なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

赤岩引き回し

2015-06-20 | 
若者蟻くんをUと二人でエスコート。
トリコニーで自信をつけさせて、と思ったが人がいて、ではチムニーノーマルで、と向かうがやはり人がいて、
急に『日和田フェース』で自信を失わせる体験からスタート。
しかも、ガス。
1人ずつ登って、そろそろ空いたかと思い戻るがやはりトリコニーには人がいて、奥チムニーで懸垂修行にするか、となったが、
やはり人がいる。
で、奥リスに行くと意外とすいていて、先週に引き続き『フランケ右』


で、ここで蟻くんの初懸垂体験。

では、次はマルチだ!、となって西壁に向かうが、こちらはノーマルもカンテも人。

「西奥凹角やろ。」とか「コンタクトリッジやろ。」とか言うが、「素人を連れては危ない。」とUに冷静に諭され、
なぜか、『アジアンビート』。


そうこうしているうちに、西壁が空いたので安心マルチ体験。

ピースをする余裕を見せる蟻くん、「人もいないし1回で降りよう。」と言うことになり、
結果的に足ブラ懸垂も軽やかにこなす男前であった。

最後は、44で締め。
先ほど、10cで余裕を感じたかっぱは、『ベルボトム』を何とかこなし安心。


さて蟻くん、写真がなかなかうまいではないか。
こりゃ、これからカメラマンとしての成長も楽しみだ。

カメラマンに徹した日

2015-06-14 | 
C1000(人名)と、ビタミン代表を自ら名乗る女を鍛える1日。
昔は強気一点張りだったが社会の荒波のせいで弱気になったが、身体能力は高い。
いつものUくんも一緒の赤岩。
まずは、マルチリードを慣れさせるために西壁カンテ。

青空に突き抜けて抜けていく感じの中、若さの香る程よい緊張が漂う。

若さの輝きから逃れるように荒々しさ漂う赤壁へ。
Uもクラックリード。

かっぱは1人、『バトルゾーン』に突入。

暑い世界に舞い戻り、今シーズン初のファイヤーマン。
しかしまずはC1000に、物見とばかりに『火の見櫓』をリードさせる。

やはりこやつは身体能力が高い。
普通は戸惑う動きも途中で会ったN道師匠からのアドバイスなどあるといとも簡単にこなす。


Uも『Ver米沢』などをTRでこなすと、細かいムーブをアドバイス。
苦しめようと思っているのにあっさりこなすC1000の姿。

奥リスに移動。
C1000の5級以上リードの数をこなすために、『フランケ右』。
これも素晴らしい身体能力でこなす。


かっぱは締めに『なめこスラブ』をやって終了。
予想外によい天気の1日。

C1000の技術向上デイ。
自分は、11のワントライで持久力がもたないことを実感の日。

バックは不風死岳

2015-06-07 | カヌー・水遊び
しょうたろさんの案内で、子どもを自由に湖で遊ばせておいても大丈夫なボルダーへ行く。

右も左も正面もルートが取れる素晴らしい岩。

そして子どもは湖畔で遊んでいる。

もちろんすぐ飽きて、イタドリを枝で張り倒すという破壊行動に出るが、「イタドリならいいかな。」と思うのはまちがいだろうか。

仕事にやられてやる気のないかっぱは、もうぼ~っと湖畔にいるだけでも満足度が高いが、しょうたろさんにうながされ船を出す。

おそらく21年前に購入したファルフォークのボイジャー。(モンベルではないよ。)
最近は組むたびに何らかの支障が出ていた。
今日はついにテンションコードがぶちっと切れた。
ただのひものくせに21年持ったことは賞賛に値するが、切れた。
近くにそれが気になるおじいさんがいて、じ~っと見てたと思ったら無理に組むのを手伝ってくれた。

適当にしか漕がない子孫3は当てにせず漕いで、しょうたろさんの穴場に到着。

○○のおかげでエビが多い。
エビが多いから魚が多い。
この論理が正しいかどうか分からないが、なぜか見える魚は全てアメマス。
いつも支笏では、「ウグイだけでも相手にしてくれれば…。」ぐらいの岸辺ウグイあきらめモードに入っていたので結構衝撃的だった。

で、4匹釣って持ち帰る。


前日赤岩で採取したウド皮きんぴらとアメマス塩焼き。
写真に入れ忘れた今一番好きな日本酒ニセコ酒造の純米生酒で夕べを満喫。
エビちゃんは水槽に…。

自然の幻影が腹の中に納まる。

馬の背ハニー

2015-06-06 | 
Uくんと赤岩。
今日は二日酔いではない。
前週見送った、『ハニールート』へ。
朝一番はぼーっとしているので、刺激的なルートから始めるのが常だが、ちと刺激的すぎた。
岩の赤茶けた部分の小さなフレーク状は、思い切り力を入れて立ち込むとペリッと行きそうなので、そ~っと立ち込んだり、
足を外向きに張るとスポッと抜けたりするが、年取って慎重になっているので6級ルートもしっかりくっきり3点支持、のおかげでなんとかオンサイト。(アルパインルートでは言わないか!?)

これで、馬の背完全制覇。

でも、歯応え十分過ぎて、てっぺんでまったり。


ここは眺めもおもしろく、猫岩、トリコニー、観音岩の登る面が並んで見える。

全部誰か登っていたら、おもしろいのに…。

ピナクルも登る予定だったが、アルパインドキドキ感は十分満喫したので、
『春の日』へ向かう。


一本ずつ登った後、途中でウドを採取して、『おはよう』へ。

木漏れ日がきれいですな。

「寒いし、ファイヤーマン大会で閉めよう。」ということで向かうが、
すでに別の団体により『ファイヤー大会』が盛大に開かれていたので、挨拶をして通過。

赤岩本で扉岩に『サンキスト』なるルートを発見し、行ってみるかと懸垂するが、ボロボロなぞなそルートだったので、なんとなく終了。
今日は長い懸垂を3回もしたし、いつも通り広い範囲を歩き回った。
この純粋なクライミングとはまた違う喜びを分かち合える人がもっといないかな。

今から、ウドを調理します。