2009年のアイスランド映画「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」。
アイスランドの首都レイキャヴィク。世界中から訪れた観光客がホエール・ウオッ
チングに出航しようと集まってくる。その中には、中年の日本人夫婦と2人に仕える
メイド、エンドウ(裕木奈江)の姿もあった。6組の乗客を乗せていつものように
観光船は出航する。だが、沖へ出たところで不慮の事故が発生し、船長が死んで
しまう。船長を失い、帰港する術をなくした観光船は、当てもなく海に漂うだけ。
そこへ1隻の捕鯨船がやってくる。喜んで乗り移る観光客たち。それは家族経営の
捕鯨船だったが、その捕鯨船で暮らす母子3人は、国連の捕鯨禁止措置によって
生活する術を失ったことから、外国人に復讐する機会を待っていたのだった。捕鯨
船の中で、殺りくが始まる。
アイスランド初のホラー映画だそうだ。私は裕木奈江のファンなので観たのだが、
なかなかおもしろかった。おもしろいと言っても、訳わからない、突っ込みどころ
満載のおもしろさだ。スプラッター・ホラーだが全然怖くない。登場人物も嫌な人
ばかりで、殺されてもたいしてかわいそうではない。殺す側、殺される側、みんな
イカレた人ばかりなのだ。日本人夫婦とエンドウの会話で、時々日本語が出てくる
のがちょっと楽しい。
とても安心して観られるスプラッター・ホラーである。裕木奈江はなかなかに活躍
していた。監督は裕木奈江をとても気に入ったらしく、次回作でも起用することを
決めているそうだ。裕木奈江、海外でも頑張って欲しい。
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アイスランドの首都レイキャヴィク。世界中から訪れた観光客がホエール・ウオッ
チングに出航しようと集まってくる。その中には、中年の日本人夫婦と2人に仕える
メイド、エンドウ(裕木奈江)の姿もあった。6組の乗客を乗せていつものように
観光船は出航する。だが、沖へ出たところで不慮の事故が発生し、船長が死んで
しまう。船長を失い、帰港する術をなくした観光船は、当てもなく海に漂うだけ。
そこへ1隻の捕鯨船がやってくる。喜んで乗り移る観光客たち。それは家族経営の
捕鯨船だったが、その捕鯨船で暮らす母子3人は、国連の捕鯨禁止措置によって
生活する術を失ったことから、外国人に復讐する機会を待っていたのだった。捕鯨
船の中で、殺りくが始まる。
アイスランド初のホラー映画だそうだ。私は裕木奈江のファンなので観たのだが、
なかなかおもしろかった。おもしろいと言っても、訳わからない、突っ込みどころ
満載のおもしろさだ。スプラッター・ホラーだが全然怖くない。登場人物も嫌な人
ばかりで、殺されてもたいしてかわいそうではない。殺す側、殺される側、みんな
イカレた人ばかりなのだ。日本人夫婦とエンドウの会話で、時々日本語が出てくる
のがちょっと楽しい。
とても安心して観られるスプラッター・ホラーである。裕木奈江はなかなかに活躍
していた。監督は裕木奈江をとても気に入ったらしく、次回作でも起用することを
決めているそうだ。裕木奈江、海外でも頑張って欲しい。
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