なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

静寂の森でクマゲラに導かれて…

2025-01-02 | 雪の山
豊羽元山近辺の森は、なぜか静寂感が高く感じる。
山鳥峰へ向けて歩き出してすぐに、目の前にクマゲラが現れた。
20mも離れていない。
気付いていないようだから、そーっと近づくが気付かれた。
この距離で見ると、飛び立つときの大きさがでかい。
すぐにまた気に止まり、こちらの様子をうかがっている。
それを数回繰り返すと山鳥峰のピークに到着。
山鳥とはクマゲラのことか!

このまま、南岳を目指す。
ラッセルは深いが4日前の富士形山よりはずっと軽い。
神様のような木々に見守られながら歩を進める。
この稜線上からは、定山渓天狗岳が真横から見られる。
同行UはⅢ峰、かっぱはⅡ峰が未踏。

少し進むと、今度は白井岳が姿を現わす。
ヒクタ峰からの稜線が分かる。
白井も静かで好きだが、スタートがスキー場になるのが少々煩わしい。
ヒクタ経由で行けば、完全な静寂を味わえるかと夢想する。

2度目の南岳ピーク。
前は沢から登ってきた。
まだ1000mに届かないが、今シーズン最高峰。

天気がよいので、まったりする。
ちょうどいい感じの感覚の木を見付ければ、いい感じに張りやすい。
中はカップ麺のカウンターバー。
とても暖かい。

ラッセルの深さが予想されたので、もともとピストンの予定。
戻りながら、ちょっとした楽しみを見つけては滑る。
雪が深いので、無理矢理ターンをして楽しむ。
下山直前でもちょっといい斜面があり、ふわふわの滑りを楽しんだ。
こういう稜線歩きを含むルートは、ステップソールならではだ。
ウロウロ板はいいですよ。