なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

暑い赤岩

2012-06-30 | 
とてもフリーなんてやってられません、という感じの暑い日。
最初から海に下りる予定にしていればよかった。
でも今日は若い娘2人を連れてだからそうも行かないか?
沢のトレーニングも兼ねて大学生2人連れ。
まずは奥チムニーの終了点から懸垂トレ。

彼女は赤岩5回目ながら、奥リス、東のチムニー岩、四テラはもちろん、大壁も経験済みのツワモノ。奥チムニーの懸垂なぞ笑顔で乗り切る。
下って登って、また下ってをくり返した後、西壁に行こうと44をのぞくと、N道さんが1人たたずんでいる。
では、ということでフリートレ。

『ハグミー』をTr大会。
N道さんのご指導を受ける二人。同じ方向向いているでしょ。
かっぱは、そこに現れたクッチャロンさんから、開拓話を聞いていた。ありがたい。
人が増えたので、予定に戻り西壁へ。

初のカンテルート。
カンテから西壁に出るところが高度感タップリでいい。

セカンドは同時登攀で抜ける。

最近の赤岩整備の皆様のおかげで、カンテルート終了点と西壁2P終了点のどちらもケミカルが設置されている。
先々週の大壁や馬の背も含め、整備地点を使わせてもらっている頻度は高い。
ありがたい。山の会を中心とする?赤岩整備の皆様、本当にありがとうございます。

のんびりしたり、ロープがからんだりしながらゆっくり登ったので、3時間近くかかった。
ルンゼの方は危険マークありで、残置に不安があったので素直にケミカルで正面懸垂。


その後、ちょっと天安門を触らせてもらい、当然回収できないので、アジアンビートから回収に向い、時間はおやつの時間を過ぎていた。
峠に戻ると暑さに負けたN道さんが帰るところ。
御大に指導を受けた若者たちはさわやかにお礼を言って終了。

帰り道にミヤマクワガタを拾ったので、子孫3にはいいみやげ。

Dクラック横の細いクラックを!

2012-06-24 | 
久しぶりにUくんと2人。
ひと月ほど前に話していた、馬の背ノーマルルートと東の大壁漆畑ルートへ向かう。
4テラから道を整備したと聞いていたので使ってみる。
馬の背まで近くてびっくり!
子猫岩もこちらからがいいかも知れません。

早速、ノーマルルートでチムニー体験。


右側がボロボロ崩れていやですね。
懸垂して戻ると、ザックに入れておいた菓子パンとチョコボールとブラックサンダーが、カラスにきれいに喰われていた。
懸垂する前に、二羽のカラスがこちらを見てニヤッと笑っていたのを思い出す。
でも、バナナは残っていた。きらいなのかな?

元々は古い道らしい。
馬の背を下ると、函ガレの安全地帯を横切り、するりと東の大壁0ルート取り付きに出る。
所々Fixがあり、快適に使わせてもらう。


先人の開拓精神と整備をされた皆様への感謝の念を、相手がいないのでミミズク岩の祠に向けながら、漆畑の取り付きへ。

今日に限って、2人して赤岩本(発禁本、もとい絶版本)を忘れてしまったので、どこがルートかよくわからない。
しかし、Dクラックは認識! Dクラックを目指す。


1P終了点はケミカルアンカー。ありがたい、ありがたい。
ふと見上げると、Dクラックの右側に細いまっすぐなクラックが・・・。
これ行けそう!、と思い、ようく観察する。
なんとか手持ちのギアで行けそうだけど、核心後が不透明。

でも突っ込む。

写真左がDクラックです。

核心は越えたのに、そこからのスラブで支点が取れない。
安全地帯を求めてランナウトに耐えながら右へ寄っていく。
思惑通り、小林ルートの2P目終了点に出た。
ここもケミカルでしたね。ありがたい。
ドキドキ感に満足して、最終ピッチを抜けると、曇り空はすっかり青空になっていました。

峠でお昼を食べて、(バナナね)
西へ移動。
『アジアンビート直上』をやると、テンションがかってしまったので、もう一度。
なんとかクリアして、44に戻り皆様にご挨拶して終了。

さて、ウルシはどう出る?

