なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

トド岩

2011-08-28 | カヌー・水遊び
昨日、不動岩稜から水族館方面を見下ろすと、
岩の島が見えた。
トド岩というらしい。
祝津から船を出せば行けるかな、と思い、偵察のつもりで行ってみた。

水遊びついでに、遊覧船の波をかわしながら進む。

祝津から30分くらいで到着。
そして、上陸。


かもめがたくさん。
昨日は上から、ここを見た。
今日は、ここから上を見る。
不動岩稜がわかる。


今日は、ヘリオス号でした。

祝津の湾に戻り、しばらくヤドカリとったり、もぐったり、浮かんだりして遊ぶ。

水遊び満喫。

ブルーを見下ろすレッドロック

2011-08-27 | 
しょうたろさんとの赤岩。
暑いのでお疲れモードで不動岩稜へ。
ミンミンゼミが鳴いてますね。

まずは、鬼の踊り場で悪魔のダンスを踊る。

ちょっと怖ろしい加工を施してみました。悪魔のダンスですからね。

その後、不動岩稜を行く。
やる気のなさがにじみ出て、わけのわからないピッチ刻みになった。

いつ来ても、海も岩肌も本当にきれいですね。

午後は、『明日は晴れる』を2回ずつトライ。難しいもんです。
44に移って、おなじみのみなさまにご挨拶。
先日登ったカンテが『マダニ』という名前と分かり、ヘロヘロ状態でまたトライ。
当然また1テン。

最後に『おはよう』を登るも、テンションがかかるほどヘロヘロ。
でもまあ、満足。
44行ったら、歳の言い訳はできませんね。



山と山の合間に

2011-08-18 | カヌー・水遊び
8月9日に支笏湖に行った。
行くと、おやおやオコタン野営場が封鎖されている・・・。
もうやらないのかな?いいとこなのにもったいない。
どなたか知りませんか?


変わらず水もきれいで、水温もそこそこ上がっていて楽しく遊ぶ。


人が入っていないせいか、いつものえび取りスポットに行くと、岩の側面にびっしり、
ひとすくい10匹でがばがばすくって、タライに入れて眺めて遊ぶ。
ヨシノボリは、放置していた竿にかかったものですね。


黒松内岳

2011-08-14 | 沢登り
大勢での黒松内岳沢集中。
若者2人を連れて、重滝沢遡行。
ということで二日酔いの体を引きずって、滝を眺める。
水量が少ないせいか、楽に行けそうな感じ。

上から眺める重滝。

その2つ後の滝がちょっと緊張感。
小滝がちょこちょこ出てきて楽しい。

忠実に水量が多い方をたどると、岩盤むき出しの快適な登り。

けっこうクライミングっぽいところもあって楽しい。
眺めもよい。

ピークでのんびりブナ沢パーティーを待って、いっしょにブナ右を下る。
大人数でロープもたくさんあるので、どんどん懸垂してどんどん下るのが楽しい。


その日は寿都の海辺でキャンプ。
海でも焚き火ができて満足。

トヨニ岳1493m、豊似川右股沢~ポン3の沢川

2011-08-09 | 沢登り
8月6~8日にかけて、
前年雨による増水で撤退
を強いられた山行に再挑戦!
いつものUくんがありがたい。

8月6日(土)
10時ごろ札幌発。
浦臼で雷雨注意報の電光表示を横目に見ながら、野塚峠を越えていく。
天気の心配はない。
峠を越えて、車に積んできた自転車を北勝橋にデポ。
二股橋の手前トンネル脇に車を止め15:10林道に入る。

昨年は早朝入渓だったが、今年は焚き火と釣りを目的に少しだけ沢に入り、テン場を探す。
450m付近によいテン場を発見。川原にテントを張る。
魚影が濃いですよ。
イワナがドンドン釣れる。
命に感謝しながら塩焼きでいただく。


幸せたき火で夜がふける。


8月7日(日)
素晴らしい天気に意気揚々と目覚め、6時に出発。
明るい渓相に太陽が輝き、幸せ感いっぱい。


530mで5mの最初の滝が出てくる。
これから、1200mくらいまでに30個近い滝を登ることになる。
どの滝も「こう行こう」「ああ行こう」とちょっと考えて行くのが楽しい。

580mくらいから狭い函状が始まる。
明るい函なので気分がいい。
へつったり滝を越えたりしながら快適に進む。


函内の二股はどこも滝。
大きめだが快適に直登していく。

釜をもっていたり、一枚岩だったりで変化に富んでいる。


10:00、720m。
ボブスレーコースのようなF15。
中も行けそうだが、左岸を軽く巻く。
このころから上半身が滝越えに消化不良。
でも滝はまだまだ続く。
790m二股前、2段の滝。左岸直登。
これを越えると、800m二股まで明るい一枚岩の幸せな通り。
800m二股手前から浅い傾斜の滝が二股の落ち口の滝まで続く。
二股からも一枚岩が続き、滝とも傾斜のきつい流れとも言える渓相。
その終わりが850mのF24。
垂直に近い20mの滝。左岸直登。
最後は本当に垂直なので、右の潅木から回り込む。
高度感たっぷり。


11:20、1000m二股。
右股に入る。
ガレ場を詰めていくと、1100m地点で高さも幅も100mはあろうかと思われる岩盤の滝にぶつかる。

右から枝沢が入っているが岩盤側が直登沢。


12:00ごろから雨が降り始め、ヤブに入る頃にはほとんど土砂降り。
土砂降りの中のヤブこぎは20分で終了。
雨の冷えが体を襲う。
そして、雷音が響き始め、幸せ感がどんどん遠のく。

13:30。トヨニ北峰Peak。
Peakに着くと、風も強まり、雲に覆われ、雷音がドンドン近づいてくる。
怖くなり、荷物を放り出し丸くなって茂みに身を隠す。
完全に雷雲の中、5m横で大砲を発射しているような雷に、生きた心地がしない。
すばやく雨具は着たものの、大粒の強い雨にどんどん体温を奪われていく。
2人で震えながら40分ほど…。

雷が少し納まり、寒さに耐えきれなくなり、テントを張る。

14:30。とりあえずテントに落ち着く。
びしょ濡れのままテントでビールを一缶。
やる事もないので、ウイスキーと日本酒を飲みながら晩飯のスープカレーを作って食べる。


ここでビール二缶目。Uくんが運んできた燻製鶏肉がうまい。

酔っぱらっていると、どんどん晴れ間が広がる。
夕食後、一度荷物を全て外に出し、びしょ濡れのテントを乾かす。


夕方のPeakとは思えないぽかぽか陽気。
太陽に感謝。周囲の山の深さに感心しながらビールをもう一缶。

8月8日(月)
6:00。出発。南峰へ向けて稜線歩き。歩きにくい踏み跡をたどる感じ。
7:00、南峰。ピークにはテントを張れるようなところはない。
東の尾根を少し下るとテントを張れそうな場所。
笹薮に凹みを見つけると、それがそのまま下降路。
ピークから10分で草原の中のガレ沢に出る。
地図の右岸のがけマークからは全て顕著な沢型。
このガレは足腰にこたえる。

急で不安定な下りを延々歩く。

北勝橋へ向かう沢を見つけ登る。
広い川原とその中州をしばらく歩き北勝橋を見つけ、上がっていく。
この登り返しが疲れた体に堪える。

10:40、自転車デポ地点。
意気揚々と自転車に乗って車を回収。

名水の公園で汚れ物を洗濯して、三石の風呂に入って、おしまい。

満足!