なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

7年ぶりの銭天536mの岩

2022-06-26 | 
新しいボルトルートができているという噂を聞いていたので、去年からずっと行きたかった。
でも、自分のトライの切れ目とか、付き合ってくれる人の都合などでなかなか行けなかった。
2015年までは、毎年のように行っていたのにね。

暑くなる前にと思い、7時前に登山口。

岩が見えてきた。
「エスキモーロール」2Pに、ボルトがある。
暑いけど登る。

2P目は左とまっすぐに分かれている。
とりあえず、左を登るが迷ってテンション。
その際に、まっすぐを偵察。中間部が怖そうなので、登った後、下りながらヌン掛けする。

こんなライン。
無事RPした。「10b」という噂だったけど、体感は「10c」。
中間少し上は、長ヌンでちょうどよくドキドキした。

暑いからのんびりして、レイバックが小気味よい往年の名ルート「ウルトラセブン」の1P目。
昔のトポでは「5.9」となっているが、「10bc」くらいのつもりで登らないと泣いちゃいます。

レイバックしないでぶら下がるフォローのU。

で、目的の「中央カンテ左のルート」。
これが「リインカーネーション」2P目ラインでいいのかな、と思われた。

ボルトを中央に見ながら、弱点を探して右に左に触れながら終了点へ。
30m越えのルートにボルト7本と、なかなかの迫力ルート。
こっち面は過去に触っていないので、オンサイト。

見下ろし写真も大迫力。
10aってことはないなあ、やっぱり10cぐらいの気持ちで行かないと登れないと思うけど…。
終了点からPeak方面の景色。

ご近所感なくていい。
逆側を見ると、途中会話していた遠征クライマーが「エスキモーロール」登っている。


昔からフリー化を密かにねらっていた中央カンテの凸部分にもボルトが打たれていた。
懸垂しながらしながら偵察。
今度やろう。整備してくれた方に感謝です。

お昼を食べて、荷物を背負って第1~第2クラックから、中央チムニー。

これ、荷物を背負うとチムニー登りができないので、ちょっとグレードが上がることがわかった。

そのまま稜線に上がり、Peakへ。

到着は15:00。
7:00前から登り始めたから、Peakまで8時間の登山。
充実!






嫁入りに参加できた。

2022-06-25 | 
早朝から修験へ。
1人でぶら下がり、ムーブの確認をする。

そうこうするうちにおお賑わい。

20人近い老若男女が集う日となった。
(多分下は8歳前後? 上は80直前!)

賑わいの中、Sーさんと2人で探り合い。

3便出して、中間ガバに向かう核心を一度も越えれず。
でも、最初の2便は、スパッとあきらめたので、もう一便行けるかと思い、静かに休む。


そして4便目。
核心手前の縦カチは上を取るのをやめて、下のカチで足を移動させるムーブに変更。
ヒールの後、トゥにこだわっていたのもやめて、すぐにカンテを取りに行く。
4便目にして、核心越え。
無心で集中。5本目クリップも、足を決めれば下からが楽と気付き、変更。
これで安心感をもって立ちこむ。
微妙なバランスで十分レスト。
2度ほど強風で、バランスを奪われそうになる。
フェイス面への移動は、細かいところが毎回違った。
小さいカチに集中しつつも、2段になっている足の置き場にも集中し、左カチから右カンテの親指がかかる場所を捉えた。
少しドキドキしながら、でも無心でスカイライン手前の大きめカチに左手を伸ばす。
捉えた。

終了点にかけたら、手を挙げた?
記憶なし。自然に漏れた体の安堵勝利宣言。
写真を撮っていただき、ありがたい。
というわけで、「きつねの嫁入り」12c、RP。
うれしいわ♡。
体の痛みしか実感ないけど…。

こんなにギャラリーが多い中で登れたのは初めてで、びっくりするほど祝福の言葉をいただいた。
ありがたい。

ほっとぼんやりしていると、80直前のN道さんが、若い人のためにヌン掛けをしている。

楽しみは続く…。

海辺の2日間

2022-06-19 | 
この週末は海辺の崖の上。
眺めのよい場所で、体を疲労に追い込むのがよい。
1日目、大黒岩「ソルジャーブルー」

知人が取り付きの安全性向上工事を行ったので、まず、その微調整作業。
毎回、Kさんが先に登ってくれるのでヌンチャクがかかったじょうたいから始められる。
ありがたい。
この日は、2トライ。
6ピンまでノーテンをねらったが、叶わず。
次回は、7ピンまでは、何とかノーテンにしたいもの。(核心は6~8ピンなんですがね…。)


2日目、修験の壁。

S-さんがヌンチャクを垂らしてくれていたので、疲れた体でどうなるもんか、とりあえず「きつねの嫁入り」トライ。
精神的によくない上部は、こなせるようになったが、中間ガバ取りはだめだめ。
強い方がたくさん来たこともあり、トレーニングデイに切り替える。
「山伏」「Mr.ナカミチ」「甘い男」と順調に登り、「拝啓吉田様」で締め。

写真は、ナカミチ初トライのKさん。

とても賑わっていたので、おしゃべりの方が長い。
吉田様は、散々ムーブ談議に参加していたのに、なかなかトップアウトせず。
やっぱり12台は、まだまだ自分には厳しい、ということを美しい眺めの中でじっくり考えた。

修験の2日間

2022-06-12 | 
土日両日、修験で修行。

土曜はめずらしく盛況。
旧知の大先輩、S氏を修験に案内。
これまた旧知のN道氏とお約束すると、総勢9名が集った。
「子ども相談室」にTR掛け1本。
「キツネの嫁入り」3トライ。
新ルートお試し…、と、少し寒い中快適クライミング。


N道氏も、見事RP。

「山伏」お試しのS氏。

旧知のお二方は、日本中の山々や北海道の山のみなさんのお話に終始語り合っていて、嬉しかった。

キツネトライは、S-さんと一緒。

2人で、あーだ、こーだと攻略法を語り合う。
でも3便目はヘロヘロ。

日曜、一人で海岸歩きでもしようかと思ったが、キツネのムーブが頭から離れない。
できないのはわかりつつも確認だけでもと、S-さんを頼りまた修験へ。
前日とは違い、2人だけの静かな1日。

写真は、上部で何かをつかんだS-さん。

2トライしたが、疲れた体で下部核心を抜けれず、上部核心の連続クリップはこわごわこなし、最後の3手飛ばしは、何とかできるようになった。
人が少ない時の趣味下地の整地、前日の活動で見いだした新しい整地場所を積極的に整えた。
土木工事と連日のキツネトライで、体中が痛い。

澄んだ空気の義経岩

2022-06-05 | 
震えながら登った昨日とは一変。
暖かくはないが、爽やかで澄んだ空気の中、気持ちのよいクライミング。


最近仲良くなったやなぎさんが、1日の期待感を感じさせる。

「南中央」でアップ後、みんなで「子どもジュスティーヌ」大会。

子ジュスを3回やって、ようやくノーテン突破。

途中、「弁慶」から「牛若丸」を撮影。

最後に「ならの木」で計6本。
爽やかによいトレーニングができた。

Eさんは、夕暮れ時まで粘り!


かっこよく愉快な仲間たちと爽やかな自然に包まれて幸せ。