4月に登れない日が続くととても悲しい。
仕事の質の変化と天気、そして子守りの関係がうまくいかないのだ。
仕事上の心理的ストレスを解消するために山と酒がある。しかし酒だけでは何かとよくない。
昨日は空いていたが雨だった。
天気のよいことがわかっている日曜に始終家でじっとしているのはつらい。
そこで早朝登山。
1時間で行けて、眺めがよくて、森の中を歩けて、滑りも楽しめる場所を考えた。
以前駐車スペースを下調べをしていた朝里川流域を思いつく。
橋の下をくぐり、沢型をつめる。
すると素晴らしい斜面が現れる。
しまった雪の表面だけが柔らかくなり登りにくいが、ここにいる喜びが勝る。
条件は全てクリアだ。
朝里岳手前の1026mを今日のピークとする。
しばし朝里岳北斜面を眺める。滑ってみたい。
地図と比べながらルートを思い描き夢想する。
少し降りると岩頭がある。地図にもわずかに痕跡が見られる。
寝ころぶのにちょうどいい岩棚があったので、10分ほど寝る。
岩頭を一周して、下地が安定しているところでボルダリングを楽しむ。
11月の岩は冷たいのに春の岩は暖かいのはどうしてだろう…。
さて、楽しみの沢型斜面。
時間が早くてまだザラメになりきっていないがストップ雪ではない。
誰もいない斜面に飛び込む。
気持ちがとんでいく…。