LBM

「先生！　ＬＢＭって何ですか？　体脂肪計を計ったら、こんな表示があるんだけど…」
と言うご質問。
＆ちょっと嬉しそうなＭさん。
Ｍさん、スマートになってきたものね～☆

ＬＢＭとは？
Lean Body Massの略で、日本語で「除脂肪体重」
＝体脂肪を除いた筋肉や骨、内臓などの総量のことです。

体脂肪計つき体重計を量ると、体重と体脂肪率が出てきます。
（例）
Ａさん：身長１６０cm　体重５０㎏　体脂肪率３２％の場合
体重５０㎏の内、体脂肪量は　１６㎏で、除脂肪体重は　３４㎏
→体脂肪量過多　筋肉量少ない
体質：体脂肪量が多く、ぽっちゃり型　筋肉量が少なく低体力のため、運動が苦手。
（☆体脂肪そのものは　錘となって身体に圧し掛かるだけで役に立たない。
筋肉は　エンジンとなり、身体を動かしてくれる働き者）
そのため非活動的で更に体脂肪脂肪が増加しやすく、筋肉量が低下しやすい
非活動的なため消費カロリーが少なく、筋肉量が少ないため基礎代謝量も低いため、総消費カロリーが少なく、体脂肪が増加しやすい。
メタボリックシンドロームの危険性、関節の負担が高まる。


Ｂさん：身長１６０cm　体重５０㎏　体脂肪２２％の場合
体重５０㎏の内、体脂肪量は　１１kgで、除脂肪体重は　３９㎏
→体脂肪量脂肪適正　筋肉量多い
体質：体脂肪、筋肉量が適正で身体が引き締まりスリム型
（☆筋肉は　ステーキでいうと赤身　かさは低いけれど、ギュッと締まって重たい脂肪は　かさが多い割りに　軽い）　
筋肉量も多いため、動く事が億劫にならず、活動的。動いても疲れにくい。
エンジンである筋肉量が多いため、消費カロリー・基礎代謝量ともに多く、多くの摂取カロリーが必要となり、食べても体脂肪として蓄積されにくい。

同じ身長と体重でも、身体の内容が異なれば、体型も体調も、そして生活パターンも違ってくるのです。

Ｍさんは　これまで、食事のコントロールでのダイエットを色々試したそうですが、どれも効果は無かったそうです。
少し体重が減っても、シワシワ＆たるたるになったり、元気が無くなり体調を崩したりして、そのダイエットも続くことなく、止めればリバウンドを繰り返したそうです。
ところが、運動を始めて半年。
最初は　運動嫌いで、拒否反応か！？　運動前に既に血圧が上がっていたのですが、最近は　血圧も上がらず、楽しそう☆
そして、ちょっとスマートになったなぁ～　動きやすくなったな～と感じていると、体脂肪計も・・・
うふふ☆　変わってきたみたいですよ～！