正月明けの温泉旅行、仙台秋保温泉に宿を取り、雪の「山寺」へ行ってきた。
風靡(ふうび)の山寺へ行こう。
俳聖芭蕉が、この地を訪れ三二六年。
立石寺や仁王門、弥陀洞を訪れると、芭蕉が残した風景に出会え、
澄み渡る群青の空に浮かぶ五大堂を眺めると、
その雄大さに時が経つのを忘れてしまいます。
さあ、心が動いたら、山寺に出掛けてみませんか。
【観光協会パンフより】
山寺、正式には宝珠山立石寺という。
860年清和天皇の勅願によって慈覚大師が開いた天台宗のお寺。
10:15 登山口~奥ノ院(山頂)までは標高差176m、約1000段の階段を登る。
根本中堂:国指定文化財 (比叡山延暦寺にも大きなものがある)
日枝神社、足のお守りを二つ購入、神頼みも忘れません
10:20 山門、入山料300円かかります
姥堂:ここから下が地獄、ここから上が極楽という浄土口
外人さんと、姥と思しき妙齢の女性が熱心に話を聞いていました。
山の自然にそってつくられた参道(修験道)の道。
一番せまいところは四寸道(14cm)といわれ、慈覚大師も足跡を踏んで登る道。
せみ塚:山寺を世に広めた「中興の祖」は、松尾芭蕉。
ここで「静けさや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ。
この句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたもの。
百丈岩
長い歳月をかけて風雨が岩をけずり、阿弥陀如来の姿を作りだした
仁王門:1848年に再建されたけやき材の優雅な門。
左右に安置された仁王像は、邪心を持つ人は登ってはいけないと、睨みつけている。
(目を合わさないでさっさと入っちゃいました)
ぼけ封じにご利益が、一杯撫でてきました。
奥ノ院に向かって右側の岩場は修行の場所。
胎内くぐり~胎内堂~地獄谷(行者戻し)~釈迦堂と続く
五大堂から臨む胎内堂
釈迦堂(五大堂から)
10:50 奥ノ院:休堂中でした
(下って)酒蔵?一切経蔵です、書庫でしょうか?
三重小塔(重要文化財):寄ってみました、この祠に納まっています
11:10 五大堂:五大明王を祀って天下太平を祈る道場、現在は展望台になっている
:南側 :奥に蔵王連峰?
開山堂:慈覚大師のお堂で、大師の木造が安置されている。
朝夕、食飯と香を供えているという。
山門まで降りてきました。
階段は雪があり、凍っている場所も、こけないように・・・・・
11:30 大銀杏:樹齢千年を越える、慈覚大師お手植えと伝えられる
中興の祖、松尾芭蕉像
奥ノ院手前にある郵便ポストに向かう職員の方です。
車を降りて長くつに履き替えていました。
11:45 仙山線には時間があったので”ぜんざい”を頂きました。
標高差176m、約5000歩のwalkingでした。
*
秋保温泉篝火の宿「緑水亭」に泊まりました
いっぱい食べました
暖冬、雪はなく霜が降りていました
こんな表情で一年を過ごせたらと(秋保の里センターバス停にて)
愛子(あやし)駅から仙山線で山寺へ向かいました。
あの頃は若かった! 還暦を過ぎた頃でした。