なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

毎年草刈りしたいんです

2023-07-30 | 
近所に泊まっていたので、かなり早朝にセバチバナに到着。

ここで草刈りをしながら、3人の方々来られるのをのんびり待つ。
やっぱりセバチは涼しいなあ、などと思いながら草刈りすると、汗だく。
30分ほどで休憩し、天を仰ぐ。


2回目の草刈り最中に、KGさん到着。
ちょうど刈り分けが下まで通ったところで、休憩、談笑。
その後しばらくして、Eさん、Aさん到着。
またまた談笑、この暑い時期に高グレードを登り切った人の話などたわいもない話。
みんな登り始めたの餌、KGさんのビレイ後に「ビックママ」を登る。
「ソルジャーブルー」のおかげか、カチがしっかりもてる。

Eさん、Aさんが順番に「ビックママ」トライを始める。

2人とも勢いがあるが、全員登るたびに汗が噴き出す。

時々、思い出したように草刈り。

それに触発されたのか、KGさんも取付雑草をちょいちょい刈ってくれる。

途中、うわさの暑い中でのRPの方が様子を見に来た。
で、また談笑タイム。

暑いのに「海へ来なさい」に手を出してしまった。

まるっきり忘れているので、苦労してヌン掛け。
相変わらず痛みの速い終了点カラビナの交換もしたが、2便目はボロボロ。
対して工夫のいらないルートなのに、なぜか手ごわい。

談笑と草刈りで汗を吹き出しながら、結局夕方近くまで粘った。

カムイと神威を考えながら、海を漕ぐ

2023-07-29 | カヌー・水遊び
暑い日が続いている。
海を漕ぎたい。

道がなかった時代に思いを馳せながら、セタカムイに向かう。

「カムイ」という言葉はおもしろい。
いつから漢字が当てられているのだろう。
和の者とアイヌ、もしくは北の海の者が一人の人として出会うことがある場所だったのではないか、と妄想し、その様子を思い浮かべたりする。

振り向けば、確かに犬が遠吠えしているように見える。
主人を思う気持ちが神になるのもいい。




Uがトンネルをのぞき込み、「奥から光が見える」と言う。

では、行ってみるか、ということで入る。
狭い。

最奥で両壁を手で触り進むと、光が強くなった。
縦にだけ空間が広がり、感動の出口が見えた。

しかし、出口のみ船が通らない幅。
よっこらしょ、と船に立ち上陸する。

写真が出口。
船を縦にして引っ張り上げる。
カヤック以外では通れない感動スポット。
カヤックに似た船を操る大昔の民もここを通っただろうか…。


袋澗跡がある浜、居心地のよさそうな海水浴場になっている。
小さい湾は秘密めいた影が付きまとうイメージがあるが、ここは明るく広く、小さくていい。
そこから少し進んだ日陰のゴロタに流木を見つけ上陸。


休憩後、ロウソク岩を目指す。

こういう時はいつも頭の中にパイレーツオブカリビアンのテーマが流れ出す。

陸とロウソク岩の中間ぐらいに出ると、少し風が強くなる。
そして、上陸。

岩としての興味、歴史との交錯、子育て中のカモメたち、周囲の眺め…、いろいろ考えて頭が混乱。
だから、跳ぶ。

かなり深くまで見えるきれいな海。

カモメに怒られながら島を後にする。


この後すぐ上陸。
Uとの旅はここでおしまい。

ゆっくり片付けて、車で積丹半島の船出しポイントの探索に行く。

道が通じている湾や漁港を一つ一つ見て回った。
西風地帯、積丹岬を越えると急に波が強くなった。
土地の人と話した。
やはり西風が強く、波が高めなことが多い、とのこと。
やっぱりねえ、と思いながら今後のカヤック遊びを思案。

翌日の遊びがあるので、その辺で泊。

北の海の歴史を描いた本を読んで1日を終えた。

砂金を探しに…

2023-07-23 | カヌー・水遊び
砂金を探しに行きましょう、という誘いがあったので乗る。
水辺だしね。

久々のファルホーク出動。
まだ組み立てられた。年季が入っているので、いつ組み立てられなくなるかドキドキ。

船出。


住宅難の支笏湖郊外を抜けていくと、

幸せな地形が広がる。

小さい虫がたくさん浮いているが、中にはこんな大物もいた。

救出し、岸の木にとどまることを勧めた。
きっと恩返しにくるに違いない。

目的地到着。

沢型上流部に金鉱があったらしい。

とりあえず腹ごしらえ。

腹がふくれたら泳ぐよ。

かっぱだもん。


この中に金はあるのか…??
老眼には厳しい判断。

だから帰ります。



暑いなら海岸を歩こう

2023-07-17 | 

久々のかっぱ岩へ。
そして知人と出会う。
やらせたい根性丸出しで「なみ」をやってもらう。


せっかくだからと、奥の玉岩に向かい「フードファイター」を鑑賞していただき、ガレ横エリアまで到達。
そして、さらに足を延ばしくじら岩の勝手なプロジェクトや赤黄のガレ下のボルダー、「火の衣」などをご案内。
途中、昨日赤壁上部から眺めた土砂流出現場をじっくり観察。

Co150mくらいから上はガス。
赤岩に集っているみなさんを心配する。

ガレ横に戻り、これまたやらせたい根性丸出しでいろいろ触ってもらう。

久しぶりに来たので、整地したり泳いだりして遊ぶ。
そう言えば海の日だ。

かっぱ岩付近に戻り、最近ちょいちょい遊んでいる岩(えーじさんトポで言うところの「ふね岩」)で、山側面に勝手に作ったラインをやったり、ラインの引かれていない北西面に新たなラインを設定したりして遊ぶ。


帰る頃も上空はガスの中。
暑くて湿度が高い時期は水遊びとのんびりボルがよい遊び。