7月22日~24日の2泊3日の沢旅。
山の大先輩に誘われての平均年齢60歳の4人パーティー。
最若手として約30年振りのカウンナイ遡行を楽しんだ。
22日9:30天人橋スタート。林道跡をたどりポンカウン出合いから入渓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/55/ea8634e6e144165e12dc156491895bb4.jpg)
心配は、天気、重さ、加齢の3つ。
最若手なかっぱは、酒と食料を引き受ける。重さは心配だったが沢に一歩踏み入れると喜びが勝る。天気の心配はないので後は加齢による疲労のみ。
あ~、広い河原だったなあー、と振り返りながら渡渉をくり返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ca/d98cb1a36f02c975e74f01926463dff9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/e9/9a9d24bc814b9cfc6b279f4d3f8a7d61.jpg)
そしてたまにへつる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/40/32d78c4d9d8be11e5f6adb90dcad2e63.jpg)
7時間ほどのんびり歩いて、16:30にカウン沢出合い1㎞ほど手前をC1とする。
カウン沢まで行ってしまうと先行パーティーがいるだろうとの判断もあってだが、ここはよいテン場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/33/e154f1cb2acf287cc8e38dff5b783bc5.jpg)
なかなか上げられなかったがオショロコマさんとも出会えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9e/c1bfb2b368b72c59d89466842edf84ba.jpg)
酒とたき火の正しい夜がふける。
23日、暗いうちから起きて5:30前に出発。
7:00過ぎに魚留の滝に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/3d/b47e2be5f6810db1767941a1a264fb63.jpg)
さてお楽しみの「滝の瀬13丁」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/3f/091545918038a20955e37aabfd571b1e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/1a/79bbe17e5a4976aeeacda2ea714d2440.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/23/618a7a2d298b6e36ceb0b2ad97f130a6.jpg)
歩くだけのことがこんなに幸せな場所はなかなかないですねえ。
そして約30年前でもはっきり形状を記憶している「オーバーハングの滝」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b4/5b623edc05070e062efff92ba8748b31.jpg)
この形状なのに明るさに満ちているのがこの沢のいいところ。
右岸のガレをまっすぐ登りハング壁沿いの踏み跡からトラバース。
ロープが下げてある4mほどの垂直壁を登って超える。念のため後続を短いロープで確保。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/13/8cc836a8b6d2eeab5905c1fd167e4082.jpg)
10:50、1360m二股の2段の滝。ここもかっこいい滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c8/2dc0c41900cef9adc90ed47146de0fc7.jpg)
二股中央に踏み跡があり、簡単に巻ける。上がったところにはいいテン場があった。
そして、ここを越えると源頭感が増してくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/7b/d15ea3cf065a3db8196722ccd3980cb3.jpg)
高いところのお花も見え始め、幸せクライマックスを演出。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c2/5129fb17f29b775c334f49eb9cc9a09d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/2b/184744315e0e3ed7017821585b4a9fa9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/aa/f3a1650e8b6a667ae121f3daa0140e4e.jpg)
さあ、もうすぐ稜線というところだが、心配の加齢と重さが現実味を帯びてくる。そもそも休憩が多いのでペースが上がらない。でもすでに9時間以上行動しているので、無理をしないでこの辺で、と、Sさんとともに付近にテン場を求める。
条件を満たすと雪の上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9c/abb2e0024dddb8c85ffc7d2ff8ac7889.jpg)
ビールは冷えるが体も冷える。
神様の世界で酒と満月に酔う。
24日、トムラアタック後、天人峡に下山のつもり。
この頃からみなさんで、「計画が20代の内容だったね。」と笑顔で反省をくり返す。毎日行動時間が長くなっちゃって。でもスピードで無理をしていないせいもあるから、とりあえず納得。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6a/ce3635bd2fba6aaf46d924b71b449ec5.jpg)
そんなことより、天気も眺めも素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/7e/6131ac1c68a397436f0e38fa928157df.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b1/d0e58be93bc2ca7858c0e5387459bb13.jpg)
出会う登山者も増え、挨拶を楽しみながら進むと、南極の氷河のように雪渓が崩れ落ちる北沼に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/32/da2cc1fb9ada47b9f2d0ac6287c333ad.jpg)
ガスの演出もにくい。だってこの後少しずつトムラが晴れていくのですから…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5f/04f3b560945422ab12f5f3f212c63260.jpg)
晴れ過ぎて逆光でしか写せないPeakでのんびり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/91/c8c4970c543370cbbb300df6e8fd7d68.jpg)
トムラは5回目。でも年齢によって感慨が違うので気持ちは初めての感動。
見渡す眺めに「カムイミンタラ」という言葉をかみしめる。
荷物の残置地点まで戻り、雪渓をかき氷で暑さを紛らわせる。
また全荷を担ぎ、お花畑の台地を通り化雲岳へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ab/94d59bc38ef2b8b70476dd855cb0d3fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7f/fc5fb33a78dc421b995ec08e02bace2a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ef/8f821a693cb94daa2c4fac7cd26d0941.jpg)
「天沼」付近は、ほんとに天国ですね。
12:00過ぎだったか、化雲岳着。
天人峡への下りが長いのは知っている。
みなさん疲労でペースは上げれない。でもみな余裕あり。着実な一歩をくり返し降りていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/91/9cc2d012935019c99cbe766a6efc2b6d.jpg)
このルート、嫌な思い出しかなかったが、もしかするとここまでで最も花の種類豊富ではないでしょうか!隠れた花の名ルート?!
