豊かさ

今朝の新聞テレビ欄に

読売テレビ『かんさい情報ネット　ｔｅｎ！』
「大阪・ミナミに８２年・・・消える昭和の名建築」

とあり、母校精華小学校のＶＴＲが、どんな内容になっているか心配でした。

大阪市の意向は　保存を訴える発言をするならば、取材お断りというのが条件だったそうです。

そんな事を聞き、取材当日も、個人的には「残して！」と強く望んでいても言えないもどかしさが、ありました。

コメンテーターの方々が　私たちが言えない言葉を言ってくれました。

個人としては　もちろん自分の故郷ですから残してほしい。


道頓堀５つあった劇場は　次々と姿を消し、
心斎橋・戎橋商店街は　老舗がなくなりゲームセンターやドラッグストア、
御堂筋に建つ歌舞伎座は　中身からっぽ廃墟のまま・・・


今日、あのＶＴＲを見て改めて思いました。
学習ルームや大阪ジュニアバンド、精華小劇場・・・
多くの人が　あの独特な空間を味わいながら、楽しんで利用し、活用されているのです。
それで余計に「残して！」って気持ちが強くなりました。


コメンティーターの円さんが話していたように、
「あんな建物は他にない」のです。
今から新しい建築物で、あれだけ贅沢で、手の込んだ建物が建てれますか？
ミナミの街に、あれだけホッコリと安心してくつろげる豊かな空間が他にありますか？？

だから「残すべき！！」と言いたい。

大阪市は　この大阪・みなみの玄関である土地を売却してお金を作ったとして、それが本当に大阪の人、ミナミを訪れる人の心を豊かにしてくれるのだろうか？