峠のライブカメラを見てビビった。
千歳~大滝経由でのんびりと義経岩に向かう。
壮瞥町で小雨に辺り不安を感じるが、岩はどんよりした曇り。
KGさんが1人佇んでいた。

寒いので土木作業。
岩前庭の桜の木の横が少しずつ流れている感じがするので、石垣を組む。

掘って、石を運び、設置して、埋めて、固定するの繰り返しで温まる。
これ以上崩れないようにしたつもり。

どんよりした中、交代で登り始める。


かっぱの1便目は、「大人の日」。
パワーを感じさせず軽やかに登りたいが、そうはいかない。

終了点からの眺めがいい。

時折晴れ間もある。


染み出し0で、岩の状態がとてもいい。
問題は冷たいことだけ。一度も触っていない「鞍馬の小天狗」をやろうかどうか悩む。
「イチゴ農園」を登って、下りながら「鞍馬の小天狗」にヌン掛けすることにする。

「イチゴ農園」も軽やかに登りたかったが、いっぱいいっぱい…。

コーヒーブレイク。


もともと一緒に登るはずだったHさん2人組が、コーヒーブレイク終わり頃、現れた。
バタバタと準備して、「スペシャルランチ」トライのための「ジュスティーヌ」を、あっという間に登ってしまう。
すごいもんだ。

「鞍馬の小天狗」を1回だけやった。
ずっと傾斜を感じる中、大味のガバをいい角度で捉えて、「えい、えい」と登る。
慣れたら、きっと好きなルートだと思う。
小屋を踏み倒して降りる申し訳なさだけが問題。

函館勢との久しぶりの対面で、話も楽しかった。

魔人岩にお散歩

2023-10-21 | 
寒いし、雨予報だったが魔人岩に行くという方々がいたのでついていった。
行ってみると、晴れている。


地面にくっついていた残置ロープで懸垂すると、泥水が跳ねて服が汚れた。
「閃光に向かって走れ」という12dのルートがあり、これが同行の皆様のお目当て。
だが、下部3分の1は濡れている。

それでも横から上がって、TRにして遊ぶことにする。
そういう汚れ仕事は得意分野なので、適当に上がって終了点整備とロープ掛け。
20分程度で終わり、遊びだす。


かっぱは、下地の整備。
もしかして来年やりたくなると困るので、なるべく快適になるようにする。

落ち着いて居られれば、眺めの満足感も高い。

最後は順番に隣のルートの「ヤンサ囃子」10bをRPしておく。

その後、KMBさんが「石狩浜マシンガンウェイブ」をやるというので、トリコニー岩に立ち寄る。
雲行きが怪しくなってきたので、そそくさと終了。

帰りにねらっていた買い物ツアー。

スポルティバアプローチシューズは、サイズピッタリの最後の1足。半額以下。
古本は、ネットで買おうとしたら、札幌の古本屋だったので直接行ってみた。
もう登れない崕山の登攀文が興味深い。


「エカシ」おかしいなあ

2023-10-15 | 
久しぶりの青巌峡。
「マサイ族」やって、「エカシ」4便。
「エカシ」は、あっさりできると思っていたのに、できず。
クライミング楽しいね。

様々な岩で、「クライミングの秋」というタイトルでアングルを考えながら写真を撮った。
こうもり岩「若い者には負けられない」

ぶったまげ岩「日高源流エサオマン」

えらいこっちゃ岩「天国列車」

ぶったまげ岩「ダイナマイトボンボン」


シーズン終わりの成果を求めて、にぎわいの青巌峡でしたね。