なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

宮の沢岩塔って何⁈

2022-10-11 | 普通の山登り
せっかくの平日休みなのに、なぞの天気。
午後になって晴れ間が続きそうな雰囲気なので、近場の探検をしようと思いスマホで地図を眺める。
すると、「宮の沢岩塔」という名前があった。
林道から上がって少し藪を漕げば行けそうな雰囲気なので行ってみる。

林道から送電線下に入る。

写真は2番目の鉄塔。
次の3番目鉄塔までは急登だが、登山道並み。
でも降雨直後で岩がゴロゴロしているので滑る。
3番目の鉄塔は稜線。
その稜線からPeakはすぐ。

藪漕ぎを覚悟したが、藪は1分で終わる。
下地が明らかな疎林。
長めの悪いポコを一つ越えると三角点Peak。

看板があってびっくり!
「宮の沢岩塔」というけど、ちょっと岩が積み重なっているだけなんだなあ、と思いつつも、稜線がまだ伸びているので、いっそのこと反対側に下りるかな、と思いを足を進めると、地形図では稜線の肩にしか見えないところがポコだった。

ここは、眺めも良い。

そして、町側が崖になっているので、のぞいてみると立派な壁。
「これは!」と思い、下りてみる。

垂壁、15m以上ありますね。岩も硬い。
そのまま岩が続いているので、どんどんトラバースしていく。

若干ハングの堆積岩。平たい岩の堆積だけど結構硬そう。

そのまま稜線に回りこんで、反対側から肩Peakを見ると、こちらも低いながら岩塔っぽい。

なるほど、これが宮の沢岩塔か、と納得。
反対側は、先ほどの311mPからガレ場が続いている。大きめの岩がないかと探してみる。
岩はあるけどボルダー的なものはない。でも「あるかな、あるかな」と進んでいくのは楽しい。

稜線は疎林が続いているので、反対側の林道まで下りようと思い、下っていく。
するとすぐにボルダー地帯。

これは、いけますね。
簡単なラインしか引けませんけどね。
すぐに遊べそうなのはこれだけ。さすがにこのためにここまで来ないでしょう。
普通の靴で少し登って下山。

2時間くらいのプチ冒険、知らない岩に出会えたし、冬のウロウロの参考にもなったから満足。

爽やか稀府岳702m

2021-07-04 | 普通の山登り
3日、午前中近場で用事があったので午後から稀府岳。
天狗岩というのが気になっていた。
お気楽思考で登れないかと思ったが予想以上に大きかった。

登山口からお話のスタートみたいで素敵。
そしてまあ、こんなに短時間で別の植生が次々出てくるところってあるかしら。

どこも爽やか感が漂っているし…。
笹藪地帯に入るところも、何とも爽やか。

そしてピークへ。

この看板が遠くから見えるのも、絵本みたいでおもしろい。

この後スタスタと天狗岩を目指す。
振り返った爽やか感がまたよい。

でもこの後は一転してよくある登山道みたいで、滑るし、急だし、笹の切ったやつ踏んで転びそうになるし、それはそれで変化があっておもしろい。
そして、まだ下るのか~と思いが高まったとき、天狗岩は現れた。

ん、でかい!

これはロープだなあ、と思いつつ登る対象としてじっくり観察。
気楽に取り付けるのは1か所のみ。

でもここも高いのと微妙なところがあるのとでなかなか困難。
他の場所は写真の通りハング。
この岩一個で、周囲ぐるっと5.9から5.13越えの幅で6ルートはできそう。
近くにあったら夢のような岩がこんなところにあるんですね。

帰りは夕日が笹藪にあたる中を歩くことを期待したけど、ちょっと早くて微妙な感じ。

爽やかな風が吹き抜ける中を下山。
暑くても爽やかなすてきな山ですね。

音江連山

2019-09-16 | 普通の山登り
「スカイライン」という言葉から想像するのは2つ。
稜線が切れて青空がかっこいい感じと、山の上の方を通る眺めの良いアスファルト道路。
ここのスカイラインはこんな感じ。

いろいろ波紋を呼びそうな…。

それでも車から降りて、

階段を登ると、

ピーク、というのはおもしろい。

砂川に用事があって空き時間が4時間。
冬に気になっていた音江連山に来てみた。
ここから、音江山まで往復。低いけどずっと稜線歩き。

あっという間の音江山。
三角点は立派なのに、比較するとかわいそうな看板。

ナメコ発見。それと怪しいキノコ。

キノコなんです。オレンジ色のやつ。

最後は晴れて、秋の街並みを見下ろしました。

ナメコは味噌汁でいただきました。
おいしかった。

夕張岳1668m

2018-09-30 | 普通の山登り
1995年以来の夕張岳。
当然、新しいヒュッテは初泊まり。


前と比べて山小屋感満載でとてもいい。
太陽光で明かりがつく。
入らなかったけど五右衛門風呂もある。
管理の皆様に感謝です。

暖炉もとても暖かい。


しかし、山はガスガス。


ガスガスのピークに山仲間と立って帰ってきた。
小屋もいいし、道もいい。

晴れている高原を歩きたかった。

紅葉と冬を感じに…。

2017-10-15 | 普通の山登り
山仲間老若男女に誘われて、徳舜別山。


登山口にたどり着くまでに十分満喫した紅葉の中、てくてく歩いて気が付けばPeak。

ホロホロ山を眺める。

せっかくだからと、ホロホロ山に走る。

そして、徳舜別を眺めるとなかなか鋭鋒ですな。

看板がきれいに塗りなおされていました。
ありがたいことです。先の写真は2014年。


中間に登りごたえのある岩があったので試登。


帰りにシマリスが見送ってくれた。