久しぶりのThe Other Life公演。
出演者は4人のみで、脚本は「Lilies」の作者でもある
カナダのブシャール氏。
翻訳が出ていることに気付かず、原著を買ってしまいましたが何か?(笑)
母親に置き去りにされた4人の子どもたちの物語。
知恵遅れとバカにされているイザベル、
母親のスカートをはいている自称作家のリュック、
軍人としてドイツに駐屯中のレズビアンのマルティーヌ、
そして弟や妹の面倒を見てきた小学校教師のカトリーヌ。
それぞれの感情が激しくぶつかり合い、
バラバラになってしまったかのような4人の家族。
でも、やっぱり家族は家族・・・
乱暴ですがそんなようなお話です(笑)
楢原さんに林さん、という芸達者な2人がメインなので、
安心して観てられました。
倉本さんも張り上げた時の声は少々聞き取り辛いのですが、
普通にお芝居してて(当たり前だけど)、
コメディじゃない方がいいんじゃないの?と。
コメディだと、自分で自分に芝居にウケちゃうからさぁ~
リュック役の小野君もかなり健闘してましたが、
彼の惜しいところは‘声’ですねー。
声が割れてしまうので、大きな声を出しても聞き取りにくいんですよね。
こればっかりは訓練でどうなるものでもないし、
惜しいなぁ~と、つくづく思いました。
延々、無言で食事をしてたりする場面は、
母親の帰りを待つ時間の経過を表してたんですかね?
前半の勢いに比べると後半、ちょっとまったりしましたが、
最後には希望を感じられる、なかなか良い作品だったのではないかと思います。
他のキャストでも観てみたいかな~。
今回もWキャストなんですけどね~。
チケット取ってるのは昨日の1回だけ
4千円なら行ってもいいけど、4800円はちょっと高いな~。
微妙すぎ?(笑)
客席で配布物を見るまで気付かなかったのですが、
終演後にミニコンサート?がありました。
そういえば「コンサートやります!」みたいな情報が出てましたっけねぇ
劇中で歌う歌、メロディは同じなのですが歌詞が2通りあって、
去る側の気持ちを歌ったバージョンと、
去られる側の気持ちを歌ったバージョン、なのだそうです。
「一緒に歌いましょう」と、楽譜付きの歌詞カードが客席に配られ、
Wキャストの出演者全員が登場して歌ってくれました。
ただ、司会の関戸君が2回目の歌の前に「お聞きください」って言ったから、
あら、歌っちゃいけなかったのね?って
そして昨日は別キャストの出演者である石飛さんのBDってことで、
サプライズでお祝いがありました。
こういうの、良いですねぇ~
一昨日に比べて疲労度は断然低かったですが、
でもやっぱり帰ってから軽く飲んだのでした(笑)
結局飲むんじゃーん