なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

乾いた岩を天候予測から導くシリーズ

2019-06-30 | 
今シーズンは、すっかりフリークライマーのかっぱ。
名前をとかげに改めるか!

気持ちをいれ始めると、それが気になり他のことに手を出せないのはいつものこと。
相手が入るなら続けましょう、ということで、ここ。


「トビーだ、トビーをやるんだ!」と思って取り付きに来ると、なんと「ビックママ」に残置ヌンチャクが…。
脳内によだれが垂れる音が響く。
本日初めてのNさんと、「せっかくですので…。」と言い合い、チャレンジ。
Nさんはオンサイト。
かっぱは持久力持たず。


続いて、本命「トビー」。
しかし、ママに力を奪われたせいか、前回できたムーブもできず。
なんとかトップアウトはしたものの、ここでほぼ終了。

その間、Eさんは「マクシー」に苦戦。
写真はかっこよく撮れましたよ。


最後は、「トビー」回収のために、「夕陽」を行ったり来たり。


すっかりはまったセバチ。
また来ます。

晴れ間の見える曇り。
暑すぎず、寒すぎず、岩は乾いて眺めはよし。
登るには快適すぎて、いるだけで幸せ。

またまたからから義経

2019-06-23 | 
札幌は雨。
赤岩は大丈夫と踏んでいたが、前日調べると小樽にも雨雲が…。
人もいなくなり途方に暮れていた。

天気を詳細に調べると、洞爺湖方面は土曜も降っておらず、予報でも雨はない。
義経にねらいを定めて、改めて人探し。
Eさんがのってくれた。


行ってみるとこの通り。
風も通り、岩も乾き、太陽も見える。
写真は、「てんとう虫カンテ」を魂のリードでRPしたEさん。

かっぱも「弁慶」を自己満足RP。

満足の上で早上がり。
美味しいものを食べて、ニセコのプライベートウオールを尋ね、晴れた景色を眺めて帰宅。

久々のRP。

セバチバナ

2019-06-10 | 
その日投稿でないと忘れてしまうお年頃だが昨日はできなかった。
前日、日曜日の話。
Eさんに誘われセバチバナ。
どうもここのルート名は覚えられないので、今回はきちんと考えて記したい。
Eさん、一本目は「モウニチャイ」5.9。


かっぱは「ウドの花」10c。

すでに、これが一本目だったか記憶がない。

追ってやってきたKさんが、多分何かやった後に「トビー」という知らなかったルートをやっていた。
行けそうな気がして、じ~っと観察する。

「ふむふむ、あそこまでは行けるな。核心はそこか、あのホールドで止まるのか。」などなど思案。
ありがたくも、ヌンチャクを残してくれたので、やってみる。

下部は順調に抜けるが、核心手前で一度落下。
くじけず、核心へ。
数回思案を重ね、刻んで登りトップアウト。
うん、楽しい。
体感11cですね。

その後、ウド隣のクラックをNP登り。「スペアリブ」につなげる。
スペアリブ最後のボルト1㎝くらい浮いています。

Eさんの「マクシー」根性のトップアウトを見守り終了。
ここに目標となるルートができてうれしい。

Onion&Big tree

2019-06-03 | 岩と水
月曜休み、ロープを結ぶ人が調子悪いとのことで、困った時の一人遊び企画。
朝一でごろん岩へ。

初手のスタンスを確認。右か左かしばし思案。
カチからガバ連続はすぐできる。
余裕で引き付けて探ることができるのに、これというホールドが見当たらない。

これかな、というのがあるが高さがあるので手を出せない。
取れて体を上げてから落ちると、多分マットの外に落ちる。
下地のつくりから、大外に安全に置きにくい。
登山者の目につくので、突然声をかけられるのも怖い。
思案に思案を重ねているうちに力尽きて終了。

で秘密の船出場所へ。


カップラーメンを食し、うわさの大ミズナラを水側から見に行こうと旅立つ。
やっかいな風向きに負けずに漕いで、オコタン崎へ。

シカ道に導かれるように上がっていき、地形がかっこいいので三角点を確かめる。

戻って素敵な森を歩いて行くと、あった。

枝振りがよいですな。

森の奥の神様に出会った気持ちでしばし対峙。
この方はどんなに子だくさんでも、自分の周りでは育てないことを知りつつ、森の生き物に食物を与え続けるだなあ、などと物思いにふける。
帰りもややこしい風向きでなかなか進まない。
波に揺られながらスタート地点にたどり着く。
クライミングは短かったが、腕はいつもより疲れた。