猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル

2017-12-03 12:00:56 | 日記
フランス映画「グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル」を観にいった。

カナダ出身の若き天才として世界の映画界から注目される、監督で俳優のグザヴィエ・
ドランの素顔に迫ったドキュメンタリー。ヴァンサン・カッセル、ギャスパー・ウリエ
ル、ナタリー・バイらドラン作品に出演してきた俳優や、プロデューサー、監督など業
界人たちのインタビューが収録された、52分の映画である。

グザヴィエ・ドランはカナダのケベック州出身の28歳。子役から芸能の世界にいたらし
いが、ずっと無名だった。2009年に19歳で「マイ・マザー」の監督・主演を務め、注
目された。この映画が世に出るまでには大変な苦労があったようで、ドランは貯金をは
たきアパートも売り、文字通り一文無しになってしまったらしい。しかし19歳の青年が
作ったこの映画は高く評価され、それから波に乗り始めた。若いので監督した作品数は
まだ少ないが、そのほとんどが何らかの賞を受賞している。昨年製作され日本では今年
公開された「たかが世界の終わり」は第69回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。
この映画とても良かった。
カナダの人なので作品はカナダ映画になるのだが、フランス語だしキャストもフランス
人俳優なので普通にフランス映画の雰囲気だ。ケベックは母語がフランス語で、フラン
ス系の人が多いので、ドランも顔や名前からしてフランス系だろうと思う。残念ながら
まだ全部の作品を観ていない。監督・主演作、監督作、主演(監督は別の人)作と色々あ
るのでいずれ全部観たいと思っている。
それにしてもこの人、すごい美形なのだ。モデルか俳優(俳優もしてるけど)のよう。こ
んなにイケメンな映画監督いちゃダメでしょってくらい。どの写真も絵になる絵になる。
無名の頃「マーターズ」であっさり殺されてしまうモブをやっているのだが、その頃私
はドランを知らなかったので、全然わからなかった。「マーターズ」を観直してみたい
のだが、あれもう1度観るのキツいなあ…(^^;)あれっでも私「マーターズ」のレビュー
を書いていないみたいだ。やっぱりいつかもう1度観てみよう( ̄▽ ̄)

すっごい美形でしょ!








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