元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

頭は低く 目は高く 心は広く

2013-06-12 00:46:28 | 健康
本日の宝塚教室でも前回のブログに書いたように

「背筋=脊柱起立筋は どこから、どこまで?」

と、質問してみると、背中にマークする位置は 皆さんそれぞれでした。
共通した間違いとして、肩あたりから下をマークし、頭や首が含まれていない人が多くいらっしゃいます。

「後頭部から付いていますよ!」

と、ひと声かけると、30歳代のRさんは ひときわ美しい姿勢となり、身長が何センチも伸びたように見えました。
おまけにバストの位置も上がります。

Rさんのように若い方は 体の位置感を整えることで、骨の配置がリセットされます。
その正しい骨の配置を意識し、保つことで、筋肉も正しく働き、姿勢保持筋が強化さていきます。
若い頃は 機能的な変異で、この機能を正しく使うことによって、姿勢が正常化されます。

しかし、若い間、その機能的変異に気付かず、悪い姿勢を続けていると、姿勢保持筋(腹筋や背筋)の機能が悪くなり、首周囲の筋肉も弱くなり硬くなり、骨の構造的変異を起こします。
特に首は 重たい頭を支えますから、頸椎に問題が多く起こってきます。

このたび、皇后さまが 頸椎症性神経根症が悪化されたとの事。
いつも頭を低くされていたからでしょうか。

メディアで気になるのは 和田アキ子さん。 迫力のあるキャラですが、かなり頭部前方にあり、首は 大丈夫かな~?と心配です。

最近では 若い人でもスマフォネック=ストレートネックが多発しているとの事。
頭は低く 目は高く 心は 広く・・・と言いますが、これは 気持ちの上で。
頭の位置、背骨の正しい弯曲を意識し、首をすっきり美しく健康でいたいものです。

頸椎は 緩やかな前弯。    頭の位置は 胴体の真上(黒い影が正常な位置)
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