ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「ベルリン・シュターツカペレ」@サントリーホール

2007-09-30 14:25:00 | クラシック
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
   ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55 「英雄」

      指揮・ピアノ:ダニエル・バレンボイム

                    

バレンボイムが弾き降りをする!
ってことで頑張ってチケットをゲットして行って参りました。
全席完売でしたよ~。
入口に「チケット求む」って書いた紙を持って
立ってるおじさんいましたよ~。(ダフ屋ではなく)

まずはバレンボイムのピアノによるピアノ交響曲。
弾き振りをするため、オケの皆の顔が見えるようピアノが置かれていて
(通常の指揮者と同じく、観客に背を向ける形)
サイドの席だった私はばっちりキーボードサイドとなってラッキー
いやー、見事な演奏でした。
ものすごく音が多彩なんですよね~。
‘ピアノ一台でオーケストラの音を表現できる’って言いますけど
なるほどな~、と思いました。

ピアノの演奏はもちろんですが、オケとのバランスが絶妙!
数十人が弦を鳴らしているのに、pppで演奏しているピアノよりも
更に小さい微妙な音になっていて、すげー、と(笑)
片手で指揮を取りながら演奏してたり、
目で合図送ったり、で見ていて面白かったです

続いては交響曲「英雄」。
こちらは何といいますか、派手~な演奏だったような気がします。
演奏中も奏者同士で目を見て笑いあったりしていて、
とっても楽しそうに演奏されているのが伝わってきました。
・・・って、それだけ?
ん~。
今のところのMyベストはノルディック管弦楽団です、ハイ。

                                

さて。
やや恒例化しつつありますが、「今日の気になる演奏者」のコーナー(笑)
今回は職人ティンパニー奏者と、Theドイツ人チェリストです
ティンパニー奏者の方はドラマ「ER」のグリーン先生似で、
眉間にしわを寄せてティンパニーのチューニングをする姿は
気難しい職人そのもの。
なんか怖そうな人だな~、なんて思ってしまったのですが、
それだけに、カテコでの笑顔がとても印象的でした

そしてもう一人、Theドイツ人チェリスト。
とっても体格が宜しくて(ガッチリ系ね)
見た目の感じから間違いなくドイツ人であろう、
と思しき男性のチェリストがいらっしゃいまして。
体格が良いから手も大きいんですよ。
なので他の人が一生懸命運指してるところでも、
彼の手はほとんど動いているように見えないのです
もちろん、大きく動く時は動きますけど、
それも動き幅はすごく小さく見えるんですよねぇ。
それに気づいてからは気になって気になって・・・(笑)

隣に座っていたのが小柄な女性奏者だったので、
余計に目立ったのかもしれません。
チェロでも手が大きいのは有利なのでしょうか?
ただ、他の奏者に比べてビブラートのかかりは明らかに弱くて
あまり繊細なタイプではないらしい、と(笑)
あ、同じチェロに日本人の方もいらっしゃいました。

          

ちなみに今回の来日公演、
9/27、10/3、10/12、10/19と、
かなり余裕を持たせたスケジュールになってます。
演目が違うのでリハをしなくてはいけない、というのはあるでしょうが、
それにしても、かなりゆったりめですよね。
これはかなり経費がかさむぞ、と
オケだけで50人はいるでしょ~?
関係者含めてまぁ団体割引になるかもしれないけど、
宿泊費だけで1日何十万かで、食費も多分支給されるよなぁ・・・
などと、どうでもいいことを考えてしまいました
しかも公演地は東京のみ!
メンバーからすれば観光する時間もあるでしょうし、
最高のツアーなのではないでしょうか
Comments (3)
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