低酸素マスク

学生アスリートから相談がありました。
種目は　ゴルフです。

「低酸素マスクをしようと思うのですが・・・」

ゴルフで低酸素マスクが必要か！？

低酸素マスクは　今を時めく王子様！　ソチオリンピックで金メダルを取ったフィギュアスケートの羽生選手が練習の時、マスクを着用していました。
本当のところはどうか分かりませんが、報道によると、持久力不足を補うためにマスクをして呼吸しにくくすることで低酸素状態にして持久力トレーニングを行ったとされています。
実際に練習ではマスクをして滑っていました。

マスクの着用は　昔から行われている高地トレーニングと同じ原理です。
原理は　ちょっと難しいのでカッコ内は飛ばして読んでいただいても良いです。
（原理＝低酸素状態に慣れることで酸素摂取効率を高め、走行速度に応じて平地に戻った時の有酸素運動域の拡大、乳酸耐性の向上、グリコーゲンの消費を抑える効果が期待できます。）

確かに羽生選手は　フリーの演技を終えた時には他の選手に比べ、かなり息づかいが荒くなっています。
ソチオリンピックのフリーでは、前半にジャンプを失敗したことで、より息が上がって後半はスタミナが消耗し、最後には　ほとんど意識が飛んでいたほどだったそうです。　


はてさて・・・
ゴルフで、息切れするほどの場面があるでしょうか？？？
ありません。
選手自身が言うには　「効率よくできればよいな～と思って・・・」
とのことでしたが、マスクなしでも自分で強度を高く追い込めば、ゴルフするに十分な持久力が備わるはず、
それをしたうえでの話ですな～。

本日、わたくし、夜にジョギングをしました。
暗い・人が少ないのを良いことに、走りながら落語を繰りました。
低酸素落語。
何のためになる？　
ははは～