2003年のイギリス映画「猟人日記」。
1940年代後半のグラスゴー。作家志望のジョー(ユアン・マクレガー)は、貨物船の
雑役人として働いていた。ある日、彼は船上から女性の遺体を発見し、寝食を共に
する船の所有者レズリー(ピーター・ミュラン)と一緒に引き上げる。遺体は警察に
引き渡したが、その頃から、ジョーはレズリーの妻エラ(ティルダ・スウィントン)
を誘惑し、彼女と関係を持つようになる。だがジョーには秘密があった。
ユアン・マクレガー主演のサスペンス映画。主人公のジョーはとにかく女性にだら
しがない。次々と関係を持つ。船の仕事をする前は、恋人を働かせて自分は小説を
書き、結局ものにならなかったヒモである。そして船の上から女性の遺体を発見し、
その頃から急に船長の妻エラを意識するようになる。そしてエラを誘惑して関係を
持つ。その後も女性遍歴を重ねる。タイトルは猟人日記というより猟女日記にした
方がいいくらいだ。とにかくユアン・マクレガーのラブシーンが多い。観ていてう
んざりするほど。特に観たくはないのに無理矢理観せられている感がある。
ジョーには節操というものがないらしい。誰とでも寝る。そして船上から発見した
女性は実はジョーとつながりがあったのだ。だが物語は思わぬ方向へ進んでいく。
最初の方は少し退屈だが、その辺りからおもしろくなっていく。女性の遺体は殺人
事件として捜査され始めるのだ。それがどうなっていくのか、その過程はおもしろ
い。
ジョーはひたすら最低の男である。その最低男が次々と女性と関係していく映画、
という感じ。後味は悪い。イギリス映画って、エラ役のティルダ・スウィントンが
主演した「少年は残酷な弓を射る」や、「BOY A」など、重たくて後味が悪い映画
が多いと思う。私は好きだけど。

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1940年代後半のグラスゴー。作家志望のジョー(ユアン・マクレガー)は、貨物船の
雑役人として働いていた。ある日、彼は船上から女性の遺体を発見し、寝食を共に
する船の所有者レズリー(ピーター・ミュラン)と一緒に引き上げる。遺体は警察に
引き渡したが、その頃から、ジョーはレズリーの妻エラ(ティルダ・スウィントン)
を誘惑し、彼女と関係を持つようになる。だがジョーには秘密があった。
ユアン・マクレガー主演のサスペンス映画。主人公のジョーはとにかく女性にだら
しがない。次々と関係を持つ。船の仕事をする前は、恋人を働かせて自分は小説を
書き、結局ものにならなかったヒモである。そして船の上から女性の遺体を発見し、
その頃から急に船長の妻エラを意識するようになる。そしてエラを誘惑して関係を
持つ。その後も女性遍歴を重ねる。タイトルは猟人日記というより猟女日記にした
方がいいくらいだ。とにかくユアン・マクレガーのラブシーンが多い。観ていてう
んざりするほど。特に観たくはないのに無理矢理観せられている感がある。
ジョーには節操というものがないらしい。誰とでも寝る。そして船上から発見した
女性は実はジョーとつながりがあったのだ。だが物語は思わぬ方向へ進んでいく。
最初の方は少し退屈だが、その辺りからおもしろくなっていく。女性の遺体は殺人
事件として捜査され始めるのだ。それがどうなっていくのか、その過程はおもしろ
い。
ジョーはひたすら最低の男である。その最低男が次々と女性と関係していく映画、
という感じ。後味は悪い。イギリス映画って、エラ役のティルダ・スウィントンが
主演した「少年は残酷な弓を射る」や、「BOY A」など、重たくて後味が悪い映画
が多いと思う。私は好きだけど。

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