のんびり&ドキドキの赤岩

2012-06-10 | 
いつものことだが、ぎりぎりまで岩に行くかどうかわからない。パートナーや天気の関係などいろいろあるが、元々約束するのが苦手なのでぎりぎりに連絡を取り合う相手が増えていく。とてもありがたい。
今回も金曜夜8時過ぎてから、数人とやり取りする。すると、T山さんがいっしょに行ってくれることになった。
というわけで、土曜日の赤岩の話。

完全にフリー主体ということで、まずは44。
天気がいいのにだれもいない。
自分は、朝から『おやすみ』を登り、T山さんは朝だから『おはよう』を登る。

陽光がキラキラときれい。

とりあえず『アジアンビート』、自分は直上をねらうが、ワンテン。
『サプリ』をやりに西へ移動。
2人ともリードトライ。青空からはみ出して登る感じがとてもいい。

「天気がよいので、赤壁上部でのんびりしたい。」と提案すると、のんびりはともかく上部に上がることは承諾していただいた。
『赤壁クラック』から、上のテラスに出る。

のんびりと海やトンビや、ホウの葉に癒やされながら、『ロックスミス』をリード。
こんなにこわかったっけ?
『ハンマースミス』は、疲れたのでTrトライ。


いちいちのんびりして44へ移動すると、カノマー氏が『マグニチュード』にいじめられていた。
カノマー氏の熱いトライを眺めながら、撮影やビレイを手伝う。
合間に『コーラスライン』を二度ほどトライ。
全然だめですな。

しめにT山さんは、『ベルボトム』を見事にリード。
いやはやあざやか。

高い所でのんびりできて、よい一日でした。

青厳峡

2012-06-03 | 
すっかり誘われないと行かなくなった青厳峡に誘われた。
マオイで4人の男達が集まり、高速を使うとあっという間に青厳峡。

『バカにするぜ』を済ませ、『ジェロニモ』をやったら、なんなくマスターで行けて幸せを感じる。
しょうたろさんが『若い者』をやるというので、こうもり岩を取り囲んで、4人でわいわい。
こういうのあまりやらないから楽しい。

からからの『あ~ちゃん』を登り、『バウ』をやっている人たちを見て、またまたわいわい。


『たまねぎ』を登り、気持ちのよい場所でわいわい。

車に戻ったときに、『ボンボン』を見上げると、ヌンチャクがかかっている。
これだけ登ったあとに最盛期のぎりぎりルートを登ったらどうなるか興味が湧いて取り付いてみたけど、当然のようにバンドまでいけません。

みなで、橋の岩へ移動。
Tr大会の予定が、ふと気が付いた『僕を見てシニア』に興味が湧いた。


数回ダイナミックに落ちてなんとかトップアウト。
今度、元気な時にやろー!

写真は『僕を見て』だけど、これはロープをはっただけ。

最後にTrで『僕を見てジュニア』をやってヘロヘロ感を味わう。

どの写真も初夏に満ちているでしょ。

モーラップでキャンプ

2012-06-02 | キャンプ
「金曜の夜から、子連れで湖畔キャンプするんだけどどうですか?」
という人間社会疲れのかっぱには、願ってもないお誘い。
しかも、子孫3と同年代のお子様がついているので、こちらとしては大助かり。
というわけで、仕事をほっぽりだして、一路支笏湖モーラップキャンプ場へ。

すでに極上の焚き火が用意されている。


実は支笏湖畔では一番泊まっていないところなので、新鮮で楽しい。
ついてすぐビールを飲みだすと、子ども達は、さっそく遊びだす。
そうそう、これが助かるの。

今日は、カナディアンに乗せてもらった。

でかい船でびっくり!

エビとトンギョをつかまえて持ち帰る。
帰ってすぐ、アメリカザリガニの水槽に全部入れたら、トンギョがあっという間にザリガニにつかまった。
外来種恐るべし・・・。