日本映画「最後の命」を観にいった。
小学生の時に婦女暴行事件に遭遇した明瀬桂人(柳楽優弥)と冴木裕一(矢野聖人)。トラウマを
抱えたまま成長した桂人は、大人になった現在も人と肌を重ねることに嫌悪感を抱き、最低限の
人間関係だけで日々を過ごしていた。そんなある日、桂人の元に冴木から連絡が入り、2人は
数年ぶりに再会することになった。ところがその晩、桂人の部屋で顔見知りの女性が殺害された
死体となって発見された。警察の取り調べを受けることになった桂人は、冴木が指名手配中の
連続婦女暴行事件の容疑者であることを刑事から知らされる。
重たい映画だった。子供の時に強姦を目撃した2人の青年は、どちらも「性」に対してトラウマを
抱えることになるが、2人は全然別の方向へ向かってしまう。桂人は人と肌を重ねることに嫌悪感を
抱くことに悩み、冴木は女性をレイプしたいという願望に悩まされる。この違いはどうして生まれた
のだろうか。本人たちの持って生まれた資質なのだろうか。
おもしろかったが、時系列が少しわかりにくい部分があった。それと、香里という女性が桂人たちの
同級生として登場し、香里は高校の時に冴木と、大学に入ってからは桂人と付き合うのだが、香里に
この2人が付き合うだけの魅力というか説得力を感じなかった。
それでも、悲しいラストに少しだけ希望を感じて、救われる、そのシーンは良かった。
なんといっても柳楽優弥の繊細な演技が良かった。
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小学生の時に婦女暴行事件に遭遇した明瀬桂人(柳楽優弥)と冴木裕一(矢野聖人)。トラウマを
抱えたまま成長した桂人は、大人になった現在も人と肌を重ねることに嫌悪感を抱き、最低限の
人間関係だけで日々を過ごしていた。そんなある日、桂人の元に冴木から連絡が入り、2人は
数年ぶりに再会することになった。ところがその晩、桂人の部屋で顔見知りの女性が殺害された
死体となって発見された。警察の取り調べを受けることになった桂人は、冴木が指名手配中の
連続婦女暴行事件の容疑者であることを刑事から知らされる。
重たい映画だった。子供の時に強姦を目撃した2人の青年は、どちらも「性」に対してトラウマを
抱えることになるが、2人は全然別の方向へ向かってしまう。桂人は人と肌を重ねることに嫌悪感を
抱くことに悩み、冴木は女性をレイプしたいという願望に悩まされる。この違いはどうして生まれた
のだろうか。本人たちの持って生まれた資質なのだろうか。
おもしろかったが、時系列が少しわかりにくい部分があった。それと、香里という女性が桂人たちの
同級生として登場し、香里は高校の時に冴木と、大学に入ってからは桂人と付き合うのだが、香里に
この2人が付き合うだけの魅力というか説得力を感じなかった。
それでも、悲しいラストに少しだけ希望を感じて、救われる、そのシーンは良かった。
なんといっても柳楽優弥の繊細な演技が良かった。
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