満開のワタスゲ野原には感動してしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a0/41bbdb19ede457b77faf5ae727e969a8.jpg)
最後は真っ暗でしたが、みな満足笑顔で下山しました。
人も自然も素晴らしい!
山の大先輩に誘われての平均年齢60歳の4人パーティー。
最若手として約30年振りのカウンナイ遡行を楽しんだ。
22日9:30天人橋スタート。林道跡をたどりポンカウン出合いから入渓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/55/ea8634e6e144165e12dc156491895bb4.jpg)
心配は、天気、重さ、加齢の3つ。
最若手なかっぱは、酒と食料を引き受ける。重さは心配だったが沢に一歩踏み入れると喜びが勝る。天気の心配はないので後は加齢による疲労のみ。
あ~、広い河原だったなあー、と振り返りながら渡渉をくり返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ca/d98cb1a36f02c975e74f01926463dff9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/e9/9a9d24bc814b9cfc6b279f4d3f8a7d61.jpg)
そしてたまにへつる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/40/32d78c4d9d8be11e5f6adb90dcad2e63.jpg)
7時間ほどのんびり歩いて、16:30にカウン沢出合い1㎞ほど手前をC1とする。
カウン沢まで行ってしまうと先行パーティーがいるだろうとの判断もあってだが、ここはよいテン場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/33/e154f1cb2acf287cc8e38dff5b783bc5.jpg)
なかなか上げられなかったがオショロコマさんとも出会えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9e/c1bfb2b368b72c59d89466842edf84ba.jpg)
酒とたき火の正しい夜がふける。
23日、暗いうちから起きて5:30前に出発。
7:00過ぎに魚留の滝に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/3d/b47e2be5f6810db1767941a1a264fb63.jpg)
さてお楽しみの「滝の瀬13丁」に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/3f/091545918038a20955e37aabfd571b1e.jpg)
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歩くだけのことがこんなに幸せな場所はなかなかないですねえ。
そして約30年前でもはっきり形状を記憶している「オーバーハングの滝」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b4/5b623edc05070e062efff92ba8748b31.jpg)
この形状なのに明るさに満ちているのがこの沢のいいところ。
右岸のガレをまっすぐ登りハング壁沿いの踏み跡からトラバース。
ロープが下げてある4mほどの垂直壁を登って超える。念のため後続を短いロープで確保。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/13/8cc836a8b6d2eeab5905c1fd167e4082.jpg)
10:50、1360m二股の2段の滝。ここもかっこいい滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c8/2dc0c41900cef9adc90ed47146de0fc7.jpg)
二股中央に踏み跡があり、簡単に巻ける。上がったところにはいいテン場があった。
そして、ここを越えると源頭感が増してくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/7b/d15ea3cf065a3db8196722ccd3980cb3.jpg)
高いところのお花も見え始め、幸せクライマックスを演出。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c2/5129fb17f29b775c334f49eb9cc9a09d.jpg)
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さあ、もうすぐ稜線というところだが、心配の加齢と重さが現実味を帯びてくる。そもそも休憩が多いのでペースが上がらない。でもすでに9時間以上行動しているので、無理をしないでこの辺で、と、Sさんとともに付近にテン場を求める。
条件を満たすと雪の上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/9c/abb2e0024dddb8c85ffc7d2ff8ac7889.jpg)
ビールは冷えるが体も冷える。
神様の世界で酒と満月に酔う。
24日、トムラアタック後、天人峡に下山のつもり。
この頃からみなさんで、「計画が20代の内容だったね。」と笑顔で反省をくり返す。毎日行動時間が長くなっちゃって。でもスピードで無理をしていないせいもあるから、とりあえず納得。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6a/ce3635bd2fba6aaf46d924b71b449ec5.jpg)
そんなことより、天気も眺めも素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/7e/6131ac1c68a397436f0e38fa928157df.jpg)
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出会う登山者も増え、挨拶を楽しみながら進むと、南極の氷河のように雪渓が崩れ落ちる北沼に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/32/da2cc1fb9ada47b9f2d0ac6287c333ad.jpg)
ガスの演出もにくい。だってこの後少しずつトムラが晴れていくのですから…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/5f/04f3b560945422ab12f5f3f212c63260.jpg)
晴れ過ぎて逆光でしか写せないPeakでのんびり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/91/c8c4970c543370cbbb300df6e8fd7d68.jpg)
トムラは5回目。でも年齢によって感慨が違うので気持ちは初めての感動。
見渡す眺めに「カムイミンタラ」という言葉をかみしめる。
荷物の残置地点まで戻り、雪渓をかき氷で暑さを紛らわせる。
また全荷を担ぎ、お花畑の台地を通り化雲岳へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ab/94d59bc38ef2b8b70476dd855cb0d3fa.jpg)
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「天沼」付近は、ほんとに天国ですね。
12:00過ぎだったか、化雲岳着。
天人峡への下りが長いのは知っている。
みなさん疲労でペースは上げれない。でもみな余裕あり。着実な一歩をくり返し降りていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/91/9cc2d012935019c99cbe766a6efc2b6d.jpg)
このルート、嫌な思い出しかなかったが、もしかするとここまでで最も花の種類豊富ではないでしょうか!隠れた花の名ルート?!
満開のワタスゲ野原には感動してしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/a0/41bbdb19ede457b77faf5ae727e969a8.jpg)
最後は真っ暗でしたが、みな満足笑顔で下山しました。
人も自然も素晴らしい!