先週安瀬山に行こうとしたが濃昼山道入口の雪がなく断念した。
よく一緒に行くUは、その週に円錐峰に行ったというので、円錐峰に行くルートをなんとなく眺めていた。
すると、安瀬の裏側だということに気が付いた。
「こっちから行けば雪あるなあ」ということで、行ってみた。
ところどころ15㎝くらい雪がついた林道を1人で車を走らせる。
1人だと、帰りぐちゃぐちゃになったら越える時どきどきする。
ぐちゃぐちゃの除雪止め車を停めて歩き出す。
時間的にまだ雪が硬いのでぎりぎりまで林道を詰める作戦にする。
林道側面の雪はだいぶ崩れだしている。
落ちてこないように願いながら通過すると熊の足跡。
春先は標高が低い場所の方が足跡ありますね。
周囲を見渡しながら歩くと雨が降ってきたので、しばし雨宿り。
やまないから小雨の中歩き始めたらやんでくれた。
この後も数回熊の足跡をたどる。
どきどき…。
徒渉も雪が柔らかいのでどきどき。
スキーで渡って岸ギリギリでそうっと外し、段差をキックステップで越える。
稜線は安心。
徐々に眺めが広がる。
先週安瀬をあきらめて行った別狩(南)を見る。
こいつもこっちから行けるかな…。
504から主稜線へつながる稜線。
好みの稜線でうれしい。
この辺は標高が低い割にいい斜面が多い気がする。
Peakを捉えた。
滑りも楽しそうだ。
120m下って、150m登る。
この辺だけ海向きの沢から吹き上げる風が強い。
Peak直前のみ少し細いが怖がるほどではなかった。
ガリガリで突風だと怖いかもしれないが、今日はこの辺からは風がないし雪も柔らかい。
約3時間半でPeak。雨宿りしなければ3時間で済んだだろう。
よい眺めだ。
風がなかったのでのんびり昼食をとる。
Peak直下の斜面。
沢型に滑り、途中からコルへ向かう。
贅沢を言えばもう少しザラメがいい。
下りは稜線をたどる。
細いところもあるが藪をよけたりする必要がほとんどない。
歩きやすい稜線だった。
562mまで来ると広々していて気持ちがいい。
512mからスタート地点へ下っていく。
ここも素敵な斜面だった。
滑り終えたところも広々台地でいい。
Co300mくらいで雪が切れたかと思った。
横をのぞきながら急斜面を滑っていくと、なんとかつながっていた。
樹林の急斜面を滑りながら、勘で車のあるところを目指す。
見えた!
ほぼぴったり。
うれしいね。
Peakから海側をのぞいたが、急峻な尾根と沢だった。
当然そっちの方が短いが楽しいライン取りは期待できそうにない気がした。
結果長くなったが変化の多い好みのラインで周回できた。